バルクとスカル(Bulk and Skull)とは、アメリカ合衆国の特撮テレビドラマ『パワーレンジャーシリーズ』に登場する架空のコンビ。
概要
『パワーレンジャーシリーズ』の初期6シーズン(俗に言うゾードン編)のコメディリリーフにして、裏の主役とも言えるキャラクター。ストーリーには絡まずにコメディシーンを演じることが多い。
バルク
本名はファーカス・バルクマイヤー。コンビの親分で太目の体格が特徴。学校の成績は悪いが賢い一面もある。
演じたのはポール・シュリアーで、『パワーレンジャー・ターボ』の前半では猿になったバルクの声を担当。幼少時及び子供にされた姿はコーディ・スレイトン。
日本語版の声優は『パワーレンジャー』第48話までは桜井敏治、第49話以降から『パワーレンジャー・ロスト・ギャラクシー』までは大山昇。子供にされた姿は藤原あかりが担当。『パワーレンジャー・映画版』では塩屋浩三。
スカル
本名はユージン・スカロビッチ。ピアノ演奏が得意だが、自分のイメージに合わないとして隠している。
演じたのはジェイソン・ナーヴィーで、『パワーレンジャー・ターボ』の前半では猿になったスカルの声を担当。幼少時及び子供にされた姿はロス・J・サムヤ。
日本語版の声優は『パワーレンジャー』第48話までは成田剣、第49話以降から『パワーレンジャー・イン・スペース』までは川中子雅人。子供にされた姿は三浦智子が担当。『パワーレンジャー・映画版』では坂口賢一。
登場作品
- パワーレンジャー
- マイティ・モーフィン・エイリアンレンジャー
- パワーレンジャー・映画版
- The Good, the Bad, and the Stupid
- I'm Dreaming Of A White Ranger
- パワーレンジャー・ジオ
- パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー
- パワーレンジャー・ターボ
- パワーレンジャー・イン・スペース
- パワーレンジャー・ロスト・ギャラクシー
- パワーレンジャー・ワイルドフォース
劇中での活躍
パワーレンジャー
パイロット版
バルクとスカルの前身と思わしき4人組の不良が登場。その内1人をバルク役のポール・シュリアーが演じている。
残り3人の役者は不明。
第1シーズン
エンジェルグローブ高校に通う不良高校生コンビとして登場。自己中心的な性格で同じ高校に通うジェイソン・リー・スコットたちを腰抜け軍団呼ばわりしては災難に遭うという行動を毎回毎回繰り返していた。
第2シーズン
パワーレンジャーにゴーレムから救われた際に「怪我はないか?」と話しかけられたことから、「会話出きる=生身の人間」だと気付き、パワーレンジャーの正体を探り始め、毎回失敗するという行動を繰り返した。この時期から親と逸れた赤ん坊を世話するなど、人のいい一面も見せるようになる。一度はパワーレンジャーの正体を突き止めることに成功するが、彼らの窮地を救う為、モンスターに挑み、その記憶は消えてしまう。
第3シーズン
「制服を着たい」という理由から警察官養成学校に入学し、見習い警官に採用されたが、上司のストーン警部を巻き込んで騒動を引き起こしている。
The Good, the Bad, and the Stupid
パワーレンジャーとモンスターの戦いの影響で洞窟に閉じ込められてしまう。
マイティ・モーフィン・エイリアンレンジャー
マスター・ヴァイルの起こした時空操作の影響によりそろって子供にされ、悪ガキコンビになってしまう。その後、パワーレンジャーが時空を復元した際に元の年齢に戻る。
パワーレンジャー・ジオ
前作から引き続いて警察官を続けていたが、バルクが警察署長の娘を口説こうとした為、署長の怒りに触れて上司のストーン警部ともどもクビになってしまい、ストーンが設立した探偵事務所で働くことになる。リト・レボルトとゴルダーが記憶喪失になった際は彼らを使用人として使っていた。
パワーレンジャー・ターボ・映画版・誕生!ターボパワー
警察に復帰するが、職務中にエルガーによって拉致され、マリゴルへの生贄にされそうになったる。しかしディバトックスから不適格とみなされて船底に放置された。
パワーレンジャー・ターボ
またしても職務中にエルガーに襲われ、今度はチンパンジーに変えられてしまう。チンパンジーになった彼らはストーン元警部のペットとなる。2人は自分達が人間であることを人々に伝える為に行動するが、成功はしなかった。その後、透明人間を経て人間に戻るが、職を失なってフリーター生活に。その後は新しい仕事を始めてはクビになり続けていた。
パワーレンジャー・イン・スペース
科学者フェノーメナス博士の助手になるが、彼と共に災難に遭うことが多い。本作では宇宙が舞台の中心である為か、出番が少なくなっている。
悪の軍勢が地球を征服した際には一般市民を引き連れパワーレンジャーと共に戦うなど、意外な活躍を見せる。
パワーレンジャー・ロスト・ギャラクシー
フェノーメナス博士と共に宇宙開拓船テラ・ベンチャーの住民に選ばれたが、スカルは出発当日に寝坊して地球に取り残された。バルクはテラ・ベンチャー内の飲食店のマスターをしている。
パワーレンジャー・ワイルドフォース
バルクスターとスーパースカル
『パワーレンジャー』第39、40、44話に登場。バルクとスカルがパワーレンジャーに対抗してコスチュームを着た姿。
第44話では二人の見ている夢に登場。地球を救う為にメガゾードに乗り込むが、操縦方法がわからずにビルを破壊してしまう。
関連キャラクター
シャーキー(演 - 不明/日本語吹替 - 小川智子※第3話のみ)
『パワーレンジャー』第3、6話に登場。バルク達の仲間でサングラスを掛けた金髪女性。
第11、19、26話などにも登場予定があったが変更になった。
ブリンダとスカリーナ(演 - 不明/日本語吹替 - 藤原あかり/三浦智子)
『パワーレンジャー』第89話に登場。バルクとスカルを女性にしたような外見の2人組。
太目のブリンダはスカルに惚れており、スカリーナはバルクに惚れているが、彼等からは煙たがられている。
片目のバルクとスカロビッチ博士(演 - ポール・シュリアー / ジェイソン・ナーヴィー)
『パワーレンジャー』第110・111話に登場。バルクとスカルの先祖。1880年の無法者。子孫同様にドジ。
ブラッドボーイ(声 - ポール・シュリアー)
『パワーレンジャー』第150話に登場。バルクがモンスターに変えられてしまった姿。
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関連項目
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