ヲタ芸とは、アイドルのコンサート・イベントなどでファンが楽曲に合わせて独特の踊りや動き、掛け声をする行為のこと。ヲタ芸を行うことを「打つ」あるいは「撃つ」と言う。
概要
ヲタ芸は70年代後半や80年代アイドルの現場でも見られたが、コール芸が主体で現在のヲタ芸とは少し異なるものであった。80年代末から90年代アイドル冬の時代にかけてPPPHやロマンスといった技が開発され、2003年頃には現在とほぼ同じ型が確立された。
ハロー!プロジェクト関係や地下アイドルのコンサート・イベント会場内や周辺で一部のファンによって行われていたが、のちにさまざまなアイドルのコンサートや秋葉原などの路上パフォーマンスでも行われるようになった。
ヲタ芸の動きは普通の手拍子の動作やアイドルを応援する動作がオーバーな振り付けに変化したものや、アイドルの振り付けをアレンジしたもの、野球の応援を取り入れたものなど様々である。
それぞれの動き・掛け声には名前が付けられており、OAD・PPPH・マワリ・ロマンス・ムーンライト・ケチャ(ロミオ)・推しジャンプ・MIX・サンダースネイクなどが知られている。また特定の楽曲用に新たにヲタ芸が開発されるケースもある。
最近では雑誌や、テレビのバラエティー番組で取り上げられる例も増えて来ている。
注意
行う場所によっては法律に問われる可能性があるほか、ヲタ芸を見てる人、特に応援される側が嫌悪感を示し、禁止令を出したケースもあるのでTPOに応じた行動が求められる。
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