ハリハム・ハリー単語

ハリハムハリー

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よう！俺はハリハム・ハリーや。アニメ『HUGっと!プリキュア』に出てるハムスターや。言うとくけどネズミとちゃうで。設定的にはいわゆる妖精さんっちゅう扱いになるんかな？普段は野田順子さんが俺の声をあててるねんけど、人間になったら福島潤さんが担当するんや。ほなよろしくな。

概要やで

『HUGっと!プリキュア』で、主人公野乃はなの元に空から降りてきた赤ちゃん・はぐたん。そのはぐたんと一緒にやってきたハムスターがハリーである。ハムスターだけに「ハムハム」と書きそうになるが、「ハリハム」なので注意。

自分が住んでいた、時代的にははなたちのいる現代から遙か未来の世界をクライアス社にめちゃくちゃにされたため、その未来を守るべくプリキュアの力を探しにやってきたのだが、普段は子連れ狼のごとくはぐたんをキャリー付きベビーカーに乗せて移動している。そのキャリーの中には四次元ポケットのごとく育児グッズや変身アイテムのプリハートが入っていたり、広げると巨大な家になったりする。

立場的にはいわゆるイクメン。人間の姿になったら赤髪のイケメンにもなる。だが口調はハムスターの時も人間の時も関西弁。基本的にはぐたんのお世話をしつつはなたちプリキュアに育児指南をする立場。というのも、はぐたんを育てるには明日の力アスパワワが必要で、それを与えられるのはプリキュアだけ。そのためはなたちがはぐたんとうまくやれるようにするのが基本スタンスとなり、人間時に表向きでははぐたんを育てるシングルファザーとして動くことに。その一方で「こっちの世界で生活するために」とファッションやヘアメイクなど女の子のためのビューティーショップ「ビューティーハリー」を開業することになる。

しかし、はぐたん同様ハリーも謎多き人物。どうして変身できるのかはもちろん、なぜはぐたんの子守をしているのか、どうしてこの時代を選んでやってきたのか、さらにはルールーに関してアンドロイドやクライアス社の事情を知っているような口ぶりもある。ハリーに関する秘密も物語の鍵になるのかも。

ちなみに、これまでプリキュアシリーズで人間に変身できる妖精は、担当する声優が妖精も人間も1人で声を担当していた。ココとナッツも草尾毅と入野自由が裏声使って演じている。だが、今回はシリーズで初めて妖精役と人間役を分担する、2人1役体勢となっている。そんなことも有り、ボーカルアルバムに収録のキャラソン「おどろきカンゲキ☆ドンとハリー！」も2人1役変則デュエットとなる模様。

間違えて欲しくないねんけどなあ、気ぃつけてぇな

幼児誌やプリキュアショーの告知、プリティストア等で販売される一部グッズ等で人間体の名称が「ハリ男」とされている事がある。ただ、これは構成の坪田文によれば「ハリ男とは呼ばれないよー」とのこと。ということで「ハリ男」はあくまで制作上での便宜上の呼称であり、公式的には人間体も「ハリー」である事に注意されたい。

あまり知られたくなかったんやけどな……

ハリーは実は未来の世界でハリハリ族と呼ばれるハムスターに似た種族で、同じ境遇の仲間たちと一緒に暮らしていた孤児だった。年上のハリーはちび達を世話しながら一生懸命生きていた。

しかしある日、仲間たちを疫病が襲う。リストルや病気にかかったビシンとともにプレジデント・クライによってスカウトされてクライアス社に入ることになる。そしてそこで彼が受けることになったのは、おそらくはドクター・トラウムによる怪物化の改造手術であった。だからこそ、クライアス社についてもある程度の内情を知っていたという事になる。その直後ハリハリ族を襲った大火災。相次ぐ災厄で集落は壊滅し、自暴自棄になったハリーは怪物となって暴走するが、結果クライアス社に拘束されることになる

だが、そんな彼に差し伸べられた手。未来の世界のプリキュア・キュアトゥモローだった。彼女はハリーの傷ついた心を慮り、そして彼の強大な力を押さえ込んで拘束から解放、自らの身体を制御する鎖を与えることになる。しかしトゥモローも戦いの果てに捕らえられてしまう。だがトゥモローは諦めなかった、「未来は輝く」という信念や仲間たちと交わした約束があればこそ。

これに感化されたハリーはクライアス社と決別することを決め、トゥモローと共に脱獄、彼女が最後に発揮したマザーの力に導かれる形で、現代の世界にやってくることになる。

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