カリム・ベンゼマ単語

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カリムベンゼマ
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最高のベンゼマを披露すると約束しよう」

 

カリム・ベンゼマKarim Benzema, 1987年12月19日 - )とは、フランス産のおにぎりフランスサッカー選手である。
サウジアラビア・プロフェッショナルリーグアル・イテハド所属。元サッカーフランス代表

ポジションはFW。ネット上での称はおにぎり187cm79kg。利き足は右足。

概要

フランスリヨン出身。ルーツはベルベル系のアルジェリア人。

リーグ戦7連覇中という黄金期にあったオリンピック・リヨンで頭を現し、2007-2008シーズンには弱冠20歳の若さ得点王を獲得。2009年世界の名門クラブであるスペインレアル・マドリードへ移籍。クリスティアーノ・ロナウドガレス・ベイルとの3トップBBCトリオと呼ばれ、2015年から2018年の前人未到の3連覇を含む4度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献。それまでは黒子的な働きで貢献していたが、クリスティアーノ・ロナウドが退団した2018-2019シーズン以降はチーム役となって大車輪の働きを見せている。

2021-2022シーズンでは、公式戦46試合44得点という脅威的な数字を残し、ラ・リーガCLの二冠獲得に大きく貢献。両大会で得点王を獲得。この年、文句なしで初のバロンドールも受賞しており、本当に「最高のベンゼマ」をお見せしたシーズンとなった。

全ての年代でのフランス代表でプレーした経験を持ち、20歳でフル代表にデビューしている。しかし、私生活での問題行動が多く、2010 FIFAワールドカップは未成年への売春容疑で落選。2018 FIFAワールドカップもマテュー・ヴァルブエナに対する恐喝容疑で逮捕されたで代表を追放処分となり出場できなかった。そのため、クラブでのやかなキャリアべると代表では活躍できていない。2021年になり、5年半ぶりに代表復帰を果たしている。

ストライカーでありながら周囲を活かすプレーにも長けた万のアタッカーであり、彼のことをストライカーである9番とゲームメーカーである10番の中間である「9.5番」の選手と形容する識者も多い。

アルジェリア系にルーツを持つフランス人という遇は、フランス英雄であるジネディーヌ・ジダンと共通している。

経歴

生い立ち

アルジェリアからフランスリヨンに移住し、アルジェリア人の両から生まれた移民の子としてリヨン郊外のブロンで育つ。兄弟は8人いる。子供の頃から太りがあり、学校いじめを受けてしまう。生まれ育ったブロンという地域が治安が悪かったこともあって次第に素行が悪くなるが、父親サポートもあってダイエットに成功し、犯罪者を進まずに済んだ。。

8歳のときに地元のSCロンで本格的にサッカーを始め、9歳の時にリヨンジュニアチームと対戦した際に2ゴールの活躍によってブロン勝利をもたらす。この活躍が関係者のにとまりリヨンへと引き抜かれることとなる。

リヨン

1996年フランスリーグ・アンオリンピック・リヨンユースに入団。U-16チーム在籍時には1シーズンで38ゴールをあげる活躍を見せており、くから次世代のフランスを担うストライカーとして注が集まるようになる。

2004年セカンドチームであるリヨンB(U-18)に昇格し20試合15得点記録2005年1月15日のメス戦で後半32分から出場しトップチームデビューを果たし、この試合でアシスト記録。その5日後にはリヨン17歳プロ契約を交わす。

当時のリヨンは「リヨン」と呼ばれた程の黄金時代中にあり、新人だったベンゼマはいきなりにはなれず、2006年までリヨンリヨンBのどちらでも試合に出場していた。それでも、徐々にトップチームでの出場機会を増やし、2005-06シーズンアジャクシオ戦でプロゴールを決め、このシーズンUEFAチャンピオンズリーグローゼンボリ戦でもゴールを決めるなど、才の片鱗を見せていた。

2006-07シーズンには出場機会を増やし、驚くべき成長スピードを見せるようになる。この頃はウイングセカンドトッププレーすることもあり、後に万ストライカーへと成長する礎を築いたシーズンでもあった。実者がリヨンの地位を築くと、最終的に21試合に出場し5ゴールという成績を残し、リヨンリーグ・アン6連覇に貢献する。

2007-08シーズンからは背番号を「10」に変更。シルヴァンヴィルトールフローラン・マルダといったが退団したこともあり、クラブからの大きな期待を背負うこととなる。怪がちだったフレッジからCFポジションを奪うと、得点一気にリヨンの若きエースとして君臨。最終的に36試合20得点記録し、弱冠20歳にしてリーグ・アン得点王にき、リヨンリーグ7連覇に貢献。また、CLでも7試合4得点記録し、リヨンベスト16進出に貢献。2008年ブラヴォー賞を受賞するなど大ブレイクしたシーズンとなった。

2008-09シーズンリーグ・アンでは18得点記録し、CLでも8試合5得点記録チームリーグ・アン3位に終わって連覇が途絶え、リヨンの時代は終焉することとなるが、ベンゼマ自身の評価は高る一方となり、リヨンより更に大きなビッグクラブからの注を集めることとなる。

レアル・マドリード

2009年スペインリーガ・エスパニョーラレアル・マドリーへ移籍。移籍3500万ユーロでの加入となったため大きな期待を集めたものの、移籍1年フランスからスペインへの環境の変化に適応できずゴンサロ・イグアイン定位置を譲るなど期待通りの活躍ができなかった。シーズン後にはフランク・リベリーと共に未成年売春に関与した容疑をかけられるなど、散々なシーズンとなった。

同じ時期に加入したクリスティアーノ・ロナウドが1年から大活躍したのもあり、レアル・マドリーサポーターからは案の定ボロカス言われていたが、2010-11シーズン開幕前には自信たっぷりにこうった。

最高のベンゼマを披露すると約束しよう。今年はの年になるだろう。

「最高の~を披露する」という言い回しや翻訳はたまにされるが、ベンゼマはその前からおにぎりネタにされていたこと、昨シーズンのベンゼマの出来がお世辞にもいいとは言えず放出されるのがオチだと思われていたこと、実は性格が温厚であり普段は物静かな青年であることなど色々なことが組み合わさり、日本サッカーネタ部門に残る迷言となってしまった。→最高のベンゼマ

背番号が「9」に変更となり、2010-11シーズンは例の発言通りの活躍が期待され、33試合15得点の活躍を見せたが、レアル・マドリーサポーターがこれで満足するわけもなく批判にさらされた。加えて、練習での怠慢さからジョゼ・モウリーニョ監督からの信頼を得ることができずにいた。
しかしゴンサロ・イグアインが負傷し、エマニュエル・アデバヨールが加入するとに火が付いたのかなんなのか、シーズン終盤に入ってから尻上がり調子を上げた。移籍も噂されたが翌シーズンでの全開する期待を含めて残留。その再またもや自信たっぷりにこうった。

モウリーニョを信頼してくれている。来シーズンは、本当のベンゼマを見ることになるよ。

見事バージョンアップ了である。

宣言通り2011-12シーズンには2年にしてついに有限実行。シーズン開幕前に体重を8㎏落としたことでキレのある動きを見せ、34試合に出場し21得点記録黄金時代を迎えていたFCバルセロナから4シーズンぶりにリーガ覇権を取り戻すことに貢献。UEFAチャンピオンズリーグでも7得点記録し、本当のベンゼマとやらを見せつける結果となった。
なおクリスティアーノ・ロナウドが46得点ゴンサロ・イグアインが22得点取っているのは内緒

2012-13シーズンは、であるベテラン勢とモウリーニョ監督の対立が表面化し、自身も公式戦19ゴールに終わるなど、前年を下回るシーズンとなる。チーム冠に終わったこともあり、批判されることになるが、公式戦69ゴールを決めたクリスティアーノ・ロナウドの活躍を支えていた側面もあった。

2013-14シーズンにはゴンサロ・イグアインナポリへ移籍したためファーストチョイスのFWとなり、チームメイトとの連携も安定し最高のベンゼマを披露。クリスティアーノ・ロナウド、この年加入したギャレス・ベイルとの3人でBBCトリオを形成し、35試合17得点9アシスト記録した。さらにUEFAチャンピオンズリーグでも活躍し、準決勝のバイエルン・ミュンヘン戦の1st legでは決勝ゴールを決めている。決勝戦のアトレティコ・マドリー戦でもスタメン出場。レアル・マドリーUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献した。

2014-15シーズンは、破壊的な得点を見せたバルセロナMSNトリオに押されてリーガで苦戦し、その較で肝心な試合でゴールを決められないことから批判を受ける。その一方、安定したポストワークと周りを使う巧さによってチーム内では二の存在となっていた。

2015-16シーズンチームは混迷を極め、新監督ラファエル・ベニテスから与えられた役割に順応しきれず、代表のチームメイトであるマテュー・ヴァルブエナへの恐喝容疑がかけられたこともあり、低調なパフォーマンス立っていたが、2016年1月4日祖国英雄であり、同じアルジェリアフランス人でもあるジネディーヌ・ジダン監督が就任したことで事態は急転。就任最初の試合となった1月6日のデポルティボ・ラ・コルーニャ戦でゴールを決め、リーガ通算100ゴールを達成。その後もジダンからの絶大な信頼を得たことで調子を上げていき、リーガではキャリアハイとなる24ゴール記録する。

2016-17シーズン黒子の役にしながら、クリスティアーノ・ロナウド相棒としての地位を確立2016年12月7日CLグループステージ第6節ボルシア・ドルトムント戦でCL通算50ゴール記録する。同FIFAクラブワールドカップ2016では、準決勝のクラブ・アメリカ戦、決勝の鹿島アントラーズ戦で2試合連続ゴールを決め、優勝に貢献する。

2017-18シーズンラ・リーガでは深刻なゴール欠乏症に陥り、サポーターメディアからのバッシングがこれまでにないくらい大きくなる。同じく不調に陥っていたベイルと共にスタメンを外れる試合も見られるようになり、最終的にリーガでは5ゴールのみという不本意な成績に終わる。CLでも準々決勝、準決勝と重要な試合でスタメンから外され、チーム内での立場も揺らぎかけていた。しかし、2018年5月26日CL決勝リヴァプール戦では相手GKミスを誘って先制ゴールを決め、マドリーCL3連覇という偉業達成に貢献する。

チームアイコンだったクリスティアーノ・ロナウドが退団した2018-19シーズンは、これまで以上に責任がのしかかることとなる。しかし、ロナウドが抜けたは想像以上に大きく、チーム公式戦495分間連続でノーゴールが続くなど、深刻な得点不足に悩まされる。そんな中でリーガでは21得点公式戦通算30得点と奮闘。チーム冠に終わったが、個人としては前年度の低評価を見返すシーズンとなった。

2019-20シーズン前線の大柱として活躍。シーズン後半戦に差し掛かると、マルコ・アセンシオやヴィニシウスといった若いアタッカーを引っりながら自らもゴールを決め、ベイルエデン・アザールが大きく期待を裏切った分、際立った活躍を見せる。2020年7月16日ラ・リーガ第37節ビジャレアル戦では2ゴールの活躍を見せ、4シーズンぶりとなるラ・リーガ優勝をもたらす。このシーズンでもリーグ2位となる21ゴールを決め、32歳にしてようやくチーム役としてタイトルを獲得したシーズンとなった。

2020-21シーズンルカ・モドリッチトニ・クロースと共に3連覇を経験したメンバーの一人としてチームを引っる立場となる。過密日程となったシーズンチームは怪人が続出し、自身も離脱した時期もあったが、2021年4月10日バルセロナとのエル・クラシコで先制ゴールを決め、クラシコでのシーズンダブルに貢献。攻撃の核として奮闘し、決めるべきところで決めながら膨大な仕事量をこなしたが、チーム冠に終わり、自身を信頼し続けたジダン監督シーズン終了後に退任する。

2021-22シーズンは開幕から絶好調ぶりを見せ、2020年9月12日ラ・リーガ第4節セルタ戦では、ハットトリックの活躍を見せ、ラ・リーガ6試合終了時点で8ゴール7アシストという驚異的なスタッツを残す。11月3日CLグループステージ第4節シャフタール・ドネツク戦で2ゴールの活躍によりチーム勝利に導くと、敵将のロベルト・デ・ゼルビから「彼はバロンドールにふさわしいし、現時点での世界最高のストライカーだ」と称えられる。シーズン折り返し時点で公式戦23試合20ゴール8アシストという記録を残し、好調を維持したチームの中心となる。2022年1月8日ラ・リーガ第20節バレンシア戦で史上4人となるクラブ通算300ゴールを達成する。3月8日CLラウンド16 2nd leg PSG戦では2点のビハインドを背負った状況から圧巻のハットトリックを達成し大逆転勝利を演出。まさに「最高のベンゼマ」が登場した一夜となった。なお、34歳でのハットトリックCL最年長記録である。直後のラ・リーガ第28節マジルカ戦でも2ゴール1アシストの大活躍。また、4月7日CL準々決勝 1st leg敵地でのチェルシー戦でもハットトリックの活躍でチーム勝利に導き、史上4人となるCL2試合連続ハットトリック偉業を成し遂げた。さらに、ホームでの2nd legでは一度は逆転される苦しい試合展開となりながら延長戦に決勝ゴールを決め、またもやエースとしてチームを救う。さらに準決勝のマンチェスター・シティ戦でも2試合共にチームを救う重要なゴールを決めており、「ベルナベウの奇跡」と呼ばれる大逆転劇の立役者となる。結局、ラ・リーガでは27得点12アシストCLでは15得点で2つの大会で得点王を獲得。公式戦46試合44得点というキャリアハイの成績を残しレアル・マドリードの両タイトル獲得の最大の立役者となり、2021-22シーズン役となった。この功績が評価され、34歳にして初めて2022年バロンドールに選出。名実ともに最高のベンゼマを披露する約を守ることとなった。

2022-23シーズンも開幕3試合で3ゴールと順調なスタートを切るが、34歳という年齢してか負傷を繰り返し、戦線を離脱することが多くなる。それでも高い決定は維持しており、2023年4月2日ラ・リーガ第27節バリャドリード戦でハットトリックを決めると、4月5日のコパ・デル・レイ準決勝第2戦FCバルセロナとのエル・クラシコでは公式戦2試合連続ハットトリックを達成し、逆転勝利に貢献する。リーガCLタイトルは逃したものの、公式戦34試合23得点と相変わらずの決定を見せる。
2023年6月4日、14シーズンにわたってプレーしたレアル・マドリードからの退団を発表する。通算647試合に出場し、クラブ歴代2位353ゴールという偉大な記録を残している。

アル・イテハド

2023年6月6日サウジアラビア サウジ・プロフェッショナルリーグSPL)のアル・イテハドに加入することが発表される。3年契約で年俸1億ユーロ150億円)、さらに高額なボーナスが含まれる巨額の契約と言われている。
リーグ開幕直後にヌーノ・エスリトサント監督と衝突し構想外となったと報道されたが、キャプテンとして出場した8月25日の第3節アル・リヤド戦では移籍後初ゴールを決め、チーム勝利に導いている。2023年12月にはFIFAクラブワールドカップ2023に出場し2試合連続ゴールを決めるが、チームは準々決勝でアル・アハリカイロに敗れている。12月16日アルナスル戦でクリスティアーノ・ロナウドとの再会マッチが実現している。

フランス代表

各世代別のフランス代表に呼ばれており、U-17フランス代表としてサミルナスリやジェレミー・メネズと共に2004年U-17欧州選手権優勝を経験している。

アルジェリア籍も持っているためアルジェリア代表に入る可性もあったが、フランス代表を選択。2007年3月28日オーストリアとの善試合でフランス代表デビュー。この試合で代表初ゴールとなる決勝ゴールを決め、以降も代表に定着するようになる。

2008年6月に開催されたUEFA EURO2008メンバーにも選出され、背番号10を背負う。しかし、初戦のルーマニア戦、第3戦のイタリア戦にスタメンで出場したものの立った活躍を見せられないままで終了する。

その後、不可解な采配を続けるレイモン・ドメネク監督のもとで混乱期にあった代表で南アフリカW杯欧州予選を戦ったが、レアル・マドリード移籍後に調子を落としたこと、さらには未成年売春した疑惑をかけられたもあり、2010年ワールドカップ本大会のメンバーから外れる。

ローランブラン監督が就任したフランス代表に復帰し、2012年6月に開催されたUEFA EURO2012に出場。4試合全試合に1トップとしてスタメンで起用されるが、ノーゴールに終わり、チームも当時黄金期にあったスペイン代表に敗し、ベスト16止まりとなる。

この頃、代表では一時期ゴール欠乏症に陥っており、2012年6月6日エストニアとの善試合以降2013年10月11日オーストラリアとの善試合まで実に15ヶ20時間以上時間にして1200分以上に渡りノーゴールが続いていた。エースとしての役割が全うできず批判も集まっていたが、ブラジルW杯欧州予選プレーオフウクライナとの第2戦ではトータルスコアタイに戻すゴールを決め、本大会出場権獲得に貢献。

2014年6月には自身初出場となる2014 FIFAワールドカップ ブラジル大会に出場。グループリーグ初戦のホンジュラス戦で2ゴールの活躍を見せ、MOMに選ばれると、続くスイス戦でもゴールを決めて2試合連続でのMOMに選出され、グループリーグ突破に貢献。ベスト8まで進んだ今大会ではエースとして5試合に出場し3得点を挙げる活躍を見せた。よかったねベンゼマちゃん!

2015年11月に、性行為を映した映像を利用し、同じフランス代表の僚友マテュー・ヴァルブエナを恐喝に関与した容疑でフランス警察当局に逮捕される。本人は容疑を否認したものの、フランス首相を務めていたマニュエルヴァルスから「偉大なスポーツ選手は模範的でないとならない。そうでないならば、フランス代表のチームに居場所はない」と批判され、フランスサッカー連盟からは期限代表活動停止処分が科される。その後、代表監督のディディエ・デシャン批判したことで両者に確執が生まれたこと、EURO2016優勝2018ワールドカップ優勝とベンゼマが抜けたフランス代表が結果を残したこともあり、2015年10月を最後に代表に選ばれていなかった。

2021年5月18日EURO2020に出場するフランス代表のメンバーに選出され、およそ5年半ぶりに代表に復帰することとなる。6月2日おこなわれたウェールズとの善試合でスタメンに名を連ね、PKのチャンスを得るが相手GKストップされている。大会直前のテストマッチとなったブルガリア戦では前半41分に負傷でピッチを後にするアクシデントに見舞われるが、軽傷だったため本大会には間に合わせる。
EURO2020グループステージでは、ドイツ戦、ハンガリー戦と2試合続けて不発に終わり批判を浴びるが、第3節のポルトガル戦では前半終了間際にPKを決め、代表での5年258日ぶりの得点記録。さらに、後半2分にもゴールを決め、フランスの首位通過に貢献。また、この試合ではかつて名コンビを組んでいたクリスティアーノ・ロナウドとの再会が注を集め、そのロナウドも2ゴールを決めている。ラウンド16のスイス戦でも2試合連続での2ゴールを決めたものの、チームは2点のリードを守り切れずにまさかのPK戦で敗退。優勝補筆頭に挙げられながらベスト16で姿を消す。

2021年10月UEFAネーションズリーグ2020-21ファイナルでは準決勝のベルギー戦で反撃の狼煙となるゴールを決め、さらに決勝のスペイン戦では同点ゴールを決め、フランスの初優勝に貢献。自身にとっては代表での初タイトルとなった。2021年11月13日の2022 ワールドカップ欧州予選第9節カザフスタン戦では、2ゴールを決めフランスの8ゴールを奪っての大勝に貢献し、ワールドカップ出場権を獲得する。

2022 FIFAワールドカップメンバーにも選出されるが、直前の代表合宿中に左太ももを負傷し、2022年11月20日に大会の欠場が発表される。大会中の復帰の噂も流れたが、結局最後まで実現しなかった。大会終了後の12月15日フランス代表からの引退を表明する。

個人成績

シーズン クラブ リーグ 試合 得点
2004-05 リヨン リーグ・アン 6 0
2005-06 リヨン リーグ・アン 13 1
2006-07 リヨン リーグ・アン 21 5
2007-08 リヨン リーグ・アン 36 20
2008-09 リヨン リーグ・アン 36 17
2009-10 レアル・マドリード ラ・リーガ 27 8
2010-11 レアル・マドリード ラ・リーガ 33 15
2011-12 レアル・マドリード ラ・リーガ 34 21
2012-13 レアル・マドリード ラ・リーガ 30 11
2013-14 レアル・マドリード ラ・リーガ 35 17
2014-15 レアル・マドリード ラ・リーガ 29 15
2015-16 レアル・マドリード ラ・リーガ 27 24
2016-17 レアル・マドリード ラ・リーガ 29 11
2017-18 レアル・マドリード ラ・リーガ 32 5
2018-19 レアル・マドリード ラ・リーガ 36 21
2019-20 レアル・マドリード ラ・リーガ 37 21
2020-21 レアル・マドリード ラ・リーガ 34 23
2021-22 レアル・マドリード ラ・リーガ 32 27
2022-23 レアル・マドリード ラ・リーガ 24 19
2023-24 アル・イテハド SPL

個人タイトル

プレースタイル

スピードテクニックパワーセンスを合わせて持った万のFWであり、ゴールのみならず、周りを使う技術や安定したポストプレーを得意としている。リヨン時代は彼の憧れでもあるブラジル怪物ロナウドを彷彿とさせる単独突破でゴールを奪うストライカーだったが、レアル・マドリードに移籍してからはより10番に近いスタイルへと変貌している。識者の中には彼は9番(センターFW)というよりは9.5番(セカンドトップトップ下)と評するものもいる。

前線っているよりも、頻繁に中盤やサイドに顔を出してゲームメイクに関与するタイプで、フィジカルとボールコントロールを活かしたポストプレーでタメを作る。彼のキープによって時間が作れるため、全体が押し上げられ、攻撃に幅が生まれる。また、前線から動くことで相手DFを引っり出す技術にも優れ、味方のためにスペース提供する。クリスティアーノ・ロナウドゴールを量産できたのもベンゼマが行きを作りつつ、相手を引き付けてスペースを作り出したことが大きい。

得点不足から批判を受けることが多いが、周りのエゴイストを気分よくプレーさせるために欠かせない存在であり、器用さ故にかれていた部分は大きい。クリスティアーノ・ロナウドが退団した後はストライカーとしても結果を残しており、コースを突いた巻いたシュートをもっとも得意としている。

最高のベンゼマ伝説

最高のAAを披露すると約束しよう

          / ░░░ ░\     
         /  ::◥◣::◢◤:::  \  
       /  .<●>::::::<●>  \  
       |    (__人__)     |  最高のベンゼマ約束する。
       \    ` ⌒´    / 
        /,,― -ー  、 , -‐ 、
       (   , -‐ '"      )
        `;ー" ` ー-ー -ー'
        l           l

                                 ,.へ
  ___                             ム  i
 「 ヒ_i〉                            ゝ 〈
 ト ノ                           iニ(()
 i  {              ____           |  ヽ
 i  i           /◥◣,░░,◢◤\           i   }
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 ト-┤.      /    (__人__)    \    ,ノ  ̄ ,!
 i   ゝ、_     |     ´ ̄`       | ,. '´ハ   ,!
. ヽ、    `` 、,__\              /" \  ヽ/
   \ノ ノ   ハ ̄r/:::r―--―/::7   ノ    /
       ヽ.      ヽ::〈; . '::. :' |::/   /   ,. "
        `ー 、    \ヽ::. ;:::|/     r'"
     / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
     | 答 |     実質ベンゼマの得点     │|
     \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ

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カリム・ベンゼマ

10 ななしのよっしん
2022/06/02(木) 09:43:44 ID: qA+8oWq8o8
ネーションズリーグ決勝で決めたのは先制ゴールではなく、同点ゴール
それはさておき、今年のバロンドールベンゼマ一択でしょ。
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11 ななしのよっしん
2022/06/02(木) 22:06:04 ID: CYtp+VVbAc
>>10
通常のシーズンだったらベンゼマで間違いないと思うけど、今年はワールドカップイヤーだからなあ
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12 ななしのよっしん
2022/06/02(木) 22:13:14 ID: ke6Y2kNlUG
>11
今年からヨーロッパシーズンが審期間になったからWCは入らないよ
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13 ななしのよっしん
2022/10/18(火) 05:27:24 ID: AkDZbmyprY
遂にこの男もバロンドーラーに。
クリスティアーノ・ロナウドが抜けてから得点量産体制になってキャプテンシーもあり、昨季のCLや今季に入って不調が噂されるも復帰初戦のエル・クラシコ得点できるように勝負強さもある。
クリスティアーノ・ロナウドの本当の後継者。
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削除しました ID: g5TLLDEv8b
削除しました
15 ななしのよっしん
2022/10/19(水) 18:15:48 ID: cUm3njeDrB
世界最高、いや史上最高のおにぎりだよ…!
本当におめでとう。
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16 ななしのよっしん
2022/11/20(日) 09:46:08 ID: GdN78MWMzv
確かに今シーズンマドリーで怪がちで欠場が多かった気になってたけど、ワールドカップ欠場は残念すぎる
年齢的にも今回が最後のワールドカップだろうだけに
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17 ななしのよっしん
2022/12/24(土) 01:21:19 ID: z80kzjqY4t
つくづく代表に縁のない人だったなぁ…
しかしバロンドーラーがいなくても優勝&準優勝できちゃうフランス代表の強さよ
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18 ななしのよっしん
2023/06/09(金) 15:13:28 ID: cUm3njeDrB
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19 ななしのよっしん
2024/02/28(水) 13:44:16 ID: pbEkBcRiUS
気で一線を越えるタイプ陰キャラ
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