「仮面ライダージョーカー」とは、左翔太郎が変身する仮面ライダーである。
「どうやら切り札は…常に俺のとこに来るようだぜ…!」
仮面ライダージョーカー(0VV0)
身長 | 195cm |
体重 | 85kg |
パンチ力 | 1.25t |
キック力 | 3t |
ジャンプ力 | 30m |
走力 | 6.2秒/100m |
フィリップ不在の時、翔太郎がジョーカーメモリとロストドライバーを用いて単独変身する仮面ライダー。Wに変身する時は右手でメモリを持つが、ジョーカーに変身する時は左手にメモリを持つ。変身ポーズで曲げた右腕が『J』の形になっている。戦闘スタイルはWのジョーカー系基本フォームと同じく徒手空拳。そのスタイルと漆黒赤眼のシンプルな出で立ちはどことなくとあるライダーを彷彿とさせる。
ガイアメモリ二本分のパワーを有しているWに比べ基本スペックはほぼ半減する(スペック表は劇場版に登場したT2ジョーカーの物)。しかし、代わりにジョーカーメモリが本来有する技量強化の特性がフルに発揮され、局面によってはW以上の立ち回りを見せる。相手の攻撃を寸前に躱して背後から攻撃したり、パワー不足は勢いや手数でカバーしたりと、Wとはまた違った戦闘スタイルが魅力的。『ジョーカーメモリの能力で、攻撃が常にクリティカル判定なのでは?』との声もある。
マキシマムドライブ
ジョーカーメモリを右腰のスロットに挿入して発動する。メモリ1本で2種類のマキシマムドライブを使えるお得仕様。『MOVIE大戦MEGA MAX』では連続使用を見せてくれた。
フィリップと技のタイミングを合わせる必要が無いのでかけ声のは必要無いのだが、ちゃんと言ってしまうのはW時代のクセだろうか。
ライダーキック
『AtoZ』ではダッシュからの横跳び蹴り、最終回や『MEGA MAX』では一般的なジャンプキックだった。発動時には昭和ライダーチックなピキーン音と、ライダー1号のようなポーズを取った。
ライダーパンチ
『AtoZ』では挑発からのクロスカウンターで強敵メタルドーパントを倒した。さすがの勝負師である。技の前には、ライダー2号のポーズをとっていた。
その他装備はWと同様。
登場作品
『AtoZ 運命のガイアメモリ』
初登場。財団Xが独自開発した次世代型メモリ「T2」をヘリで空輸中、NEVERの大道克己の襲撃を受け、風都にばら撒かれる。そのうちの1本が鳴海探偵事務所の天井を突き破って、部屋の中に落ちてきた。しかし翔太郎はこの事に気付いていなかった。室内に落ちてきたからかNEVERに回収されず、窮地の翔太郎を救う切り札となった。
物語中盤、ヒート・ドーパントの襲撃を受け、事務所内で戦闘になる。この時、フィリップはNEVERに誘拐され人質となっており、ダブルに変身できない状態だった。絶体絶命の窮地の中、ヒート・ドーパントが言い放った「メモリと惹きあった」の言葉で閃く。天井に穴が開いていたのはメモリが落ちてきたからと気付いた翔太郎は一瞬の隙を突いてジョーカーメモリを拾い上げ、ロストドライバーに挿入。仮面ライダージョーカーに変身した。
まずヒートと交戦、用水路で激しい肉弾戦を繰り広げた。翔太郎とジョーカーメモリの相性は最高だったようで、ヒートをライダーキックで撃破。初陣を勝利を飾った。風都タワー前ではT2マスカレイド・ドーパントに邪魔されるが突破、内部ではメタル・ドーパントと交戦しライダーパンチで撃破した。
しかしラスボスのエターナルには敵わず、一方的にやられて変身解除へ追いやられた。この敗北でロストドライバーが破壊され、T2ジョーカーメモリも奪われたため出番修了になってしまった。
TV最終回
消滅したフィリップから贈られたロストドライバーに、愛用のジョーカーメモリを挿してフィリップのいない1年間、1人で『風都の仮面ライダー』として戦っていた。この時に使っていたのはジョーカーメモリ、つまり仮面ライダージョーカーであった。「いくぜフィリップ」と右手でメモリを持つクセが直っていない。
ミュージアム崩壊後、散らばったガイアメモリを集めて売買していたギャング集団EXEを相手に単独で戦闘。劇中ではコックローチ・ドーパントをライダーパンチで撃破した。
MOVIE大戦MEGA MAX
せんべい汁の検索に夢中になっているフィリップを置いて変身した。コイツ、まるで成長していない…。
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
フィリップ役の菅田将暉が不在のためひとりで変身した。この映画の翔太郎は、鳴海荘吉のような白スーツである。平成ライダーとしてBLACKとRXを相手に戦った。勝てるわけが無い。BLACKの大ファンである桐山漣は喜んだに違いない。
Vシネマ 仮面ライダージョーカー
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