ノーヴェ・ナカジマとは、『魔法少女リリカルなのはStrikerS』『魔法少女リリカルなのはViVid』『ViVid Strike!』の登場人物である(StrikerSでは単にノーヴェ)。CVは斎藤千和。
概要
魔法少女リリカルなのはStrikerS
ジェイル・スカリエッティの部下の戦闘機人集団・『ナンバーズ』の9番。瞳は他のナンバーズと同様金色で、髪の毛は赤色。普段からいらついたような態度で口も悪い。
ナンバーズでの教育担当が5番のチンクだったため、チンクを強く慕っている。また、ウェンディは稼働時期が同じだったので組むことが多い。
固有武装は「ジェットエッジ」と「ガンナックル」で、それぞれがスバル・ナカジマのデバイスである「マッハキャリバー」、「リボルバーナックル」とそっくり(それを模したのだから当たり前だが)。さらにISは戦闘技法である「ブレイクライナー」で、さらに「エアライナー」(スバルの「ウイングロード」との違いは帯が魔法陣ではなくテンプレートであるくらい)を使える。そういった戦闘スキルの類似だけでなく中の人が同じとあって、ネットでは「2Pスバル」などと言われたことも。
地上本部襲撃時はティアナの幻術に翻弄された。またチンク、ウェンディとともにタイプゼロ・ファーストであるギンガ・ナカジマを確保するも、ギンガが重傷を負ったことで激昂したスバルのIS「振動破砕」で右腕を損傷、そして慕っているチンクも生体ポッドでの治療が必要なほどの重傷を負ってしまったことでティアナ、スバルへのリベンジを誓う。
第21話ではオットーの補助を受けウェンディ、ディードとともにティアナを襲撃するが、敗北し確保された。
その後、スバルやギンガの父であるゲンヤが保護責任者となり、ナカジマ家の一員となった。
なおOPではどう見てもスバルのライバルキャラとして扱われていたのに、StrikerS本編でスバルとはまともに交戦しておらず、上述のとおりティアナの噛ませ犬にされると言う不遇どころでは済まない扱いをされている。まぁ下記の理由でスバルとガチで戦わせるわけにはいかなかった事情もないわけではない。実際のところはどう見ても脚本に無理があって、結果としてこんな扱いにならざるを得なかったとか言ってはいけない。
ネタバレ関連
クイント・ナカジマのクローン細胞から製造されたため、スバルやギンガとは血縁上の意味でも姉妹であるといえる。
スバルの固有武装である振動破砕は対人戦において非常に危険なため、もし事情を知らないままなんでもありで正面衝突していればスバルは妹殺しの業を背負ってしまった可能性もあった。(実際相打ちで威力を半減させたチンクでさえ意識不明の重態に陥っており、JS事件終了まで治療ポッドから出られなかった)
魔法少女リリカルなのはViVid
StrikerSのころは何だったんだと言いたくなるくらい性格が丸くなった。本人曰く殴り合いも暴力も別に好きではなかったが、当時は荒れてて誰彼構わず喧嘩を売りたい気分でそれしかできなかったらしい。
StrikerSで扱いがめちゃくちゃ悪かったせいか、本作ではメインに昇格しておりほぼ全話で登場する。主にコーチ&保護者としてヴィヴィオたちを見守るポジションである。
ストライクアーツ有段者で、高町ヴィヴィオにストライクアーツを教えている。ハイディ・E・S・イングヴァルトを名乗ったアインハルト・ストラトスから格闘を挑まれ、覇王断空拳をくらってダウンするも、逆にアインハルトにも十分なダメージを与えていたために結局相打ちの形になる。その後アインハルトに格闘技を勧める。なお相打ちという前作に続いていきなり噛ませ犬の扱いを受けた彼女だが、これは単純にノーヴェがアインハルトの戦闘スタイルを知らなかったことによる。地力では普通にノーヴェのほうが上回っており、その後のルーフェン編におけるスパーではアインハルトをあしらっており、そのときには『断空』もノーヴェが自力で習得していたことも判明している。
しばらくの間師匠と呼ばれることを否定していたが、ヴィヴィオたちがインターミドルに出場するにあたってコーチの登録が必要だったため、正式にコーチとなる。
ViVid Strike!
ViVidの時点ではナカジマジムの賃貸場所を探している状態だったが、1年たった本作では正式に設立し会長となっている(ViVidでもアインハルトから会長と紹介される場面はあった)。
ルーフェンでリンナと友人になった影響なのか、少し髪を伸ばしている。
その他
中の人が同じで戦闘スタイルも似ているスバル・ナカジマとの戦闘は痴話喧嘩をもじって「千和喧嘩」と呼ばれる。
関連項目
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