あ、嘘ですごめんなさい、彼はアニメ・ヴァンガードの登場人物の一人である。渾名は苗字からモジった「コウテイ」、漢字では童貞皇帝と充てる。チームカエサルのリーダー。光定ゲンジではない。
全国大会優勝を果たしたこともあるチームカエサルのリーダー。仲間からは光定の名字を音読みにした「コウテイ」というあだ名で呼ばれている。普段は頼りなく、おっちょこちょいだが、ヴァンガードの腕は超一流。
アニメ・ヴァンガード公式ページより引用
イケメンな上に、礼儀正しく、言葉遣いも非常に丁寧。どんな相手も・・・ガキンチョであろうが、自分に無礼な人間であろうが・・・相手を常にリスペクトする、なんとも完璧超人。作中におけるテツおじさんに並ぶ常識人。でも歴史オタク、得意分野は世界史。目立つことを良しとしない謙虚な人間なのだが、その服装どう見ても目立ちます。アニメにおいては、頼りなくておっちょこちょいという描写はあまり見られない。
今時のイケメンにありがちな、「何事も高水準でこなす一方、批判や衝突を避けるために人とはそこそこ距離を置く」的な人間かとおもいきや・・・そうじゃありませんでした。
彼は紛れも無いヒートガイであり、悲しき噛ませ犬ポジション担当であるが、アニメ・ヴァンガードに於いてそこそこ人気のあるキャラである、多分。そして、間違いなく世界トップクラスのヴァンガードファイターである。
主な使用カードやデッキ
- 超次元ロボ ダイユーシャ
- 究極次元ロボ グレートダイユーシャ
- 暗黒次元ロボ "Я"ダイユーシャ
- 超次元ロボ ダイカイザー
- 究極次元ロボ グレートダイカイザー
- イニグマン・ストーム
- ディメンジョンポリス
名称が未発達な1期ではイニグマン・ストームを軸としたデッキを使っていたが、アジアサーキット編において「次元ロボ」の名称が本格的強化を受けることになり、以後の使用デッキは次元ロボで固定化されている。
ヴァンガードに攻撃を集約しての一撃必殺や合体を意識したスペリオルライドが特徴的なデッキであり、現在の環境でも強力な地雷クランである。
リバースファイターと化してしまった際は、逆に相手のヴァンガードのパワーをダウンさせる暗黒次元ロボ "Я"ダイユーシャを切り札として使用している。
光定ケンジの嫁と部下チームメイト
彼の率いる「チームカエサル」のチームメイトである。構成は嫁とその弟。前々回全国大会を優勝しているので実績抜群。ケンジ(皇帝)と違って、衣装ベースはインディアンをモチーフにしている。
臼井ユリ(うすい ユリ)
ショートパンツにひっつめヘアーのデカ女高身長が魅力的な女性。世話女房で気働きがよく、優しい性格の持ち主と出来た嫁・・・なのだが、怒髪天の気もある恐妻でもある。容姿通りの血気盛んな姐サンで、付いたあだ名は「女帝(エンプレス)」。まぁ皇帝の嫁ですから仕方ないね。
「先導クン、勝つイメージに乏しいわ!イメージしてる?」
合同合宿でアイチきゅんに色々と教えてあ・げ・る!してる女帝様。
デッキやその展開方法もイケイケ姐さんで、ミサッキーとの戦いはその典型例。手堅く慎重なミサキのカード展開に対して、一点突破を試みた挙句、そのまま強引に押し切るという勝負師である。ユリ様マジ恐妻。
臼井ガイ(うすい ガイ)
名前でわかる・・・とは思うが、ユリとは姉弟。ユリの弟で、姉もデカイのだが、こっちもデカイ。姉弟揃ってひっつめヘアーである。皇帝と女帝を守護する「剣闘士(グラディエイター)」が愛称。デカくて怖そうだが、物腰柔らかな男性である。
多分、作中で本当の意味での噛ませ犬。見た目の割にはコメディリリーフ担当で、敗北してスライディング土下座で姉に謝るなど、剣闘士と言うよりは奴隷剣士と呼ばれても問題のない扱いである。がんばれ!負けるな!ガイさん!!
アジアサーキット以前 vs雀ヶ森レン 噛ませ犬伝説開演、そして1期終了
ヴァンガード1期33話、決勝で雀ヶ森レンと戦うも、尺の都合か前半部分で、PSYクオリアの前にいいところなく敗退。
レン「これからも無駄な努力を続けていってください」
おまけに退屈な相手しか居なかったと罵られる始末。勇者ェ・・・。※でもこのセリフ、まさかのフラグになってしまった。
ここから勇者の受難の始まりである。というか、「日本でレンに勝てるのはこの人だけ!」という公式の触れ込みはどこへやら。まぁそこの所は良いじゃないか。
その後もチームカエサルのリーダーとして出続けるが、ポジション的に噛ませ犬から脱却できずに1期が終わる。しかし、光定サンはそんなことで心の折れる人ではなかった。
あ、一応、日本の全国大会で優勝経験がある・・・みたいですよ?決勝進出は何回かしてますけど。
チームQ4と合宿&対決そして1期終了
34話にて、自分を高めたいと願うアイチに合宿を提案した店長。実はこの合宿はチームカエサルが提案した合同合宿だった。ケンジさんマジ良い人。尚、チームQ4の荷物は店長が全部運びました。
アニメでは結構喋るケンジだが、割と無口な櫂とは何故か馬があったようで、合宿中は櫂トシキとひたすらカードバトル&カード談義をしている。誰だよ!動画に廃人の朝は早いタグつけたの!!飴色に炒めた玉葱はルーにコクを与えるのだ!
vsチームジニアスのガキ共 光定サンはホンマにエエ人やで・・・
シンガポールのエリートの皮をかぶったクソガキ共であるチームジニアスの対応に関しても、皇帝は常に紳士で真摯であった。高校卒業後にSITへの進学を希望している光定だが・・・
糞ガキ「毎年SITには、わざわざ高校卒業してから来る奴もいる。そんな連中、俺たちに言わせれば手遅れだ。俺たちに勝てるわけが無いよ、おじさん!(以上、発言内容要旨まとめ)」
光 定「言うねぇ・・・でもそんな事で諦めたりする僕でもないけどね。
追いつかれないと決め付けていると、いつか痛い目を見るかもね。」
見事な大人の対応。しかしながら、高校卒業してないのに、テツさんとならんでおっさん扱いである。カワイソス。そしてシンガポール大会の決勝。
光 定「さすがに強いね」
クリス「君はまだまだだね」
光 定「だからこそ、SITに入りたいんだよ」
クリス「SITの学内チャンピオンとして歓迎します、あのキャンパスで一から出直すと良い・・・」
こうして皇帝は悔し涙を流した。やはり歴史オタク・噛ませ犬なのか・・・つーか市ねクソガキ。
世界大会ソウルステージ決勝 スタンド3ルールで雀ヶ森レンとのバトル
カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編 第82話「勇者の挑戦」
世界大会ソウルステージでも見事に決勝まで歩を進め、レン率いるNewAL4と対戦。相手はラスボス・レン。前回でアイチのチームを完膚なきまでに叩き潰した展開から、どう見ても負けフラグ、しかもチームメイト含め全敗フラグたってます、本当にありがとうございました。
しかもレンは、どう見てもスタンド3ルールわかってるだろと言わんばかりに、通常使うデッキからテツの扱うダークイレギュラーズデッキに変更、どう見ても舐めプです。
光定「決勝戦という大事な時に、自分のデッキを変更するなんて大胆だね」
レン「(しばらく微笑をたたえた後)はじめましょうか」
レンの軽い返しから舐めプに見えたデッキだが、作内の後の解説にもあるように、このスタンド3ルールでは多分というか間違いなくこっちのほうが強いようで、ラスボスの勝負へのカンは間違い無く高く、レンは見事にこのデッキを使い、皇帝の攻撃を捌きながらも仕掛け追い詰めてゆく。
光定「パワニマンニセン!?」
レン「光定さん、思ってたよりずぅっとデキル人なんですねぇ」
など、相変わらずレンは光定を煽りまくるも、光定は冷静さを失わず、レンの仕掛けと狙いを見極め、ソウル15枚積みのチートアタックを見事に防ぎきり、究極次元ロボ グレートダイユーシャを召喚、ドロートリガーからのアルティメットジャスティスソードで見事勝利。
実況やニコアニメで初見にすれば、「どう見ても完全ガードフラグ、所詮は皇帝は噛ませ犬」だったが・・・お互い全力の条件限定のスーパーインフレバトルを見事に制した。
敗者レン試合後の発言「これ、僕にはあわなかったな」
負け惜しみ?PSYクオリア非発動だったから??使い慣れてないデッキだから???ルールが皇帝向きだった???いいえ、レン様本人がこう言ってます。
「面白い、ゾクゾクします!インターセプト!」
アニメを見たらわかるがレンは冷や汗をかいており、完全に負けを認めている。というかレンは光定の仕掛けがわかっており、皇帝の仕掛けを潰しながら自身が勝つ仕掛けを組んでいた。更に、リアガード攻撃した事から、完ガを持ってない、もしくはそれは攻撃の仕掛けに組み込まれていたと考えられる(デッキの回りは完璧でした)。レンは全力で戦っていたのだ。だからなのか・・・
「皇帝!最高でしたよ!はいっ、ベッー(とアッカンべーをする)」
やっぱ悔しかったみたいです。
なお、彼の公式大会出場はこのソウルステージで途絶えることになる。
先述のSITへの進学が叶い、夏から留学することになったのだ。
皆に見送られ、新天地でより厳しいヴァンガードの世界に飛び込んでいくことになる・・・。
リンクジョーカー編 光定ゲンジ夏の悲劇
学期の間を縫って久々に帰国することになった光定。
だが、その前に現れたのは悪質な洗脳を受けて変わり果てた"This is the 櫂トシキ"だった―――。
「お前は強いのか?」
櫂とのファイトに敗れてしまった光定はそのままリンクジョーカー・・・"虚無"に囚われ、その尖兵であるリバースファイターと化してしまった。ついでに名前も誤字られた。
その力を以て虚無を振り撒き、SITのガキ共チームジニアスをもその手中に収めたタイミングで皮肉にもユリと再会。
立ち向かうユリに対して圧倒的な"Я"の力で蹂躙し、屈服させ"虚無"の眷属に堕としてしまうのだった。
そして近くに居た蒼龍レオンをもその歯牙にかけようとしたが、レオンの新切り札《蒼波竜 テトラドライブ・ドラゴン》のVスタンドを絡めた猛攻に耐えきれず陥落。"虚無"の力からは無事に解放されることになった。
リバースしてしまった間の光定は、以前のキャラクター性が見る影もない―――反転でもしたかのような、他者を見下し踏みにじり支配する傲慢な性格の暴君と化していた。
彼の過去には触れたものの、リバース状態の根底と思わしき部分が全く見えず、単なる面白エネミーな悪の手先と化してしまった感がある。
ユリの回想で触れられた彼の過去。
チームメイトを探していたユリの目に留まった、当時まだ未熟なファイターだった光定。
しかし、一度教えられたことは絶対に忘れず、順調に腕を上げていく光定の姿に、ユリは自身や弟と共に戦うもう一人のファイターとして光定を認めたのだった。
そして果たした全国大会優勝。栄冠を掴んだ光定に、ユリは自分のアクセサリーを勲章として光定に贈るのだった。
名実ともに「皇帝」となった男に勲章は、少し突っ込みどころが生まれる話だったかもしれないが。
―――と過去に触れたのはいいが、リバースが解除されたタイミングで話は一区切りにされてしまったせいで、虚無に体よく利用されただけで話が終わってしまう。
そのせいで結局ダイカイザーの販促が殆どできずに舞台から退場してしまう。 ま た 噛 ま せ 犬 か
レギオンメイト編 ※ダイユーシャとダイカイザーでは双闘できません
先導アイチが消えた世界において、世界改変の影響を受けてか、
チームQ4との関係までもが消滅してしまい、再会したはずのカムイとミサキすら覚えていなかったが、光定は世界規模のファイターとして有名になっている。
久々に帰国し、ユリたちと会う間に世界トップクラスファイターであるラティ・カーティと出会いファイトをすることになる。
相手はなんかこの時点で嫌な予感がするが《シャドウパラディン》。相手のリアガードをグレード0と入れ替えてしまうトリッキーな「黒魔女」デッキに対し、LJ編ではブレイクライドの販促すらできなかった新たな「次元ロボ」デッキで挑む!
立ち並ぶダイカイザーとダイユーシャ、そして新たな仲間シャドウカイザーが姿を現した瞬間―――!!
まさかのクロスブレイクライド。しかも限定パック「ファイターズコレクション2014」のユニットである。
既に双闘(レギオン)に環境が移行した中、未だ現役のダイカイザーのブレイクライドとの相乗効果でラティに一気呵成の猛攻をかける光定。トリガーを集めたリアガードのダイユーシャの攻撃に全てを賭け・・・!
ですよねー。
結局返しのターンで押し込まれ敗北してしまう。しかもトリガーを全てヴァンガードに振り分けていれば特大ダメージの貫通成功でほぼ勝利確定だった(これはプレイング意見の分かれる結果論だが)。
光定の出番はあくまで一般人としての出番であり、結局この後カトルナイツとしての使命に戻ったラティやその標的となったカムイ達に会うことはなく、光定はユリ達と再会してその場を去ることになった。
その後、レギオンメイト編のクライマックスとエピローグの間に位置する劇場版アニメ「ネオンメサイア」にて登場。
やはり世界トップクラスのファイターとして認定されており、大会「スクランブル・メサイア」に選手として出場。
新たな切り札を携えかげろうを手にした櫂と、スクランブル・メサイアという晴れ舞台で激突する。ファイト自体はダイジェストで敗北してしまったが、劇場版ならではの異常な作画による、ダイユーシャと《煉獄皇竜 ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート》の激突は見どころである。
ヴァンガードG チームカエサル再結成!
そして作品自体が代替わりし、カードファイト!! ヴァンガードGが始まる―――プロローグの1カットでユリ・ガイとともにいきなり登場した。
Gにおいては光定を追いかけてシンガポールに来た二人とともにチームカエサルを再結成したことが明かされている。
ヴァンガードの普及活動の一環で、チーム自主制作の映像作品「地球防衛組織カエサル」を制作。
その映像ソフトがカードキャピタル2号店に届き、チームという概念、そして仲間との絆を後輩たちに知ってもらいたかったカムイを通し、
新時代のファイター・新導クロノ達のもとに届くことになり・・・。
ファイトこそしていないが、1話まるごと劇中劇に注いだ別番組っぷりは必見。
「地球防衛組織」におけるカエサルの3人はスーパーロボットのパイロットという設定で登場する主役。演技ということでいつもとは違う3人のキャラクター性が見られる。
現実世界の我々はこの映像ソフト自体を入手することはできないが、月刊ブシロード2015年6月号(2015年5月8日発売)の付録としてこの話を収録した映像ソフトを入手することはできる。
一方、G1期の時点でこういう形で出番があってか、G2期1話で顔を見せた面々の中でチームカエサルは唯一同期で影も形もなかった。レジェンドファイターとしては扱われないのか・・・。
おまけ:何気に凄いチームカエサル
どう見ても噛ませ犬扱いであるが、その戦績は物凄い。はっきりとわかっているだけでも3回の決勝進出を果たしている。多分、日本トップクラス。チームメイトに恵まれてない?いえいえ、決勝進出は一人じゃ出来んのです。
関連項目
- 童貞
- 童帝
- 噛ませ犬
- 光定ゲンジ/リバース(カードファイト!! ヴァンガード)/お前は強いのか
- カードファイト!! ヴァンガード/カードファイト!! ヴァンガードG
- カードファイト!! ヴァンガードのユニット一覧
- 超次元ロボ ダイユーシャ
- 究極次元ロボ グレートダイユーシャ
- 超次元ロボ ダイカイザー
- 超次元ロボ ダイユーシャ(アニメ)
- イケメン
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