デッドライジング2 (DEAD RISING2) とは、2010年9月30日にカプコンから発売された Xbox360&PS3用ゲームソフトで、デッドライジング (DEAD RISING)の続編である。また、Windowsでも開発され発売を控えている。
また、現在XBLA専売で、本作の3年前を描くプロローグ「DEAD RISING2 CASE:0」を購入可能。
CASE:0でのセーブデータを本編に引き継ぐことが可能。
さらに、本編終了後直後を描くエピローグ「DEAD RISING2 CASE:WEST」を予定。
こちらには、前作主人公フランク・ウェストも登場しco-opプレイも可能。
マイクロソフトポイントでは購入できず、クレジットカード購入のみの販売なので注意。
概要
ジャンルは「ゾンビパラダイスアクションゲーム」。
製作は米カプコンではなく、日本カプコンである。
ディレクターの稲船敬二をはじめとする少人数の日本人スタッフを中心に、カナダの制作スタッフ(カプコン傘下)が開発するという形での開発である。
CERO Z(18歳未満禁止)指定のソフトである。残酷な描写がよく話題にされたが、国内版は規制された前作と違い、本作では国内版と海外版での残酷表現での差はなくなり、国内版に限れば大幅にアップしている。
ゲーム内容は、ゾンビパラダイスと化したフォーチュンシティで、チャックと呼ばれる元モトクロスチャンプが、軍が救助に来る72時間後まで、様々な問題を解決しながら愛娘ケイティを守る、サバイバルである。
ゲームのエンディングはマルチエンディングであり、ゲーム内での入手情報や娘の容体により変わっていく。
本ゲームの見所は、多くの武器による多彩な攻撃パターンや、多数あるコスチュームにアクセサリー。 また、本作にはコンボ武器や、オンラインによるCo-opとテラー・イズ・リアリティー(『TiR』)などの新要素もある。
本作は、ウィラメッテのアウトブレイクから5年後の世界であり、Case:0は本作の三年前である。
キャラクター
- チャック・グリーン
本作の主人公。職業は元モトクロスレーサーであり、現在は娘の薬代のために『TiR』(後述)に出場している。チャックさん曰く、「TiRはバイクで一番稼げた」とのこと。
ラスベガスでアウトブレイクがあり、その際に妻を失い、娘がゾンビ感染者になってしまう。
元モトクロスレーサーらしく、ゲーム中ではバイクを駆って移動できる。手先も器用で日曜大工=DIYが得意であり、パーツがあれば、北斗の拳風釘バットからライトセーバー、さらにはバイクそのものをも作り上げてしまう。
また、狭い空間にゾンビが密集した際、余裕の表情で殲滅した後、さらりと「とりあえず片付けた」と言うなど前作主人公フランク・ウェストに負けず劣らずの人外であるが、胃腸の方は弱く、悪いものを食べるとリバースしてしまったりするようだ。 - ケイティー・グリーン
チャックの愛娘。ゾンビ感染者であり、定期的(24時間毎)なゾンブレックス(後述)の投与を必要としている。ゾンビ感染者になったのは、ゾンビ化した母親に咬まれた為である。(CASE:0にて語られている)定期的にゾンブレックスを打っていたためか、三年前(CASE:0)は苦手だった注射も、現在はある程度克服しているようである。 - ステイシー・フォーサイズ
ヒロイン一号であり、本作の無線担当。ゾンビの人権を主張する団体『CURE』のメンバー。『TiR』に抗議するためフォーチュンシティを訪れ、アウトブレイクに巻き込まれる。 - TK
本名はタイロン・キングで通称"TK"。テレビ番組『テラー・イズ・リアリティー(TiR)』の司会者として、有名である。 - ツインズ
双子の美女。『TiR』のアシスタントをしている。
ちなみに黒髪の方がクリスタルで、金髪の方がアンバーと呼ばれている。 - レベッカ・チャン
本作のヒロイン二号。アジア系の美女。泣きボクロがチャームポイントである。
テレビ局のレポーター。取材でフォーチュン・シティを訪れていたところ、アウトブレイクに巻き込まれる。主人公にとんでもない濡れ衣を着せるが、美貌ゆえにプレイヤーからは人気が高い。 - レイモンド・サリバン
避難所の管理人だが、前作のオティスと違い、無線担当がヒロインになった為にあまり出番がない。
用語
- テラー・イズ・リアリティー(TERROR IS REALITY略して『TiR』)
『恐怖が現実のものになる』、『恐怖こそが現実』の意。
フォーチュン・シティのアリーナで開催される悪趣味な人気テレビ番組で、様々な方法でゾンビを殺し得点を競い、莫大な富と名声が競技者を、スリリングでグロテスクな内容が観衆を惹きつけて止まない番組である。また、ゾンビの権利団体『CURE』が元人間であるゾンビの扱いについて抗議をしている。オンラインでの『TiR』は4人対戦が可能で、手に入れた賞金をゲーム本編へ持ち込むこともできる。 - ゾンブレックス(Zombrex)
ゾンビ化を抑制する薬であり、現在はゾンビ化に対する唯一の手段になっている。
前作でイザベラがフランクに作った薬を元に開発された薬で、三年前(CASE:0)は12時間だった効果時間も、現在は24時間まで伸びている。ちなみに、値段が高いのは生産が追いつかず『薬の生産量<使用者の量』の状態が続いているためである。
ケイティはこの薬の投与を不可欠としており、チャックはレースやTiRの賞金でゾンブレックスを手に入れて与え続けていた。ゾンビが溢れかえったフォーチュンシティの中でも、彼はケイティのためのゾンブレックスをまず探し回ることとなる。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
前作デッドライジングのコミュニティがあるので表記しておきます。
関連項目
外部リンク
- citizensfortheundead.com(英) ゾンビ権利団体CURE公式
- visitfortunecity.com(英) フォーチュンシティ観光案内
- tapeitordie.com(英) とあるフォーチュンシティファンのブログ
- tapeitordie.jp 「~.com」の日訳など
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