アシュリー(英: Ashley, Ashlee, Ashlie, Ashleigh, Ashly, etc...)とは、人名または地名の一つ。転写によりアシュレイ、アシュレ等と表記される場合もある。愛称形はアッシュ(Ash)など。
「トネリコの森(の中の開拓地)」を意味する古英語の地名 æscleah (エァシュレーアハ)に端を発する(実際、英国連合諸国および米国ではポピュラーな地名である)。それが姓に転じて後、16世紀頃には男性名の、更に女性名としても使われるようになった(特に擬古調な綴りの Ashleigh は女性名としての伝統的な綴りである)。フィクションにおいてはしばしば少年の名前に使われる。
- アシュリー・コール - イングランド代表のサッカー選手。
- アシュリー・グラハム - カプコンのゲーム「バイオハザード4」に登場する架空人物。
- 任天堂のゲーム「メイドインワリオ」シリーズに登場する架空人物。
- アッシュ・ケッチャム (Ashley "Ash" Ketchum)- ゲーム『ポケットモンスター』の登場人物サトシの英語版等での名前。一応 Satoshi に近い語感が選ばれている。
- あしゅりー - ニコニコ生放送主。
- Ashley Force - NHRAのファニーカードライバー。
- 大野アシュリー - ライトノベル「妹さえいればいい。」に登場する架空人物。
- アシュリー・テイラー スマートフォンゲーム「マギアレコード」に登場する魔法少女。
- アシュリー(Ashley X) - 1997年生まれの、シアトル在住の女性。脳症に起因する発達障害に伴う数々の困難のために2004年に両親が受けさせた成長抑制施術は日本を含む内外で物議を醸している。
- アシュリー卿(Lord Ashley) - 17世紀中頃のイギリスの政治家、初代シャフツベリー伯爵アントニー・アシュリー・クーパー(Anthony Ashley Cooper, 1st Earl of Shaftesbury)。新旧キリスト教徒間の政争ではいち清教徒としてカトリック徹底排除を掲げ、草創期のホイッグ党の精神的先駆者となる。アシュリーという男性名が広まる切っ掛けとなった人物。
本項では3.について説明する。
概要
『さわるメイドインワリオ』から登場。
親元を離れダイヤモンドシティのはずれにある不気味な洋館「ホラーマンション」に住んで修行する、見習い魔女の少女。怒ると黒髪が白色になり赤い瞳が禍々しい眼光を放つ恐ろしい形相になる。性格は相当なひねくれ者。いつも無表情でぼそぼそとしか喋らず、あまり他人と関わろうとしない。大きな魔法を使うときも髪が白くなる。
レッドという親友の使い魔がいて、アシュリーが使う杖やホウキは彼が変身したもの。口数が少ないアシュリーの代わりにアシュリーの気持ちを代弁したりする。ちなみにレッドは関西弁でしゃべる。
実はアシュリーとワリオカンパニーの面々との関わりが薄く、カンパニーの関係者なのかも分からない。「さわる」では初回クリア後にライブハウスサチに遊びに来る(全く楽しそうに見えないが)ので面識があるのは確か
テーマ曲"Song of Ashley"(アシュリーのテーマ)の歌詞によると本当は友達が欲しいらしく、口で言うほど皆のことは悪く思ってないらしい。このテーマ曲は特に人気が高く、「大乱闘スマッシュブラザーズX」「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U」のBGMとしても使われた。
なお日本語版と英語版では歌詞の内容がかなり異なる。簡単に言えば魔女っ娘と魔女の違い。
「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U」では、アシストフィギュアとして登場。デザインはGAME & WARIOのもの。効果は、周囲を闇のゾーンで覆い中に入った敵に対して様々なマイナスの効果を発生させる。
「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」にも続投。性能は変わらないが、デザインがメイドインワリオゴージャスの姿になってる。
アシュリー自身も、それまでの任天堂では見られなかった萌えキャラということもあって、上述の通り高い人気を誇る。2015年の5月現在、pixivで「ワリオ」を検索すると約2500件の絵が見られるが、そのうちおよそ1000件がアシュリーのイラストである。
アシュリーのミニゲーム
初登場の「さわるメイドインワリオ」では、魔女の必須アイテム「マジョルカ・スープ」の素材集めをしている。スープ作りに失敗したアシュリーが家から道路へ出たところに走ってきたオービュロンが衝突してしまい、アシュリー激おこ。オービュロンを素材にすべく、レッドに捕獲するように命令する。
ミニゲームは"つまんでタッチ"。物をタッチしてつまんで移動させる操作、パソコンでいうドラッグ操作をするミニゲームが収録。
ボスはちきゅうシューティング。二画面を使った縦シューティングである。
「おどるメイドインワリオ」ではアシュリーのうちの書庫で植物を大きくする魔法の練習をしていると、どこからかおしゃべりな魔法の書が現れてアシュリーに稽古をつける。稽古を終えたアシュリーが再び魔法を使うと植物は人喰い花となってどんどん大きくなってアシュリーのうちを壊してしまう程にまで成長してしまう。アシュリーご満悦。
本作はキャラクターごとのミニゲームの傾向がナインボルトを除いて無い。アシュリーのステージで新たに追加される"お作法"は指相撲、置き、大威張りの3つ。
「GAME&WARIO」では本に描かれた恐ろしい世界を気に入ったアシュリーが絵の世界に入ろうと魔法を使ったその瞬間ページがめくれてしまい、見渡す限りお菓子でできたお菓子の国に来てしまった。この世界が気に入らないアシュリーはレッドを睨みつけて出口へ急ぐのだった。
「GAME&WARIO」はこれまでのメイドインワリオとは違い、それぞれのキャラクターが一つのミニゲームを担当している。アシュリーが担当するゲームはその名も「アシュリー」他のミニゲームはゲーム内容がタイトルになっているのでかなり浮いている
ホウキに乗ってお菓子の世界を飛ぶアシュリーを操作する横スクロールシューティング。ファンシーなのにクッキーが襲ってくる殺伐とした世界。体力の要素は少なく、攻撃はアシュリーが自動で行うのでクリアするだけならとっても簡単。このゲームが難しくなるのはスコアアタックをした時で、ステージに散らばる魔法力を連続で取得していくとコンボが発生して得点が大きく上昇する。逆に例え1つでも魔法力を逃してしまうとコンボが途切れて倍率が元どおりになってしまう。なのでいかにコンボを切らさないかが重要となる。
このゲーム1番の特徴はアシュリーがかわいいこと。ステージクリアで無表情なりの笑顔を見せてくれたり、マイクに息を吹きかけるとスカートを押さえたりする。しかも障害物に何度もぶつかったり連続で宙返りしたり息を吹きかけすぎたりすると、機嫌が悪くなってGame Padでアシュリーをなでなでして機嫌を取らないと前に進んでくれなくなってしまう。
あとタイトル画面は必見。つい「誰だお前は」と言いたくなってしまう。特にレッド。
バッジとれ〜るセンター
人気があるとはいえ、メイドインワリオのキャラクターのひとりでしか無いはずのアシュリーだが、ワリオやモナを差し置いて何故か単独でバッジが大量に追加されている。
メイドインワリオのキャラクター達のバッジは同時に実装されたのだが、アシュリーだけは追加でハロウィン衣装のアシュリーのバッジが複数置かれた専用台が用意された。それ以降もクリスマスにはサンタガール、正月には振袖、とイベントにちなんだ衣装のアシュリーがどんどん用意され、次の年になれば同じ服装の別のポーズやハロウィンで分身して白猫と黒猫になったりと。他の任天堂のゲームとコラボすることもあり、Splatoonやタンクトルーパーズ仕様のアシュリーが。
ついに任天堂にとどまらず、モンスターハンタークロス(ダブルクロス)やローソンとのコラボが行われた際には、黒炎王装備をつけたアシュリーやローソンの制服姿のアシュリーなんてバッジまで用意された。
いずれの台でもアシュリーは一番取りにくい位置に置かれているあたり、名実ともに目玉キャラクターと言える。
最終的に2017年のエイプリルフールには「クレイジーギャラクシー」というアシュリーがメインキャラクターのゲームが発表された。最早メイドインワリオのキャラクターという枠から飛び出しているのかもしれない。
関連動画
関連商品
関連静画
お絵カキコ
関連コミュニティ
関連項目
- 10
- 0pt