ブリギッドとは、ゲーム「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」に登場するキャラクターである。
ここでは「ファイアーエムブレム トラキア776」に登場するエーヴェルについても解説する。
聖戦の系譜のブリギッド
ユングヴィ公国リング公の長女。妹にエーディン、弟に素敵カットで有名なアンドレイがいる。クラスはスナイパー。
幼い頃、家族と離れ離れになった時、オーガヒルの海賊の頭に拾われ娘同然に育てられる。
頭の死後、新たな頭になるもドバールらと対立し命を狙われた所妹であるエーディンと再会し、神弓「イチイバル」を通じて記憶を取り戻す。やがて父が弟のアンドレイによって殺されたと知り、仇討の為に弟と敵対し、これを打ち破った。
その後、バーハラの悲劇の折に消息不明となるのだが…。結婚して生まれる子供はアーチャーのファバルとシーフのパティ。
ユニットとしての性能
自軍2人目となる弓歩兵である。歩兵の関係上、広いマップとかみ合い辛いが聖戦士ウルの血のお蔭で十分強い。
神器「イチイバル」のお蔭で高い攻撃力で相手を射止める。イチイバルは十分強いがキラーボウと比べ命中に劣る。またかなり重いが速さ補正があるお蔭で事実上キラーボウ並の軽さになっている。
スキルは追撃しかないがそれでも十分であるくらいの性能を持つ。
なお彼女の持ち物は他の子供と違い息子のファバルに継承される。娘のパティには父親の持ち物が継承されるので注意。この手のキャラは彼女の他はキュアン&エスリン夫妻のみの特徴となっている。
カップリング考察
ストーリー上恋愛を促進させる会話イベントで優遇されているのはミデェール。5章で恋人会話が用意されているのはアレク、ミデェール、ジャムカ。
息子ファバルには神器イチイバルを引き継ぐことと、兵種スキルとして追撃があるので最低限の強さは保障されている。娘パティは職業が盗賊のため無理に戦闘に参加させる必要はない。魔法剣などを与えて安全に金稼ぎをさせれば盗賊としての働きはできる。戦闘させる場合でもクラスチェンジまで頑張れば「追撃」スキルがもらえる。
このような条件がそろっているため、実はブリギッドの婿が誰でも子供達はそれなり以上に安定が約束されている。ゆえにアイラと同様に父親の選択肢は非常に広くなる。
子供たちの更なる強化を望むのであればやはり戦士系の父親がほしい。アイラの場合なら魔法系の父親でも魔法剣という選択肢もあるのだが、聖戦の系譜では魔法弓は存在しない。また、ブリギッド自身には個人スキルがないため、有用なスキルは父親から継承するしかない。「追撃」は二人とも兵種スキルで得られるため無くてもよいので、「追撃」持ちの父親は他のカップルに回したい。
パティに武器を引き継がせたいのであれば剣を装備できるユニットに限定される。
上記のような視点で見てみると、実はストーリーで推奨されているミデェールとのカップリングは最適解でないことが見えてくる。ミデェールとのカップリングで得られるスキル「追撃」「突撃」であるが、同様のスキルを獲得できそれ以外の成長率ではほぼ上位互換というユニットが別に存在する。
- ノイッシュ
- スキル「必殺」「突撃」でファバルはより攻撃的になる。パティには剣継承可能だが、直接攻撃させる際にうっかり「突撃」発動で死ぬことがないよう気を付けたい。
- アレク
- スキル「見切り」が手に入り、ファバルはラスボスユリウスとやり合えるユニットになる。パティは下級職の時点で「追撃」が手に入る。剣継承も可能。
- アーダン・レックス
- 固いパティが生まれる。スキル「待ち伏せ」は弓兵であるファバルには必要のないものであるが、パティはスリープの剣と組み合わせると面白い。
- 「エリート」持ちなことに加えてネール弱の血統があるため成長率はレックスがアーダンの上位互換。アーダンがレックスと比較してよいところといえばパティが剣を継承できるくらいである。
- フィン
- そもそも成立自体が難しい。ブリギッド登場の次の章で帰ってしまうフィンとカップリングさせるには第3章を速攻で進めなくてはならない。成立した場合得られるのは「追撃」と「祈り」スキル。運の成長率も高い。
- ミデェール
- 上にも書いたが、実はそれほど強いカップリングではない。「突撃」があるのでファバルの手数は増えるだろう。パティの予想外の「突撃」には注意。
- デュー
- 盗賊父に盗賊娘というこの親にしてこの娘ありというカップリング。大沢版コミックではこのカップリングが採用された。
- 得られるのはスキル「太陽剣」「値切り」と剣継承。デューの太陽剣を引き継げる子供というのは実は少なく、パティはその一人である。
- また、金食い虫の神器を持つユニットに「値切り」スキルはありがたい。弱点はHPの低さ。太陽剣で補いきれない場合もあるので気を付けよう。
- フィンほどではないもののカップリングが成立させづらいので注意。
- ジャムカ
- 得られるスキルは「連続」「突撃」。ファバルがジャムカと同様の弓を射続けるスナイパーになる組み合わせ。
- 弱点は技の成長の低さ。繰り返しだが、パティの予想外の「突撃」に注意。
- ホリン
- 得られるのはスキル「月光剣」、オード弱の血統と剣継承。血統による技の成長率への補正がありがたい。HPも高くなる。さらにオード弱の血統があればパティは最初から剣Bの武器レベルが得られ、選択肢が広がる。「月光剣」も加わり、シーフというよりも完全に剣士になる。
- ベオウルフ
- 得られるのは「追撃」「突撃」と剣継承。パティの「突撃」注意はもはや言うまでもない。実はほぼミデェールの上位互換になっている。
トラキア776のエーヴェル
ここからはトラキア776のエーヴェルについて述べる。
トラキア半島フィアナ村の義勇軍のリーダー。クラスはソードマスター。元々山賊の溜まり場だったこの地を安住の地として住めるようにした。祖国を追われたフィンやリーフを保護し、特に母親を亡くしたリーフにとっては母親代わりの存在であった。また奴隷商人に捕まっていたマリータを助け娘のように可愛がっている。ちなみに若い頃の記憶は一切ない。
マリータがレイドリックに捕まった際リーフと共に軍を起こすも、道中リーフと離れ離れになった後単身マンスターに侵入。そこでナンナを救出し剣闘士と城の闘技場で戦うことになるが、暗黒の剣に洗脳されたマリータとの再会に動揺し、ロプト司祭ベルドによって石化されてしまう。
物語終盤で石化から助け出され、後日談では7年後に竜族との契約『ゲッシュ』の消滅により本来の記憶を取り戻したという。
正体について
彼女の正体は劇中では明白にされていないがバーハラの悲劇で消息不明となったブリギッド本人という説が強い。
主な伏線としては終盤におけるフィンとの会話で匂わせている他、救出できなかった時終章で登場する十二魔将フュンフ(クラスはスナイパー)として登場した時に弓戦士としてのその面影を残している。
ユニットとしての性能
序盤のお助けユニット的存在で序盤登場時は何と無敵であり絶対に死ぬことはない(但し捕獲はされる)。この手のキャラの手に漏れず成長は最悪レベル。終盤再加入後の出番は愛がない限りほぼベンチ入りになるだろう。
ただ指揮レベルがあるためその為だけに出すというのもあり。支援関係はハルヴァン、オーシン、ダグダに与え、リーフから支援を受けるが彼には何故か与えない。またマリータとは相互支援がある。
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