「モチロン」とは、もちろん円谷プロ製作の空想特撮TV番組「ウルトラマンタロウ」に登場する怪獣である。
手足と顔がついたうすと言うユニークな外見をしており、口からは巨大な牙が生えているが恐ろしさは感じず、が「月のうさぎが餅をつく伝承を信じる心の強い男の子の信念が月の影に乗り移って生まれた」と言うファンタジーな出自もあって、妖精の様な存在とも言える怪獣である。
手足や頭の突起をひっこめて、うすになって餅つきすることも出来る。
通称は「うす怪獣」
うす怪獣:モチロン | |
登場作品 | ウルトラマンタロウ |
サブタイトル | 第39話 「ウルトラ父子餅つき大作戦!」 |
体長/全長 | 58メートル |
体重 | 40000トン |
概要
ウルトラマンタロウ第39話「ウルトラ父子餅つき大作戦!」に登場する。
口から炎を吐き、うす状態になって転がる。牙は飾りです。
師走、餅を食べられない子供達に、ウルトラマンタロウに変身する東光太郎が餅をプレゼントした際に、月から現れて餅を奪い去った。
その後も各地に出没したモチロンは、大好物の餅を食べ続けたが、何故かZATの宇宙怪獣レーダーに反応しない為行方を追う事が出来ず、見つけてもZATの攻撃では倒すことは出来なかった。
東光太郎の前に月から南夕子が現れると、モチロンの出自を語り、月と地球のハーフとも言える存在のモチロンは宇宙怪獣としてレーダーが認識していない事等が判明した。
寝起きのモチロンを発見した南夕子の説得にも耳を貸さず、新潟の米でつくった餅が美味い事を聞きつけたモチロンは、新潟へと向う。
腹一杯になるまで餅を食べるまで帰るつもりのないモチロンの前にウルトラマンタロウが現れると、自慢の怪力で相撲を挑んだモチロンだったが、ウルトラマンタロウにリフトアップされ、絶体絶命の時にウルトラの父が現れてウルトラマンタロウをとりなした。
南夕子がと共に、うす形態になったモチロンに対してウルトラマンタロウが杵を振るい、モチロンが食べた分の餅をつきあげると、モチロンは南夕子と共に月に帰り、東光太郎は無事に約束の餅を子供達に届けたのだった。
3分制限のことはきにしてはいけない。
※なお、モチロンのエピソードは南夕子役の星光子の昭和ウルトラ最後の出演となり、その後ウルトラマンメビウス第44話までの34年間、南夕子は姿を現すことはなかった。
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