ルト姫とは、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に登場するゾーラ族の姫である。
CV:中上育実(ゼルダ無双)
概要
ゾーラの里を治めるキングゾーラの娘であり、またゲーム内で会える唯一の女性ゾーラ族でもある。
外見は青肌や側頭部に魚の目のようなものがあったりと人外成分がやや多めだが、美少女といっていい。
噂では当時プレイした小学生たちが人外娘趣向に目覚めるきっかけになったとかならないとか。
初登場するのは子供時代の最後に訪れるダンジョン「ジャブジャブ様のお腹」。
出会った当初は中々のわがまま娘であり、彼女を救出しにきたリンクに失くしてしまった母の形見である「ゾーラのサファイア」の捜索を無理やり手伝わせてくる。
しかし脱出後は一転自分を救ってくれたリンクのことを気に入ったのか、ゾーラのサファイアを譲り渡してくれる。
まぁ要するにツンデレである。当時はそんな言葉はまだなかったが。
ちなみにこのゾーラのサファイア、「ゾーラのえんげーじりんぐ」であるらしい。
それを受け取ったということは……リンク爆発しろ。
なお、「ジャブジャブ様のお腹」内では体育座り状態のルトを担いで移動することになるのだが、単なるお荷物というわけではなくダンジョン内の仕掛けを解くためには彼女が必要となってくる。……主に重しとして。
またダンジョン内には普通に剣で斬ると痺れてしまう敵がウヨウヨしているのだが、こいつらに担いだルトを投げてぶつけると普通に倒せる。そのため多くのリンクが彼女を積極的にぶん投げることになる……。
「ジャブジャブ様のお腹」クリア以降は暫く出番が無くなり、次に再会するのは7年後の大人時代。
『時オカ』屈指の激ムズダンジョンとして知られる「水の神殿」内部である。
7年経過してわがままだった性格も大人しく、そして幼女体型だった肉体もボン・キュッ・ボンになっており、あらゆる面で成長したことを伺わせてくれる。
なお、7年放置されたことに対して文句を言ってくるものの、自らフィアンセを名乗ってくるあたりまだその気らしい。
やっぱリンク爆発しろ。
水の神殿クリア後は水の賢者として覚醒し、リンクに水のメダルを渡してくれる。
64版と3DS版の違い
ニンテンドウ64ソフトとして発売された『時のオカリナ』とニンテンドー3DSソフトとして発売された『ゼルダの伝説 時のオカリナ3D』ではルトの容姿が微妙に異なっている。
具体的にどこかというと、3DS版では服のようなものを着た姿(実際に服なのか、体の一部なのかは不明)なのに対しオリジナルである64版では他のゾーラ族同様全裸となっている。
流石に今のご時世、そのままだと色々とまずかったのだろう。
ちなみに任天堂から発売された時のオカリナの公式ガイドブック(64版)には大人ルトのイラストが載っておりお世話になった諸氏は多いと思われる。
ゼルダ無双・ゼルダ無双ハイラルオールスターズ
そんな彼女が、『ゼルダ無双』にて、まさかまさかの参戦。
使用武器は「魔法具」。おそらく原作に当たる『時のオカリナ』で、潜水時間を延ばす「銀の鱗」が元であろう。
魔法で水を作り出し、その中を泳ぐかのような華麗な動きで、群がる魔物を一網打尽にしている。
まさにその姿は「戦う姫様」である。(ある意味ではゼルダもだが。)
ブレス オブ ザ ワイルド
『時のオカリナ』から少なくとも1万年以上未来が舞台である『ブレス オブ ザ ワイルド』では本人は当然のことながら登場しないが、ゾーラの里が存在する湖にその名が付けられているほか、ゾーラ族の英傑ミファーが操る古代兵器「神獣ヴァ・ルッタ」の名前の由来としてゲーム中のテキストで言及されており、「遥か昔ハイラルの姫や勇者と共に野望を抱く者に立ち向かった賢者」としてその名が伝わっていることが分かる。
ルルについて
時のオカリナの直接の続編にあたる『ムジュラの仮面』には大人ルトとそっくりなルルというゾーラ族が登場している。
こちらはゾーラの歌姫という設定で、性格はルトとは全く異なり大人しめ。そして子持ちである。
なおこちらはしっかりと服を着ている。
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関連項目
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