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グェスとは、「ジョジョの奇妙な冒険」の第六部「ストーンオーシャン」の登場人物である。単行本の一巻から登場。
ヘイヘイヘイ!チュー言葉を使えって言っただろ!気をつけろ!
６部序盤に登場。グリーンドルフィンストリート刑務所の女囚で、主人公空条徐倫の監房メイト。
エルメェスから買い取った「矢」の破片でスタンド能力を得て、徐倫が初めて戦ったスタンド使いとなった。
年齢22歳、身長171cm、体重55kg。罪状は放火、殺人未遂、仮釈放中の逃亡で、刑期は12年。囚人番号:FE18081。
特徴は、鳥の足跡模様のヘアバンドと、左右に三個ずつ入った涙ボクロのようなタトゥー。
徐倫と出会って数秒で椅子で殴りつけるなどヒステリックな面があるが、本人曰く初対面の人間には臆病らしい。実際はそのうえ情緒不安定で嘘つきときているからたちが悪い。
「友達が欲しい」と思う気持ちは本物だが、「支配しなければ気が済まない」という歪んだ性分を併せ持ち、それがさまざまな奇行に繋がっている。一言で言えばメンヘラである。
たまたま手に入れたスタンド『グーグー・ドールズ』はそんな彼女の屈折した心を象徴するような能力を持ち、能力で小さくした看守にインコの死体を着せてペット扱いしていた。
ルームメイトとなった徐倫に対しても、早々にズボンを水浸しにしたり朝食を横取りしたりと様々な嫌がらせを敢行。そして看守の次のペットにしようと画策する。
（インコの死体を着せた看守に芸をさせて）
よお～～～～～～～しよしよしよしよしよしよしよし
よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし
とってもとってもとってもとってもとってもとっても
きゃわィィイイわねェェェェェェェェピーちゃん！よく出来たッ！
（小型化した徐倫を握りしめ猛ダッシュしながら）
ジョリ～～～～～～ン ジョリ～～～～～～ン 徐倫！
ジョッ リィヒヒィィ～～～～～～～～ン！
まだ6部の物語が明確な軌道に乗る始める前に登場したためか、スタンド使いの中では徐倫とプッチ神父、どちらの仲間にも属さない唯一の存在となった。戦闘も徐倫との一戦のみ。戦闘ではボコボコにされたものの後にも徐倫のルームメイトとして登場していた。
「何にでも“名前”はある」という思想から偶然得た「心の力」スタンドに『グーグー・ドールズ』と名付け、結果これが徐倫が自らのスタンドに『ストーン・フリー』と名付けるきっかけとなった。
名前の由来は、アメリカのロサンゼルス発のプレミアムカジュアルブランド「GUESS(ゲス)」から。
ジョリ～ン連呼の歌はアメリカのカントリーミュージックシンガー、ドリー・パートンの代表曲のひとつ「ジョリーン」を過剰にしたものだと思われる。
作中での顛末
陰謀で15年の刑期を食らい刑務所に収監された徐倫と相部屋となる。二段ベットの下をグェスが使用。
数日前にエルメェスから買い取ったスタンド能力を引き出す「矢」入りのペンダントにより、「他人を小さくする」能力を身につけていたグェスは、小型化した看守にインコの死体の皮を着せ、ペットの「ピーちゃん」として溺愛していた。だが芸を満足にこなせないピーちゃんに苛立ったグェスは、中に入った看守を殺害してしまう。その場面を見てしまった徐倫は、グェスに小型化させられた上にネズミの死体の皮を被せられ、ペットの「チョロ吉」としてチュー言葉の使用を強制される。
グェスはチョロ吉（徐倫）に脱獄の片棒を担がせるためにコントロール室への潜入を命じる。ところがスタンドの射程圏外に出てしまった徐倫は身体の大きさが戻ってきてしまい、慌てて監房に帰ろうとするも、これを本体への裏切りとみなしたグーグー・ドールズに殺されかける。
追い詰めらた徐倫は土壇場でスタンド「ストーン・フリー」を覚醒、グーグー・ドールズを退ける。そこへスタンドのダメージ反映で流血したグェス本人が登場、謝罪の意を述べながら「でもチュー言葉はたまに使ってほしい」と懇願する。
本心では諦めていなかったグェスは、許しを請うフリをして隙を突き徐倫を格子の外へ突き飛ばし、看守に撃ち殺させようと仕向ける。ストーン・フリーでも鉄格子を突破できない様を見たグェスは勝利の雄叫びを上げるが、「糸」の集合体であったストーン・フリーは鉄網越しに腕を裂きながらグェスの顔面にパンチを叩きこみ、めでたく初オラオララッシュをブチこまれて決着となった（スタンドは物質を透過できるというよく忘れられる設定があるためストーン・フリーじゃなくても攻撃されたと思われるがこのシーンはカッコいい）。
このときグェスの顔面は原形をとどめないほどボコボコになっていたが次話では完治して登場し、徐倫の家来になることを誓っていた。
その後はしばらく出番がなかったが、のちのミュッチャー・ミューラー戦で再登場。
スタンド攻撃で記憶を保持できない徐倫を心配そうに気遣っており、自分の弁当を勝手に徐倫に食べられた際も怒らず諭していた。
（ちなみに徐倫に負けた際に「二段ベッドの下を譲る」と発言していたが、この時ちゃんと二段ベッドの下が徐倫、上がグェスに変わっている。）
普通の友達になろうという努力は垣間見えたのだが、看守を嬲り殺したり性格が歪み過ぎていたためか、明確な仲間入りは果たさなかった。
『グーグー・ドールズ』 これがあたしの精神力の名前
グーグー・ドールズ
【破壊力:D / スピード:C / 射程距離:20～30m / 持続力:D / 精密動作性:B / 成長性:B】
グェスのスタンド。円筒型につまようじの先が何本か付いたような頭部に機械的な腕をしている。ネズミ程度の大きさの小型のスタンド。
対象の体を小さくする能力をもつ。遠隔型で、小さくした対象に付きまとい、対象がグェスへの裏切り行為を働くと自動的に攻撃に転ずる。本体の気質がそのまま反映されたような能力である。
第5部に登場した『リトル・フィート』と似通った能力だが、「射程距離内であれば非接触で発動できる」「本体は小さくなれない」「瞬時に小型化できる」「対象が射程外に出ると元に戻る」などの差異がある。
スタンド名の由来は、アメリカのロックバンド「Goo Goo Dolls」より。
『グーグードールズ』の記事も参照。
ここには『再生しない』って言葉はないんだぜェェェーーーーーーーッ
それより今の絵師!ペンタブを取りに戻ったんだぜッ!
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色々あったけどあたしを嫌いにならないで
- 徐倫ー！徐倫ーッ！徐倫 ジョッー！リッヒヒィィィ～ン！
- ストーン・フリー←グェスにオラオラを叩き込む際、名付けられた。
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