ドラッグストアとは、流通小売業の一業種である。一般にチェーンドラッグストアのことを指す。
俗にDSと略されるが、業界ではディスカウントストアのことを指すので、業界ではDRとかDRGと略することもある。なお、薬局のことはファーマシーともいう。
概要
ドラッグストアとはdrug(薬)を扱うstore(店)であり、アメリカ発の一形態である。扱っているものはメインとして
この3本柱をメインにディスカウント販売する。ほかにも食品(お菓子やインスタントラーメンなど)や文房具なども扱ったりしており、なかにはGMS(一般にいうスーパー)と同じ形態で、生鮮食品を扱ったりする店もある。
なお、ドラッグストアの中には薬局を兼ねているものもある。しかし、日本では薬局とは医薬品医療機器等法で「薬剤師を最低一人常駐させ、調剤設備を併設すること」となっており、それ以外の店は薬局と名乗ってはいけない。したがって、店舗名で「●●ドラッグ」とか「●●ファーマシー」とか「●●薬品」とか「くすりの●●」とかなっているのは、ドラッグストアではあるものの、薬局ではない。
また、薬局で扱える商品は保険調剤によって行う医療用医薬品のほか、OTCと呼ばれる一般医薬品のうち、第一類医薬品は薬剤師でないと販売してはいけない。
かつては全国にチェーン店が群雄割拠の状態にあり、優に100社以上はあった。そのため、その人によく利用するドラッグストアを質問したら、その人が住んでいる場所がわかってしまったほどである(ホームセンターもそうだが、ホームセンターより経営会社は多い)。しかし、今日ではマツモトキヨシ、ツルハ、ウエルシア、スギ薬局など大手による企業買収、吸収も相次いでおり、また屋号も統一されてきている。
ドラッグストアを日本で一大ブームにしたのは「マツモトキヨシ」であり、特に化粧品は今までデパートに行かないと物色できなかった上、デパートに行くのに気後れしていたことで、気軽に化粧品に触れ合えるティーン層、ヤング層にまで顧客を取り囲み、ウインドウショッピングを好む女性層に大きく支持を受けることとなり、急拡大した。後に駅前だけでなくロードサイドにも多数進出し、「ユニクロ」などのファストファッション、百均と並んでそれまでの商圏を駅前から塗り替えたとまでいわれている所以である。
店舗は一部メガストアと呼ばれる巨大な店もあるが、だいたいは300平米から500平米ぐらいであり、そこまで広くしていない。その理由はホームセンターと違って目的買いが多く、あまり広いと普段使いに向かないからである。
ニコニコでは実際の店内探訪よりテーマソングやCMをアップしている動画が多い。中でも岡山地盤のザグザグのCMはよく知られている。
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