ホワイトタイガーとは、虎の変種である。
概要
青い瞳に白い体毛、どこか神秘的なイメージのあるホワイトタイガー。
人間や他の動物などに見られるアルビノとは違い、遺伝子が変異したためにうまれた変種である。
その証拠に、体毛には黒の縞が残っている。
(個体によってはまれに、縞がほとんどなく真っ白な体毛をもつものも存在する。)
ホワイトタイガーは、ネパールやインドなどに生息するベンガルトラにのみうまれており、
正式名称は「ベンガルトラ白変種」という。
他のベンガルトラとの違いは、上述した青い瞳と白い体毛に加えて、肉球や鼻の色が肌色であることくらい。
生息環境や習性などは、そのままベンガルトラのものである。
しかし、現在では絶滅危惧種に指定され、全世界で約250頭ほどにまで個体数を減らしており、
そのすべてが飼育下のものとなっている。
そんな希少なホワイトタイガーだが、日本では約30頭ほどが動物園などで飼育されているので、
興味のある方はぜひ動物園に足を運んでいただきたい。
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