スレイン・トロイヤード(スレイン・ザーツバルム・トロイヤード)とはTVアニメ「アルドノア・ゼロ」の登場人物で、同作における主人公の一人である。
だから・・・今度は僕が、概要を記すんだ・・・
地球生まれでありながらヴァース帝国に所属する少年で、火星側における主人公。
1月11日生まれ、16歳(一期)→18歳(二期)、身長170cm(一期)、A型。
クルーテオ伯爵の従者(一期)→騎士(二期)→伯爵(15話~)
アルドノアを研究するトロイヤード博士の息子であり、父の研究の都合で幼少期は地球各地を転々としていた。
生まれは北部ヨーロッパであるが、前述の理由で特に故郷という意識は薄い。
本編の5年前、2009年に父と共に火星ヴァース帝国へ渡る。
この時何らかのトラブルによって単身一人用のポッドで帝国内の宮殿内に墜落、偶然居合わせたアセイラム姫の人工呼吸によって一命を取り留めた。
(この際にアルドノア起動権の移譲がなされた可能性がある)
その後帝国に迎え入れられた父と共に宮殿内に住まうも、本編開始2年前・2012年に父が亡くなる。
トロイヤード博士が優秀な研究者であったため表面化しなかったものの、地球人である彼ら父子が宮殿に住まうことに周囲は不満をもっており、博士の死によってそれらがスレインへ向けられる。
その為もあって火星に身寄りのない彼は行き場をなくすが、アセイラム姫たっての希望により彼女の家庭教師に就任、僅かな期間であったが姫との親交を深める。
その後正式な受け入れ先としてクルーテオ伯爵のもとに仕えることが決まり、話を聞いたその日の内に彼の揚陸城へ連れていかれる。
そこでトリルラン男爵からの暴行、クルーテオからの差別を受ける。
以後は地球人であるということで差別を受け続けながら、いつかアセイラム姫と再会することを夢見て耐え忍んでゆくこととなる。
性格は長年差別に晒されていたためか普段は自己に抑圧的であるが、唯一人として接してくれたアセイラム姫に対しては心を許しており、その価値観は彼女を第一としたものであった。
アセイラムのためにと行動を決めた際は直情的・感情的であり、状況ゆえか銃で訴えることも多いが理性的な判断に欠ける所があり、結果として状況を悪化させることも多い。(一期)
アセイラム姫の家庭教師となっているが、10~11歳位で火星に移住したため彼自身も地球に関する知識は十分とは言えず、空・海の青い理由を光の屈折によるものという間違った説明をしてしまっている。
( そしてこの間違いが二期1話から重要な意味を持つこととなる。)
あなたは、姫に忠誠を誓っていますか・・・?(一期)
アセイラム姫の地球来訪のため家庭教師として同行、その勤めを果たして彼女を見送る。
その際お守りとして父の形見のペンダントを渡した。
その後姫の暗殺をうけてクルーテオ城が降下、誰よりも平和を願っていた姫の死にショックを隠せずにいた。
トリルラン卿の新芦原制圧に際しクルーテオよりスカイキャリアの操縦を命じられ出撃。
そこで生きていたアセイラム姫を目撃、トリルランに問いかけると彼は姫の暗殺計画を暴露する。
アセイラムを守るためスレインは銃を奪いトリルランを射殺、決して引き返せない一線を越えてしまう。
クルーテオの関与を疑う彼は誰にも真相を話せぬまま行動を開始。結果スパイ容疑をかけられた彼はスカイキャリアを強奪し、アセイラム姫を追いかけることとなる。
種子島においてフェミーアン伯爵と交戦中の地球軍を目撃し、そこにいるアセイラム姫を守る為戦闘に介入する。
地球側を援護することでヘラスを撃墜するが、姫に対する立場の違いと互いへの不信から共闘した「オレンジ色」のパイロット(界塚伊奈帆)と決裂、撃墜されてしまう。
撃墜後クルーテオの部下に回収・連行され、揚陸城にて拷問を受ける。
スレインは姫を守る為に一切を黙秘し、姫を利用させはしないと言い放ち気絶。
その後姫の生存とスレインの忠義を推測・理解したクルーテオはスレインを介抱しようとするが、突如襲撃したザーツバルムによって生死不明。
スレインはザーツバルムによって連れ去らわれることとなる。
ザーツバルム城で目を覚ましたスレインは伯爵と対面、クルーテオの潔白と暗殺計画の真相、そしてザーツバルムの真意と目的を知る。
伯爵の理想に心動かされる部分があり、アセイラム姫の理想との間で迷いを抱くこととなる。
地球連合本部への侵攻が始まり、ザーツバルム伯爵によって解放された彼はタルシスの起動に成功、アセイラム姫の下へ向かう。
心が定まらぬまま揚陸城内を走り続け、かつて姫と共にいた「オレンジ色」に追い詰められるザーツバルムを目撃、咄嗟に割り込み三機は諸共アルドノアチャンバーへなだれ込む。
アセイラム姫のいるその場所へと・・・
念願叶いようやくアセイラム姫の下へたどり着いたが、直後放たれた銃弾によって姫が撃たれてしまう。
目を向ければ、凶弾の射手は自分が助けたザーツバルム伯爵。
激高したスレインは伯爵を銃撃するも、定まらない照準では重傷を負わせてもその命を奪うことはできなかった。
茫然自失する彼の目に映ったのは、負傷した体で這いつくばりながらもアセイラム姫の下へ向かう「オレンジ色」の少年。
如何なる心境か、冷静に銃を再装填したスレインは少年へ姫に近づくなと警告する。
向けられた返答は「コウモリ」の一言と拳銃。
迷うことなくスレインは引き金を引き、物語は一旦幕引きを迎えることとなる。
行くぞハークライト、ここからは僕たちの時代だ(二期)(執筆途中)
揚陸城の戦いで乗りこんできた界塚伊奈帆、アセイラム姫、ザーツバルムとの4つどもえの中、敵対状態であった 伊奈帆に銃撃を浴びせ騎士としての使命を体現し、負傷のザーツバルムに重傷を負ったアセイラムの救助を取引として吹っかける。取引は承諾され、乗ってきたタルシスに彼ら3人で帰還後、火星の騎士として戦場をかける日々を送る。
13話の時点で騎士としてある程度以上の活躍をしていたようで、彼の救援を受けた火星の兵士は明らかな安堵を見せていた。
また、意識不明のアセイラム姫を匿っていることも判明する。
14話におけるトライデント基地への威力偵察で界塚伊奈帆と交戦、互いの未来予知・予測によって拮抗した戦いをするが、交戦距離から離れたため引き分ける。
エデルリッゾから「オレンジ色」の話を聞いており、伊奈帆側も軍の情報から「コウモリ」の情報を得ていた。
ここに至って両主人公は互いの名を知り、その存在を改めて意識するのであった。
第15話で他の火星騎士から「地球人」という理由で絡まれたところ、ザーツバルム伯爵が止めに入りその場でスレインを「息子」とした。
その後出撃しタルシスで再び伊奈帆と戦闘を行い15話冒頭で惑星軌道へ向けトラップを仕掛けていたが、右腕を損傷した所でザーツバルム伯爵の乗るディオスクリアに割って入られ自身は後退、仕掛けたトラップは最終的にザーツバルム伯爵の命を奪う形となった。
ザーツバルム伯爵が死に、帰ったスレインには「息子」としての演説が待っていた。
こうしてスレインは名実ともに「スレイン・ザーツバルム・トロイヤード伯爵」となった。
16話では盗んだ爵位で走り出し手に入れた地位を確固たるものにするべく、地球連合軍の「トライデント基地」へタルシス単独で突入し基地を破壊。
マリネロス島に帰還した彼は、兵士・諸侯から「強者」に対する敬意を向けられるのであった。
17話にて地球人の台頭を認められないマリルシャン伯爵から決闘を挑まれ18話で戦う。
「ハーシェル」の無人誘導兵器(仮称)ファンネルによる飽和攻撃に苦戦するが、閉所におびき出すことで誘導兵器の動きを制限しこれを殲滅。
後退するハーシェルに追いすがり、頭部をシールドクローで切断する。
これによってマリルシャンは宇宙空間に投げ出され死亡し、スレインは勝利するとともに(決闘の掟により)マリルシャンの財産を全て譲り受けることとなる。
レムリナ姫扮するアセイラム姫の独立・新国家樹立宣言の際、彼女の口からスレインを夫とすることが告げられ、新国家の王族にまで上り詰めることとなった。
視聴者からの扱い
一期放送開始時点から女性を中心に高い人気を持ち、感情的で青臭い所や、やること成すこと裏目に出るあたりも好意的だったり同情的な意見が多く見られていた。
視聴者からのあだ名は劇中でも使われた「コウモリ」と、空が青い理由を光の屈折という間違えた説明をしたことからついた「屈折王子」がある。
地球と火星、どちらに立つのか中途半端で場を混迷させたり、姫を守るつもりが自らの失態で危機に見舞い、以後は姫の命だけでも守るつもりなのか火星騎士として地球に牙を向ける姿など、どちらのあだ名も彼の生き様を表していると言えなくもない。
完全に余談であるが、提供画面に使われることも多く、提供に定評があるスレインというコメントもある。
その提供が顔に被ってシュールさを醸し出しているのだが・・・ANIPLEXェ・・・
番外編:アルドノア学園
転校生という設定で登場する。
本編では見せる余裕がないような天然な一面を見せる。
視聴時間をずらして下さい!あなたを乗せてると(動画が)重いんです!
関連静画は投稿されています。僕はこの目で見ました。
関連コミュニティ・・・やっと見つけた・・!
スレイン・トロイヤードに関するニコニコミュニティを紹介してください。
あなたは、僕の関連項目ですか!?
- 1
- 0pt