仮面ライダーバースとは、特撮ドラマ『仮面ライダーOOO』に登場する仮面ライダーである。
世界を手に入れるためには概要も必要だからな
身長:199.0cm
体重:92.0kg
パンチ力:3.5t
キック力:8.0t
ジャンプ力:ひと飛び45.0m
走力:100mを5.0秒
真木清人を中心とした鴻上生体研究所が開発した生体強化スーツシステム、及びシステムを装着した仮面ライダー。いわゆる二号ライダーポジションである。G-3等と同様に人工の仮面ライダーで、ベルトの装着者が誰であっても変身する事ができる。しかし身体的負荷は凄まじく、元警察官でライドベンダー隊の隊長だった後藤ですら当初はまともに扱えなかった。
コアメダルを主体に戦うオーズに対し、バースはセルメダル主体。このため属性の優劣が生まれず、対ヤミー戦で活躍する。セルメダル回収の任務も帯びているため、グリードやヤミーから落ちたセルメダルを素早く回収する装置が備え付けられている。その一方、パワー不足は否めず、対グリード戦ではオーズに劣る。時間稼ぎに徹する場合が多いが、撃退まで追いやる事も。攻撃や大技にはセルメダルを大量に使用するため、上手くセルメダルを回収できないと赤字になる。ゆえにアンクとはセルメダルを奪い合う格好となり、嫌われている。整備や修理は真木博士が担当していて、バースの出力強化も行っていたが、物語中盤で離反。以降、どのようにしてバースが整備されているのかは不明。
劇場版『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&W feat.スカル MOVIE大戦CORE』で初登場。本放送では第16話より登場した。少し前の第13話にてドクター真木がアタッシュケースから意味ありげにチラつかせていた物体は「バースドライバー」という変身ベルトである。コアメダルをエネルギーに変換するオーズとは対照的に、バースはセルメダルをエネルギーに変換し変身する。
上記の劇場版では、前半はノブナガ、後半は後藤さんこと後藤慎太郎が変身者となり、後者の後藤さんは仮面ライダーアクセルと共闘を果たした。TVでは当初は伊達明が装着者となったが、紆余曲折をへて後藤さんが引き継いだ。彼ら以外の人間でも、身体能力が高ければ誰でも装着できる。この点は仮面ライダー555の各種ドライバー、キバにおけるイクサシステム、鎧武の各種ドライバー&ロックシードと共通するといえる。
戦闘の際には、「バースバスター」なる銃と「バースCLAWs」という特殊装備を使用。近距離・中距離・遠距離、はたまた空中戦までこなせるという万能ライダーと化す。そのボディのモデルは、見た目で推測できる限りあの「ガチャガチャ(ガチャポン)」をイメージして作られたようだ。
終末大好きな真木博士はバースに自爆装置という男のロマン厄介なものを搭載していたが、マニュアル大好き後藤さんによって解除されていた。…と言うよりもマニュアルに書いていいものなのかそれは
バースの装備
バースドライバー
バースの変身ベルト。バックル部にはセルメダルからエネルギーを抽出する反応炉・セルリアクターが搭載されており、メダルから得られたエネルギーを用いて、バースのスーツやバース・CLAWsを転送・再構成する機構となっている。バックル左側のメダル挿入口にセルメダルを1枚投入し、バックル右側のハンドルレバーを回転させる事でリアクターを守るカプセルトランサーシールドが「カポーン」と開き、変身が完了する。
変身中にもう一度「カポーン」とすることで、選択したユニットが電子音声とともに転送・装備され、2枚同時に投入することで「セルバースト」の電子音声とともに、瞬間的に通常出力の290%ものエネルギーを解放する「セルバッシュモード」が起動、ユニットの威力を大幅に高め必殺技となる。
バースバスター
セルメダルが持つエネルギーを利用、それを弾丸として射出するバース通常携行の銃。バースの意思に応じて射出速度や威力の調整が可能。また、バースに変身せずとも使用は可能である。ただし、バレルが短めであるにも関わらず両手持ち必須である点からもわかるように、強烈なストッピングパワーから来る反動は凄まじく、常人では発射と同時に体が吹っ飛ぶレベルに達しているため、生身で撃つ場合は相応の体の鍛え方を必要とする。TV版においては計3丁存在し、当初は伊達と後藤さんの2人が所持していたが、バース装着者が後藤さんになって以降、現場でのサポートに周る里中も携帯するようになった。
威力はそれなりにあり、劇場版ではプテラノドンヤミーの足止めに使ったり、第16話ではオーズの攻撃をものともしなかった巨大グリードにダメージを与えている。エネルギーが切れた際には、銃口下部に接続されたメダル収納ポッド・セルバレットポッドを取り外し、内部にセルメダルを順次装填する。
バースCLAWs
胸部・背部・両肩・両腕・両腿・両脚の計10ヶ所に装着されるバースの特殊装備。
ボディ各部に配置された緑と白のカプセル状のアレ(リセプタクルオーブ)は戦闘支援ユニットシステム・バースCLAWsを転送し、オーブ内のコネクタに連結することで換装・運用する能力を持つ。ちなみに”CLAWs”とはCannon、Leg、Arm、Wing、Systemの各文字から頭文字をとっている。
バースドライバーにセルメダルを1枚投入することで物質転送機能が作動、選択したユニットが応じた箇所のオーブから転送・装備される機構となっており、局面に応じてユニットを換装しながら戦闘を行っていく。
クレーンアーム
右腕に装備するアンカーユニット。射出することで移動や釣り上げ等、様々なワイヤーアクションが可能。また、アンカーにはセルメダルを吸引する機能があり、ヤミー撃破後のセルメダル回収に用いられる。
『MOVIE大戦CORE』ではビル屋上への移動や横転した車の除去に使用した。TV版では17話で初登場、もっぱらメダル回収機として活躍しているが、20話でカザリにビル屋上から突き落とされた際に落下を防ぐために使用された。
ドリルアーム
右腕に装備する大型ドリルユニット。ドリルアーム単体では近接戦で使われるが、クレーンアームとの複合によりドリル部分を射出することで間接攻撃も可能。命中時はヤミー体内のセルメダル間の結合を解くことで、ダメージを与えつつ刃先からセルメダルを抉り取る。バースバスターによるセルメダル消耗が激しいバースにとって、火力向上と継戦能力向上を兼ねる装備である。また、刃先ではなく横っ腹を叩きつけ、相手を殴打する目的でも使われる。
17話で初登場。18話ではウヴァに対して炸裂し、グリード相手でも通用することを証明した。
キャタピラレッグ
脚部に装備する重機動ユニット。無限軌道による高速移動、悪路走破が可能になる。また、ユニット自体の重量を活かしたキック攻撃、キャタピラの回転による攻撃も可能。
ブレストキャノン
胸部に装着する遠距離型砲撃ユニット。増幅したエネルギーを一気に放出する大型ビーム砲である。非常に高い威力を誇り、出力を引き上げればヤミーを一撃で消し飛ばすことすら可能。ただし、セルバッシュモードと呼ばれる高出力攻撃には相応の枚数のセルメダルを必要とする。また、バース自身を砲台と化している事から、砲撃時の反動によって機動性が下がるという欠点がある。
16話では初登場と同時にいきなり巨大グリードに撃ちこみ、オーズの反撃の起点となった。18話ではオーズが敵を足止めしている間に出力を引き上げ、クワガタヤミーを一撃で葬りさった。46話ではバース・プロトタイプとの至近距離での同時発射を行い、事前に真木がダメージを与えていたとはいえ完全体のガメルを葬る大手柄を挙げた。
ショベルアーム
左腕に装着するピンチユニット。接近戦で効果を発揮し、ショベルのバケットでメダルをガッツリ奪ったりクローで挟み上げる。
カッターウィング
背中に装着する飛行ユニット。伊達さんは単体で使うことはなかったが、後藤さんは初変身で使用した。
「アイツ…伊達より酷い…」
CLAWsサソリ
CLAWsを合体させることで誕生するサソリ型のバース支援メカ。水上や地中等、活動範囲に縛られず
神出鬼没に登場する。
しかし、登場には1000枚のセルメダルが必要で、出番が少ないかも知れないとファンから危惧されていた。
(その後も平然と出てくる所を見ると、1000枚で呼び出したのは1000回記念のみの語呂合わせの可能性もある)
バース・デイ
全てのCLAWsを装備してフルアーマー状態になるバースの最強形態。
その見た目通り器用な戦いはできなくなるが、カッターウィングとキャタピラレッグにより敵に追従するのに充分な機動力は確保できる。
さらにCLAWsの出力が上がり、セルメダルの投入をしなくてもセルバッシュモードの使用が可能になる。
バース・プロトタイプ
身長:199.0cm
体重:92.0kg
パンチ力:3.5t(理論値)
キック力:8.0t
ジャンプ力:ひと飛び45.0m(理論値)
走力:100mを5.0秒(理論値)
開発時にデータ収集用として作成されていた文字通り「試作品」のもう1体のバース。外見も正規品とほぼ同じだが、赤いラインが入っている点が異なる。基本性能も本物と比べて遜色ないが、CLAWsはクレーンアームとブレストキャノンしか使用できないという制限がある点が異なっている。
甚大な被害を受けたバースが使えなくなってしまったため、第45話で代用品として後藤さんに支給された。後に伊達さんが戦線復帰、正規バースの修理も完了したことにより、以後最終回まで後藤さんがバース、伊達さんがプロトバースに変身するWバース体制が取られた。
しかし『MOVIE大戦MEGAMAX』にて仮面ライダーポセイドンとの戦いによりベルトが大破し、その後は廃棄処分となってしまった。
レスキューフォースのレスキュースーツの酷似点
一見、レスキューフォースのレスキュースーツとは放送局がABCとテレビ東京で異なる上、バース自体はセルメダルとバースドライバーを用い、レスキュースーツはレスキューフェニックスの基地内で着装を行うため、無関係に思えるのだが、スーツ及び武器、装着上の演出に酷似点が存在している。
バースの場合は、セルメダルをドライバーに投入し、ハンドルレバーを回転させアーマーを構成し装着する。一方、 レスキュースーツは、レスキューコマンダーにカードを読み込ませ、スーツを着装するが、この時同じ様に強化スーツのアーマーが次々と体に装着されるため、非常に演出が酷似している。(あくまで、レスキューフォースが先である)
携行している武器は、バースはバースバスターでの戦闘、レスキューフォースはレスキューツール(斧や放水機)で 災害を沈黙させると用途が異なるため、携行武器・戦闘法は全く似ていない。
だが、バースがセルメダルを投入して特殊装備を構成するバースCLAW'Sの装備には、恐らくレスキューストライカーに合体するビークルの名残があると思われる。ドリルアームはレスキュードリル、ショベルアームはレスキューショベル、クレーンアームはレスキュークレーン、キャタピラレッグはビークルのタイヤが主にキャタピラ状にある事。そして、バース・デイのフル装備形態は、バイザーが光る事も相まってスーパーレスキューマックスの合体形態をモチーフにしていると思われる。カッターウィングもここから来ていると思われる。
あと、ベルトとコマンダー両方に電子音声がある。勿論、声は違う上、コマンダーは自律行動AIで自我はあるが、バースドライバーには自我やAIはない。
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