5186件
ストーリー
魔を統べる力を継ぎし者よ
世界の命運はお前に託された
今、世界の均衡は傾き、崩壊の序曲が奏でられる
ひとたびハルマゲドンが勃発すれば全てが灰燼と帰す
伝説の「ソロモンの指輪」の力を発現させた若者は
72柱の悪魔と共に世界の秩序を取り戻す戦いの渦に巻き込まれて行く
これはソロモンの力を継いだ若者と72柱の悪魔たちの物語
概要
メギド72とは、2017年12月7日にサービスを開始したスマートフォン専用ゲームである。
ジャンルは「フォトンドリヴン世界救済RPG」。
ソロモン72柱を始めとした悪魔をモチーフとしたキャラクター「メギド」達と、彼らの力を引き出す「ソロモンの指輪」を持つ主人公が「世界崩壊(ハルマゲドン)」の危機に立ち向かう物語。
タイトル画面でメインキャラが号泣していることでも有名。→号泣(メギド72)
- 2019年3月28日：ニコニコchが開設され、初のニコニコ生放送が行われた。
- 4月2日：元スクウェア所属の安藤氏が担当しているPriscope
での配信となるシシララTVで、朝霧友陽と生田善子の『メギラジオ』第1回生放送が開始された。毎月不定期配信である。 - 9月12日：毎年恒例の日本ゲーム大賞で「年間作品部門」で、優秀賞受賞。
- 9月30日：ヒューリックホール東京にて、2020年1月4日（土）に、『メギド７２』初の単独コンサート「メギド７２ theconcert～新年の宴～presented by ファミ通」が開催される事が決定した。
- 10月24日：メギド７２のオープニングソングやキャラクターソング、オリジナル・サウンドトラックを網羅した初の音楽作品が12月25日(水)に発売されることが決定した。
戦闘システム
基本的には仲間であるユニット『メギド』を最大5人編成（内リーダーを1名指定）して戦う、ターン性のRPGである。
ただし毎ターン行える選択肢が"敵味方ともにランダム"になるという、ドラフトフォトンシステムが最大の特徴といえる。
ドラフトフォトンシステム
場の中心に登場した「フォトン」と呼ばれるアイテムを敵味方で1手ずつ取り合う戦闘システム。
取得したフォトンをユニットに割り振り、それがそのままそのターンの各ユニットの行動となる。1ユニット3個まで与えることができ、フォトン容量と呼ばれる限界値となっている。1ターンにつき取得できるフォトンの数は各陣営5個であるため、当然行動しないユニットも出てくる。
の3種類が存在しており、ユニットの覚醒ゲージが溜まりきった状態でアタックを使うと「奥義」が、スキルだと「覚醒スキル」が発動する。
各ユニットごとにスキル、特性なども含め得意不得意が存在するため、どのフォトンをどのユニットに与えるか、の選択が勝利のカギとなる。
また、フォトンは最初からすべてオープンになっていないため、次に配布されるフォトンが何になるのか"想定外の状態"であることを想定して動く、という戦略も必要になる。
加えて、前述したとおり取得するフォトンは敵との共通資源である。場合によっては相手に与えたくないフォトンをこちらが先に取得するという選択肢も必要となる。
どのフォトンを選択するか常に考えながら戦う必要のある、奥深い戦闘となっている。
各ユニットについて
このゲームのユニットはストーリー加入の他、各期間限定イベントやガチャで入手が可能。
すべてのユニットが☆１で加入し最高の☆６まで育成するという形式で、ユニット自体にレアリティの概念は存在しない。
ソシャゲだと多くのもので「ガチャ産のキャラが最強でストーリー産のキャラは・・・」なイメージがあるが（編集者の偏見）、このゲームのユニットはストーリー産でもガチャ産となんら遜色ない性能をしており、やろうと思えば「強ボスをストーリー産のユニットのみでクリア可能」なんてこともできたりする。
『すべてのメギドが主人公であり、推せる存在にする』（公式の発言）
（近年ではもっぱらストーリー配布はおろかイベント配布もとにかく強いという認識が固まっている。初心者ならイベントは参加するだけお得なので参加したほうがいい）
同時に、最強と呼ばれるメギドは存在しない（限りなくそれに近い存在は何名かいる）。
敵もさまざまな戦術を駆使してくるため、強いキャラ以上に、"相手の戦術に対応できる幅広い人材"が、メギド最大の攻略法といえるだろう。（多様性と表現される）
ユニットは前衛に強い前衛のファイター、後衛に強い前衛のトルーパー、前衛に強い後衛のスナイパーの三種に分類される。
さらにその中でも速攻に長けたラッシュ、妨害や防御が得意なカウンター、そして一撃が重いバーストの三種類のスタイルにカテゴライズされる。
（ただし、スタイルごとの特徴から逸脱した性能のものもいる）
また、編成においては後述するマスエフェクトの存在は無視できない。リーダーと同じスタイルにすると効果が発揮されるものがほとんどなので、スタイルを統一するのが正攻法だが、スタイルを無視して編成に加えるに値する性能を持ったユニットも多く存在するため、よく考えて組む必要がある。（公式では編成をデッキと呼んでいる）
ユニット関連用語
パーティー
最大5ユニットからなるパーティ。各ユニットのクラスにより決定される前衛と後衛に分かれる。中央のユニットはリーダーと呼ばれ、ユニット固有のマスエフェクトにより味方に様々な効果を付与する。
クラス
メギド72では敵味方双方のユニットに以下の3つのクラスが割り当てられており、これにより敵の前衛・後衛に対するダメージ補正が存在する。クラスに対する補正ではないため、ノックバックや引き寄せにより前衛・後衛が変化するとダメージ補正も変化する。
ファイター
前衛に対して1.25倍のダメージ補正を持つ。前衛に立ち、ターゲット指定しない場合は前衛を攻撃する（前衛の敵がいない場合は、後衛の敵を攻撃する）。
トルーパー
後衛に対して1.5倍のダメージ補正を持つ。前衛に立ち、ターゲット指定しない場合は後衛を攻撃する。
スナイパー
前衛に対して1.25倍のダメージ補正を持つ。後衛に立ち、ターゲット指定しない場合は前衛を攻撃する。
スタイル
クラスとは別に敵味方各ユニットに設定されている項目。マスエフェクトや装備可能なオーブに影響を及ぼし、大まかに下記の特徴を持つ。
また、各スタイルにはスタイル専用の特殊な攻撃やバフであるトランスが存在する。
ラッシュ
猛攻とも呼ばれる。覚醒ゲージが短い（2～4）傾向があり、戦闘開始直後から攻撃を仕掛けて敵を殲滅するスタイル。反面、HPや防御に難を抱える。
また、点穴とよばれる特殊な能力を持つのはラッシュのメギドのみである。
カウンター
反撃とも呼ばれる。覚醒ゲージは4前後で、バランスの取れた性能やスキルが多い反面、爆発力に欠けるため長期戦になりやすい。
メギドの基本戦術である盾役はカウンターが大半となっており、多くの場合無視できないスタイルである。
特殊状態としてバーサーク、トランスにバーサークをサポートする怒闘が存在する。
バースト
爆裂とも呼ばれる。覚醒ゲージが長い（4～6）傾向があり、速攻性に欠けるが、ゲージさえ貯めれば一気に勝負を決められる爆発力を発揮できることが多い。
ゲージをためる、バフを盛るといった性能を持つメギドが多い。
ハイドロボムという特殊な時限爆弾を相手に付着させる戦術を持つメギドが多い（ただしHボムはラッシュ出身者もいる）
また行動を連鎖的に繋げて大ダメージを狙うチェインを有するメギドがいるのもこのスタイルの特徴。
覚醒ゲージ
格闘ゲームで言うところのパワーゲージに相当する。ゲージが満タンになることで覚醒状態となり、強力な奥義や覚醒スキルが使用可能になる。アタックフォトンで＋１、チャージフォトンで＋２される他、多種多様なチャージ手段が存在する。
敵もこの覚醒ゲージを持っており、中には通常の防御手段では到底耐えられない自爆奥義を持っているボスなどもおり、「奥義や覚醒スキルを発動させない」あるいは「奥義を発動させないため意図的に覚醒スキルを使用させる」等の少し変わった戦法を必要とする場合もある。
奥義
覚醒ゲージが満タン時にアタックフォトン消費で発動する必殺技。奥義はユニットによって固有に設定されており、強力な攻撃や味方全体のHP回復など多種多様である。
スキル、覚醒スキル
スキルフォトン消費で発動する特殊技。奥義と同じくユニットによって固有に設定されている。覚醒ゲージが満タン時にスキルフォトンを消費すると、ゲージを1消費してスキルでは無く覚醒スキルが発動する。
覚醒スキルはスキルの単純な上位互換というわけでは無く、全く性質の違う覚醒スキルを持つユニットが多く、どちらかを任意に選ぶことはできないため、戦闘ではユニットの覚醒ゲージの管理も重要となる。
特性
各ユニットごとに設定される固有のバフ。常時発動しており、阻害されることは無い。単純なパラメータアップから、特定属性の敵への特効（ダメージ2倍）、味方への防御・回復支援など特性は多岐にわたる。
マスエフェクト
各ユニットごとに設定されるパーティ全体へのバフ。リーダーに選んだユニットのマスエフェクトのみ発動し、リーダーが倒されると消失する。このため、戦闘では特にリーダーを守ることが重要になる。
バフは原則的に2種類（たまに3種類の者もいる）となるが、1つは「リーダーと同じスタイル」で発動するのに対し、もう1つは「リーダーと同じスタイル」かつ「指定のクラス（必ずしもリーダーと同じクラスでは無い）」である必要がある。
マスエフェクトを受けられるようパーティは同じスタイルで編成するのが得策ではあるが、どちらかというと各人の能力が持つ戦術的な比重の方が大きいため、実際には異なるスタイルを織り交ぜた編成になることが多い。
オーブ
メギドに装備できるアイテム兼召喚獣枠。装備することでステータス上昇や種族特攻などの効果を発揮する「特性」とクールタイムを挟む必要はあるがオーブにフォトンを回すことで回復や攻撃といった様々な効果を発揮する「技」を使うことができるようになる。スタイルごとに装備可能なオーブは異なり、レアリティはN・R・SR・SSRの4つと専用枠のEXの5種類。極一部を除いてこの組み合わせが最強と呼べるものはなく、場面よっては低レアのオーブが大活躍するという状況がしばしば起こるのもこのゲームの特徴の一つ。
ガチャについて
ガチャはこのゲームでは召喚と呼ばれ、メギドとオーブを入手することができる。
ガチャを回すには基本的に召喚チケットか、魔宝石が必要となる。
現在のところ次の種類に分かれる。
チュートリアル召喚
ラッシュ、カウンター、バーストのスタイル別に3種類のガチャが用意されており、1つを選ぶことになる。各ガチャでそのスタイルのメギドが2体確定で排出され、何度も引き直すことが可能であるので、いわゆるリセマラの必要性は薄くなっている。
確定2体については、うち1体は選んだスタイルのメギド3体（固定）のうちから選ばれ、もう1体は選んだスタイルのメギドから一部を除いた候補の中から1体が選ばれているようである。よって、確定2体と言いながらダブる可能性もある（奥義Lv上限が上がるため、無駄にはならないが引き直すほうが無難）。
確定2体以外は自由枠であるため、選んだスタイル以外のメギドが残る8枠で手に入る可能性もあるが、追加で排出されるメギドは最大1体であり、またSSRオーブは排出されない。
ただし、チュートリアル召喚では排出されないメギドも存在する。
メギド確定召喚
スタイルは選べないが、メギドが1体確定するガチャ。これを除く、チュートリアル以降のガチャでは必ずしもメギドが手に入らない事を考えると、序盤の戦力強化に非常に有用である。
ただし、チュートリアル召喚同様、排出されないメギドも存在する。
ピックアップ召喚
複数の特定メギドの排出率が大きめに設定されているガチャ。単発もしくは10連が可能。
メギド72では、常時排出確率の変わらないガチャ（いわゆる恒常ガチャ）は無く、切れ目なくテーマを変えたピックアップ召喚が開催されている。チュートリアル召喚とメギド確定召喚では排出されないメギドの大半はピックアップ召喚で入手可能。
ピックアップのテーマは様々であり、開催中のイベントに登場するメギドのピックアップのように真っ当なテーマもあるが、「春色乙女」「たぶん親孝行」「お嫁さんにしたい」「耐える女と我慢できない女」「おにいちゃんと呼ばれたい」など遊び心のあるテーマも多い。通称トンチキピックアップ。
魔宝石（いわゆるガチャ石）を消費して期間中に200回引くと、ピックアップ対象を指定して獲得できる呼応召喚システムがある。200回も引くのはお財布へのダメージが大きいため、意地でも欲しいモノがある場合の救済措置と考えよう。
なお、排出率が大きめといっても、ガチャ全体に占めるメギドの排出率は5％であり、この5％の枠内で排出率が大きくなっている点には留意。
激★魔宴（サバト）召喚
毎月末～翌月初旬にかけて開催されるガチャ。単発もしくは10連が可能。
通常のピックアップガチャとは違い、メギドの排出率が2倍にあたる10％に設定されているうえ、魔宝石を消費してガチャを回した際に、連続で10回メギドが出なければ以後メギドの排出率が上昇していき、30回目でメギドが1体確定する天井が存在する。
また、サバトにもピックアップガチャと同じく呼応召喚システムが存在する。
なお、サバトでなければ排出されないメギドも少数存在し、実装済みのメギドが全て排出される可能性があるのはこのサバトのみである。
基本的に初心者は回し得。
無料召喚
1日1回無料で召喚ができる。基本的にはRオーブしか出ないがまれにSRオーブが出ることもあり、またかなり低い確率だがメギドが召喚された例も報告されている。
指名召喚
通称は〆チケ。
主に周年記念や7月2日のメギドの日記念に、魔宝石のおまけとして販売されるチケット。文字通り、欲しいメギド（あるいはオーブ）を１体指定して入手可能。どこまで指名できるかは販売ごとに決まるが、確実に欲しいメギド１体を入手することができる貴重な方法である。
その他
- 育成のためにクエストを周回してアイテムを集めるのが大きな比重を占めるゲームシステムになっているが、「攻略チケット」というアイテムを消費することで、メインクエスト・メギドクエストという一定のカテゴリに限り、全員生存でクリアしたステージを「全ての敵を倒し、全てのアイテムを拾った扱いで瞬時に周回」する事ができる。後に討伐クエスト、イベントクエストにもそれぞれに対応した攻略チケットが登場した。
ストーリー関連用語
ヴァイガルド
ヴィータ（いわゆる人間）の暮らす世界。ハルマが暮らすハルマニアとメギドが暮らすメギドラルの中間に位置するため、作中から1000年前にはハルマとメギドの大戦争の舞台となった（古代大戦）。
現在では比較的平和を保っているが、世界滅亡を示すハルマゲドンの伝承や幻獣と呼ばれる化け物による被害により、少なからず終末思想が流行している。
現在のところ、ストーリーの大半はこのヴァイガルドでの出来事である。
ヴィータ
いわゆる人間。ヴァイガルドに暮らす種族。ハルマやメギドと比較するとか弱い種族であり、幻獣にはほとんど太刀打ちできない。古き血筋と呼ばれる一部のヴィータはフォトンを知覚し利用することが可能であるが、基本的にヴィータはフォトンを直接利用できない。
幻獣
雑魚敵。ヴァイガルドでヴィータを襲う化け物。通常の獣とは区別される。弱い幻獣であっても普通のヴィータでは太刀打ちできず、騎士団や腕に覚えのある追放メギドでなければ対処不可能である。フォトンの豊富な地に集まる性質、強い幻獣の元に集まって群れを形成する習性を持つ。
実際はメギドラルの兵隊であり、その指示によって行動している。
シバの女王
ソロモンの指輪と対になるシバの指輪の力によってハルマを使役するヴィータ。名前の通り、女性のヴィータが役目を務める。
ソロモン王
ソロモンの指輪の力によってメギドを使役するヴィータ。要はプレイヤーのこと。なお、作中では特にプレイヤーを指す場合、王は省略されてソロモンと呼ばれることが多い。
ハルマ
ハルマニアと呼ばれる世界に暮らす種族。ヴィータの民間伝承では天使と同一視される。ヴィータと比較して非常に高度な文明をハルマニアに築いているが、発展しすぎて停滞に陥っている種族。ハルマゲドン阻止のためシバの女王と協力体制を構築しており、ヴァイガルドでは追放メギドより遥かに強い力を振るえる。同じ目的のためにソロモン王とは共闘することになるが、元々メギドとは対立する種族であるため、追放メギドとの間には常に緊張感が漂う。
ハルマゲドン
メギドとハルマの最終戦争。古代大戦と同じくヴァイガルドが戦場になると目され、このためハルマゲドン＝世界滅亡とされる。
フォトン
魔晄。生命エネルギーのようなもの。ヴィータからは「大地の恵み」と呼ばれている。ハルマはこのフォトンを活用することで高度な文明を築き、メギドは強大な戦闘力を発揮する。ソロモンの指輪により操ることが可能。ヴィータはフォトンを使えないが体内に有しており幻獣がヴィータを襲う理由は体内のフォトンを奪うためである。
メギド
メギドラルと呼ばれる世界に暮らす種族。武勲を立てるために軍団を作り他の勢力との衝突を繰り返す。戦争こそが日常であるが、フォトンの枯渇問題が深刻化している。ヴィータの民間伝承では悪魔と同一視される。共通性がほぼ見受けられないほど個々で特徴的な姿をしており、戦闘能力はハルマに匹敵する。古代大戦終結後はヴァイガルドから姿を消したが、現在ではメギドラルから幻獣を操り再びヴァイガルドへ侵攻せんと謀略をめぐらせている。
メギドは「祖メギド」と「真メギド」に分かれる。メタ的に言えば祖はソロモン72柱の悪魔から、真はそれ以外の多種多様な悪魔から名前が取られている。
追放メギド
メギドラルから追放され、ヴィータへ転生させられたメギドのこと。プレイヤーに味方するメギドは大多数がこれである。メギドの「中央」に逆らうと追放されるため、基本的にはメギドの時分に「中央」に属していた者が追放される。
ヴィータに転生後は暫くの間、自分がメギドであったことを忘れ、通常のヴィータとして生活することが多い。だがある時に自分がメギドであったことを思い出し、多くの追放メギドはヴィータとしての名前を捨ててメギド名を名乗っている。またいずれかの時点で肉体の成長が停止して長命者となる場合もあり、数百年を生きる追放メギドも存在する。
メギドとしての力は使えず、いつか訪れるハルマゲドンによる逃れられぬ死が待っており、またメギド(=伝承内の悪魔)を自称することや長命者となって姿形が何年経っても変化しないことによるヴィータ社会からの疎外・迫害もあるため、「追放刑」とも呼ばれ、非常に厳しい刑罰とされる。
実際、幼くして親に捨てられたり、虐待を受けたり、放浪を余儀なくされる追放メギドも少なからずいる……のだが、追放メギドを受け入れる暖かい家庭で伸び伸び育つ追放メギドや、厳格な家庭でメギド時代の悪癖を矯正され善人になった追放メギドなどもいる。誰が呼んだか転生ガチャ。
上述の通り、通常はメギドとしての力は使えないが、ソロモンの指輪によりフォトンを得ることでメギドとしての戦闘力を取り戻すことができるほか、追放前に強大なメギドであったものは追放後も高い戦闘力を持っていることがある。
ストーリー外用語集
・トンチキ
メギド72全体のことを指す。
具体的に言うと公式が何かこわれてるとしか思えないような広告、ストーリー、キャラ造形、モーションなどの、"何か形容しがたいものの、従来のソシャゲとは何かが根本的にズレている"といった状態を、こう表現することが多い。若干古い言い回しなのも、メギド72が少し前のRPGのような豊潤さを漂わせているからだろうか。
・児童虐待
に定評がある。殺伐とした言い方だが事実である。メギド72はシビアなストーリー展開が多く、運営側もこれを妥協しないとしている。これはあくまでストーリー上必要な表現であれば妥協しないという固い決意であり、決して一時のスプラッタのための安易な描写ではない。
・ウソロモン
「ウソロモンかしらァ！？」
元ネタはイベント「上書きされた忠義」の修正されたブニのセリフ。メギド72は初期イベント等での、現在のメギドのシナリオやキャラ描写とそぐわない内容のものを修正すると公式で発言されているため、ブニにそぐわない発言として削除された。
それはそれとして、イベント丸ごとシナリオを書き直すな。 休め。
これにより復刻前のシナリオと全然違う内容に困惑するユーザーに対して上記のセリフが冗談交じりで放たれるのが恒例となった。また、自分の経験したイベントが別物になったことで「俺もウソロモンになれた」といった発言も見受けられる。
・ブネ、頼めるか？
・しょうがねぇ、やってやるか！
ソロモン最初期の仲間である頼れるおっさん、ブネに取り合えず何かを丸投げするときに用いられる。だいたいの場合ブネは引き受けてしまう。本編中のセリフ掛け合いの定番ネタ。
2020/09/22の生放送クイズメギマニアで、「ブネ、頼めるか？」は本編で一度も使われていないことが判明。
メギドのボイスは癖になるものが多いため、ほかにも耳に残るセリフが多い。
・俺らイケメン
イベント「悪魔の勝負師と幻の酒」で突然流れる歌。メギドにおいて歌はそれなりに重要な要素として登場し、イベントの締めやスキルで歌うなどのメギドは存在していたが、イベントラストに突然トンチキソングが流れ、それがクリア後のイベントマップでは延々流れ続け、しかもプレイヤーの待機画面であるアジトでも流せる。本イベントで仲間になるメフィスト（カウンター）を入手すれば無条件で流せるため、直後にあった指名チケットでわざわざ初心者が指名するなどの現象も発生した。
そう、わりとバズッたので初心者が入ったきっかけとなった歌でもあるのだ。
のちに単独でPV化、カラオケ収録などされる。
・テルミナス
メギド72において、ヴィータの間で伝説的になっているメギドをテルミナスメギドと呼び、ガチャではやや特殊なピックアップ体系となっている。個性的な能力を持つものが多いが、前述のとおりこれ一体だけでは戦局を覆すほどの性能はない。
"世界行脚している歌手"、"国家が囲う絵師"、などがいるが、”ただのクレーマー”もいるのが謎（実際は"その人が美味いと言う店は必ず繁盛すると言われるカリスマグルメ"という事実が後に発覚した）。
上記の通り特別な存在という意味として使われる。ストーリー上、ヴィータの中にもメギド顔負けのスキルを持っているものがいるため、プレイヤーは敬意をもってテルミナスヴィータと呼ぶ。（トンチキな存在にも）
関連チャンネル・生放送
関連動画
外部リンク
（※号泣注意）
関連項目
- ソロモン72柱
- DeNA
- メディア・ビジョン
- 号泣(メギド72)
- メギド72BGMリンク
- 寄崎諒（音楽担当）
- 寄崎知紘（劇中歌・コーラス担当）
- ガープ(メギド72)
- ニバス(メギド72)
- フォルネウス(メギド72)
- ブネ(メギド72)
- ウェパル(メギド72)
- 41
- 0pt
