6件
ファントム オブ キルとは、FgGより2014年10月23日に配信されたスマートフォンゲームである(iOs版は同年11月26日、PC版はDMMで配信された)。※クローズドベータは除いています
概要
ジャンルはシミュレーションRPG……簡単に言うとスパロボとかファイアーエムブレムと同じジャンルである(操作方法やシステムは異なるが)
天上編、地上編、海上編の3つのシナリオがあり、現在(2017年11月7日時点で)は3つのシナリオは完結しており、海上編はプレイ不可になっている
新たなシナリオ「失われた千年王国編《ロストラグナロク》」が開始予定となっている
戦闘に参加するキャラは9割近くは魔剣、聖剣、神剣、聖槍、魔槍などの伝説の武器の名前を冠している(例外はゼロとコラボキャラとガブリエルとMAIなど)。現時点で装備品として実際に手に入るのはティルフィングとレーヴァテインのみ(約束された勝利の剣はエクスカリバーだが、コラボ限定なので除外)
当然ながらFateのセイバーとこのゲームのエクスカリバーは関係は無い(元ネタはアーサー王伝説で共通しているがそれだけ)
9周年となった2023年10月23日を以って、新規キャラ及びシナリオの追加停止が告知された。即座にサービス終了とはならないものの、いずれは終了となることが予測される。
プロローグ
主人公は夢を見る……
世界が軋むような爆音と逃げ惑う人々
廃墟と化した赤い空に伸びた近代的なビルの間から
巨大な影が現れる
それはいるはずのない伝説の生物――ドラゴン
気がつけば現実にいるはずのない
モンスター達に囲まれている
そして、主人公をかばうように立ちふさがる、
髪の長い、剣を携えた少女――
目が覚めるとそこは花畑だった
夢とはまったく真逆の古めかしい光景
激しい違和感と衝撃が主人公を襲う
「俺は……いったい誰だ？」
自らに関する記憶が全く呼び起せない
記憶を覆い隠す霧を振り払うように頭を振る
茫然と顔をあげると
自分が黒い影に囲まれていることに気づく
それは――人の形をしながら
およそ人と呼べるものではなかった
恐怖で固まる身体と停止する思考
それを現実に引き戻したのは、
この世のものとは思えない断末魔だった
黒い影の異形が次々と舞うように灰燼に帰していく
終焉にただ独り立っていたのは
息を飲むほどの恍惚を瞳に宿した一人の少女だった
彼女の名は『ティルフィング』
どこか夢の少女に似ていた――
キャラクター
天上編
- 主人公
- プレイヤーの事で戦闘には参加しない
- 天上編では思いっきり物語の根幹にかかる素性だが、判明するのは10章になってから
- ティルフィング
- CV:雨宮天
- 武器種:剣
- 属性:光
- ヒロインにしてもう一人の主人公で地上編にも登場
- ゲーム開始して一番最初に確定で手に入るユニットでもある(レア度は3と低めだが最大レア度まで進化可能)
- 天上編最終章(8章～10章)の追加に伴い唯一レベル100まで達するユニットとなった(レア度6の彼女にとある事をすると名前の変更と同時にレベル100まで上がるようになる)
- さらには色々な人が描いたティルフィングが計38種類がガチャ限で登場したが姫石ガチャからは出ないため全種類集めた人はおそらくいないと思われる(フレーバーテキストはスタッフ(描いた人？)からのメッセージになっており進化しても固定のまま)
- ブラックキラーズ版は強欲を背負っており、グリードという名前になっている(ガチャから出た場合はティルフィング)。ブラックキラーズでも一番強いという位置づけのもよう
- ユニットのバリエーションが多い
- ユニットの性能的には速と攻のステータスが高めになる傾向になる
- ちなみにファーストキラーズでは唯一の主人公のキル姫である(レーヴァテインとロンギヌスはディーンのキル姫で、アルテミスはとある場所で指揮官として敵対し、他はストーリーには一切出てこない)
- レーヴァテイン
- cV:ゆかな
- 武器種:剣
- 属性:雷
- ストーリー上は主人公のではなく、ディーンのキル姫で物語には割と絡んでくる
- 地上編にも出てくるがすぐにいなくなる
- ブラックキラーズ版は怠惰を背負っており、スロウスという名前になっている。天上編では噛ませ犬的な位置にいる
- 流石に38種類も追加されたティルフィングには劣るがユニットのバリエーションは豊か
- ユニットの性能的にはティルフィングと同様の傾向になる
- デュリン
- CV:阿澄佳奈
- ティルフィングと一緒に行動している妖精？
- チョコが好物
- 実はストーリー的にも根幹に関わっている
- 地上編には登場しない……と言えるかは微妙な位置にいる
- MAI
- CV:小林可奈
- 武器種:杖
- 属性:闇
- メタルメイデン(MetalMaiden)の擬人化キャラでファンキル学園や一部のイベントクエストにのみ登場
- 異族のスパイ……なのだが★6のフレーバーテキストによると任務のことを忘れてきているもよう(ちなみに天上編ではMAIのことを言及する会話は無い)
- 期間限定で1体だけユニットとして手に入るが育てる価値はあまり無い
- 1体しか手に入らない上に上限突破はファンキルメダルで交換できる専用素材と汎用素材でのみ出来る
- ディーン
- CV:帆世雄一
- 奏官の一人。2章以降に主人公と行動するようになる
- ロンギヌス
- CV:花澤香菜
- 基本武器種:槍
- 基本属性:氷
- ディーンのキル姫の一体だが暴走しており、最終的にディーンによって討伐される。暴走した原因は感情の暴発ではなく、ある物を見てしまったからであるもよう
- なおディーンの最初のキル姫である
- トト
- CV:高岡香
- 一般人。2章以降に主人公と行動するようになる
- ある物を見てしまった為、異族に狙われている
地上編
- アルン
- 地上編の主人公。ストーリーに関わってくる
- ゼロ
- CV:緑川光
- 地上編のもう一人の主人公。ストーリーに関わってくる
- 天上編には登場しないが地上編をクリアする事でユニットとして手に入る……が、レア度の割にコストが高く割に合わない
- 現状では唯一地上編に分類されている
- ヴァリン
- キラープリンスを生み出した科学者
でんぱ組.inc
※()の中は通常Verの★6にしたときのもの。浴衣Verは★6にしても武器や属性は変化なし
※2017/11/19のコラボ終了を持ってでんぱ組コラボは完全終了し、以降は入手不可になった(ツイッターなどの発言を鑑みるとおそらく以後のでんぱ組の復刻開催はしないと思われる)。当然ながら★6の進化素材も入手不可になり、終了前に必要数を入手していない場合は★5までしか進化出来なくなった(あくまで2017/11/20時点の話であり、マナガチャやファンキルメダルショップなどにキャラや素材が追加される可能性はある)
※関連する称号獲得ミッションは何故か残されたままだが現時点でRANK10に出来ないなら達成不可なので気にしないように
※コラボストーリーは クリアしたところまでならいつでも見ることは可能(MENU→ストーリー一覧→イベントストーリー→Phantom of DEMPA)
- みりん
- CV:古川未鈴
- 属性:炎
- 武器種:剣(→銃)
- でんぱ組.incの一人
- フレーバーテキストによるとキラーズはティルフィングの亜種とのこと
- 極度の負けず嫌いで「負けた事」はあっても「負けを認めたこと」は無いらしい
- ピンキー
- CV:藤咲彩音
- 属性:氷
- 武器種:槍(→斧)
- でんぱ組.incの一人
- フレーバーテキストによるとキラーズはパラシュの亜種とのこと
- ねむ
- CV:夢眠ねむ
- 属性:風
- 武器種:斧(→弓)
- でんぱ組.incの一人
- フレーバーテキストによるとキラーズはアルテミスの亜種とのこと
- えいたそ
- CV:成瀬瑛美
- 属性:雷
- 武器種:弓(→杖)
- でんぱ組.incの一人
- フレーバーテキストによるとキラーズはフライクーゲルの亜種とのこと
- もが
- CV:最上もが
- 属性:闇
- 武器種:銃(→槍)
- でんぱ組.incの一人
- フレーバーテキストによるとキラーズは正宗の亜種とのこと
- ちなみに彼女は2017年8月6日に事情によりでんぱ組.incを脱退しているが、登場時にはまだでんぱ組.incである
- リサ
- CV:相沢梨紗
- 属性:闇(→光)
- 武器種:杖(→剣)
- でんぱ組.incの一人
- フレーバーテキストによるとキラーズはレーヴァテインの亜種とのこと
- 通常Verで★6にすると属性が変化する
- でんぱちゃん
- CV:種崎敦美
- 属性:雷
- 武器種:剣
- ファンキルオリジナルキャラクター？
- 現時点(2017/11/16)で初回開催時のみ姫石ガチャで入手出来た
- 復刻時やアニバーサリーなどの期間限定ガチャにすらピックアップされないなど持っているだけで希少価値が高いキャラになっている
- イベントストーリーではブラックキラーズにより殺される役回りになっている
- イベントクエストでは敵として出てくる。装備の関係でそれなりに強い
用語
- キラープリンセス / キラープリンス
- 生命の根源であるマナと武器に含まれるキラーズと呼ばれるものを結合して産み出された存在
- プリンセスという通称の通り基本的には女性にしか適応せず、男性にすると暴走する
- 地上編では男性にすることにも成功している。最初の成功者がゼロでレーヴァテインのキラーズが用いられている
- ブラックキラーズ
- 黒奏官と呼ばれる者のキラーズプリンセスで七つの大罪の名を冠している
- 役割は粛清だが、他世界からの訪問者の排除も行う
- ガチャ限で入手可能で性能的には通常Verよりも攻撃系に特化している。特化してる分防御系は低めになるが彼女らには反射スキルがあるため受けたダメージが大きい分相手に防御無視の大ダメージを与える事が出来る(根性スキル持ちの相手だとこちらから攻撃→相手はHP1で耐える→相手の攻撃が命中→反射のコンボでそのターンに撃破することも可能)
- この反射スキルは敵の時にも大概持っているため何も考えずに攻撃するとあっさりとゲームオーバーになる可能性がある
- イベントクエストでは倒せるときと倒せない時とがあるがステータスやスキルで判断可能(高ステ+軽減スキル持ちはほぼ倒せない)。倒せない方も一応倒せたりはするが復活したりする
- ティルフィング→グリード＝強欲
- レーヴァテイン→スロウス＝怠惰
- ロンギヌス→レンヴィ＝嫉妬
- アルテミス→ラスト＝色欲
- パラシュ→グラトニー＝暴食
- フライクーゲル→プライド＝傲慢
- マサムネ→ラース＝憤怒
- 淘汰
- 平たく言えば同じ名を持つ者を殺して吸収すること。同じ名を持つ者が出会うと殺人衝動に駆られ互いに殺し合う
- 淘汰を行う理由は記憶を取り戻す為であるもよう
- ブラックキラーズとはとある理由により発生しないもよう
- 暴走
- 感情の爆発により制御不可になり、目に付く生物をすべて殺す状態になる
- こうなった者は討伐される運命にある
- ファーストキラーズ
- 第1世代のキラーズプリンセスの事でティルフィング、レーヴァテイン、ロンギヌス、アルテミス、パラシュ、フライクーゲル、マサムネの七人の事
- セブンスキラーズ
- 第7世代のキラーズプリンセスの事でアスカロン、フォルカス、グリモワール、ヴァナルガンド、シユウ、ムラマサ、アフロディーテの七人の事
- 姫型
- 成長タイプのことでHPが高くなる命姫型、物攻が高くなる攻姫型、魔攻が高くなる魔姫型、技が高くなる匠姫型、運が高くなる王姫型、物防が高くなる守姫型が存在する
- 一部を除いてほぼ全てのユニットに存在している(一部固定されているユニットもいる)
- 攻姫型と魔姫型は武器種で分かれており、剣・斧・槍・弓が魔姫型になることは出来ず、銃・杖ユニットが攻姫型になることも出来ない
- 属性
- 炎、氷、雷、風、光、闇のこと
- 基本的にキャラクターで固定されているもよう
- 炎は風に強く、風は雷に強く、雷は氷に強く、氷は炎に強い
- 光と闇はお互いが弱点
- 低難易度では気にする価値も無いが、高難易度だと気にしないとあっさりとゲームオーバーになりかねない
- 〇属性と戦う時に～や〇属性以外と戦う時に～というスキルが存在する(レベル100になる状態のティルフィングは光と闇以外と戦う時に命中と回避に補正がかかるスキルを習得する)
- 武器種
- 剣、斧、槍、杖、銃、弓、その他の事
- キャラクターで固定されている(騎馬、重装などのバリエーションはある)
- 剣は斧に、斧は槍に、槍は剣に有利になる3すくみになっている
- 杖、銃、弓は有利不利は無い
- 剣の呼吸は剣と戦う時に、斧の呼吸は斧と戦う時に、槍の呼吸は槍と戦う時に、魔弾の呼吸は銃と戦う時に、弓の呼吸は弓と戦う時に命中と回避に補正がかかる。杖とその他に該当するものは無い。敵専というわけではなく、こちら側にも覚えるユニットはおり、武器スキルとして存在する場合もある。ただし基本的にこちら側は有利になる武器種に対しての呼吸しか無いが、敵側は平然と斧が剣の呼吸を持っていたり、剣・斧・槍の3つの呼吸を同時に持っていたりする(一応どちらの場合もスキルレベル自体は低め)
- こちらも低難易度では気にする必要は無いが高難易度だと呼吸のレベルがマックスだったりとユニット選択を間違えるとこれまたあっさりとゲームオーバーになる
- 剣ユニットが剣の呼吸レベルマックスの槍ユニットと戦ってもこちらの攻撃は100%当たらないが向こうの攻撃は100%当たる状況になったりする(しかも弱点属性かつ攻撃系のデュエルスキル持ちだった場合はワンパンの危険もある)
- ちなみに銃と杖ユニットは攻撃にもHPを使うためHP管理が大変だったりする。
- なお杖ユニットは攻撃と回復の2種類おり、前者は銃と同じくモリモリHPが減るが後者は吸収攻撃で一番弱い攻撃は消費HP0のため自力で立て直しが可能
- 剣→基本的に射程は1マスのみ。忍者系ユニットは武器次第で2マスまで攻撃可能
- 斧と槍→基本的に射程は1マスのみ。武器によっては2マスまで攻撃可能
- 杖と銃→基本的に2マスまで攻撃可能。一部のユニットは3マスまで攻撃可能
- 弓→基本的に2マスのみ攻撃可能。一部のユニットは1マスにも攻撃可能。武器によっては3マスにも攻撃可能
- その他→1マスだったり1-3だったりとユニットにより異なる
スタッフ / キャスト
スタッフ
- 開発:株式会社 Fuji&gumiGames
- ディレクター:石川亮一
- 総合プロデューサー:今泉潤
- 音楽:土屋昇平(タイトー / ZUNTATA)
- OPアニメーション
- 主題歌:「Phantom of the truth」
キャスト
- 浅川悠 / 阿澄佳奈 / 雨宮天
- 伊瀬茉莉也 / 伊藤静 / 井上麻里奈
- 植田佳奈 / 内田真礼 / 大原さやか
- 加藤英美里 / 茅野愛衣 / 釘宮理恵
- 小林ゆう / 斎藤千和 / 佐倉綾音
- 佐藤利奈 / 瀬戸麻沙美 / 田村ゆかり
- 芽原実里 / 東山奈央 / 豊口めぐみ
- 名塚佳織 / 生天目仁美 / 能登麻美子
- 花澤香菜 / 早見沙織 / ゆかな
- 緑川光 / 相沢梨紗 / 古川未鈴
- 夢眠ねむ / 成瀬瑛美 / 最上もが
- 小林可奈 / 武田玲奈 / 川澄綾子
- など他多数
関連項目
外部リンク
- 1
- 0pt
