十二支刻獣とは、TCG「カードファイト!!ヴァンガード」に登場する種族である。
アニメでは「カードファイト!!ヴァンガードG」に登場。一部はアニメ内にキャラクターとしても登場している。
概要
その全てがクラン「ギアクロニクル」に属するユニットで構成されており、十二支をモチーフとしている。
元ネタは十二時辰であり、近代以前の中国や日本などで用いられた、1日を約2時間ずつの12の時辰(じしん)に分ける時法。「時間」をテーマにしたギアクロニクルのテーマ性に合致したユニット達である。
種族名・クラン名の通り、全てのユニットに歯車の意匠がある。
種族は主に「ギアビースト」だが、十二時辰関係ではドラゴン型ユニットの《クロノ・ドラン》とその関連ユニットは「ギアドラゴン」。また、後述の「刻獣 / 刻将(パルサー)」「超刻龍 / 超刻獣(メタパルサー)」については種族縛りはない。
主な関連ユニットに《機械仕掛けの神 デミウルゴス》が存在し、十二支刻獣12種類をバインドゾーンからドロップすることで効果が得られる。
収録先に特記のないユニットはトライアルデッキG9弾「真生の十二支刻獣」で収録された。それ以前にも種族として持つユニットが登場していた。
アニメでは「ディペンドカード」により呼ばれる12枚のユニットとして登場するが、後にG4期の段階で「刻獣 / 刻将(パルサー)」「超刻龍 / 超刻獣(両者ともにルビは『メタパルサー』)」といった十二支刻獣サポート名称が存在し、それらは十二支刻獣にも属し、それ以外のユニットでも十二支刻獣に所属するユニットは増加し始めている。これにより、十二支に該当しないユニットも増え始め、単純な種族デッキとして扱われ始めている。
当記事ではアニメ「ヴァンガードG(G3期まで)」で特別なカードとして扱われていた原典の十二支刻獣とそれらに直接的に関連するカード、主なサポートである「超刻龍 / 超刻獣」を紹介する。
《クロノ・ドラン》と《クロノファング・タイガー》の2種は顕現当初から所有者の力になっていたが、この2種と「申の刻」以外の十二支刻獣は絵柄こそ現れてもカードとしての体裁になっていない不完全な状態だった。不完全な状態では、その顕現した絵もモノクロである。
それらの多くを完全に覚醒させ、カードとして使用可能にしたのは新導クロノだが、直後明神リューズに《クロノ・ドラン》諸共それらを全て奪われている。クロノ以外が覚醒させたのは《クロノファング・タイガー》《クロノクロウ・モンキー》の2枚。
クロノはある事件により負担を無視して覚醒することができるが、リューズは召喚の際莫大な負荷を抱え込むこととなる。
それをある方法で克服したリューズは、G3期「ストライドゲート編」後半で遂に十二支刻獣全てをその手に揃えることに成功。それにより構成されたデッキで、G3期45話「伊吹コウジvs明神リューズ」にて初めてその力を揮う。
しかし、ストライドゲートによって下された審判は、「新導クロノvs明神リューズ(3戦目)」にて、新たな未来に進もうとするクロノの意思を汲み、ファイト後基本となる十二支刻獣は全てクロノの元に集い、経緯は不明だが2ヶ月後、それまで居なかった《クロノ・ドラン・G》《クロノジェット・ドラゴン・G》と共にデッキに組み込んでいる。
クロノの「辰の刻」以外の本格的な使用はG4期「カードファイト!!ヴァンガードG NEXT」からであり、クロノのメインデッキとなった影響か、原典以外に十二支刻獣に所属するカードはその頃から確認されはじめている。
それらGユニットの多くは、G最終期「カードファイト!!ヴァンガードG Z」にて、クロノがゼロスドラゴンを使用して敗北したことにより、消失し永遠に喪われることとなった。
余談
本当に余談だが、十二支刻獣のカードとしての本格強化が始まった2016年には、「バトルスピリッツ」がアニメ「バトルスピリッツ ダブルドライブ」の核となるカードとして「十二神皇(じゅうにしんおう)」が、「遊戯王OCG」にはOCGオリジナルカテゴリとして「十二獣(じゅうにしし)」がそれぞれ登場。偶然か否か、多くのカードゲーム達が一斉に十二支を取り扱う上に環境を制圧するという状況になった。
ただしヴァンガードGの場合、《クロノ・ドラン》は2015年にカード化、他のカードたちもデザインだけなら2015年に登場していたものもある。
十二支刻獣紹介
子の刻
《クロノセラピー・ハムスター》
ヒールトリガー
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:0 パワー:5000 クリティカル:1 シールド:10000
ネズミ型ユニットであり、十二支刻獣のヒールトリガー。ただし名前はハムスター。
ギアクロニクルには特にトリガーにまで要求される必須名称は存在せず、このカードが初のテーマデッキに必要とされるヒールトリガーなので、十二支刻獣デッキには4枚投入必須。
新導クロノにより覚醒したカードだが、G3期途中で明神リューズに奪われ、そのまま明神の使用カードとなってしまう。
「伊吹コウジvs明神リューズ」の最終局面ではヒールトリガー4枚を積みこまれていたが、4枚ともこのカードである。「寅の刻」の例を考えると、覚醒さえしてしまえばディペンドカードの同種複数所有は可能と思われる。
丑の刻
《クロノビート・バッファロー》
ノーマルユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:2 パワー:9000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:永【R】【GB1】:あなたの【V】にグレード3以上の<十二支刻獣>が存在するなら、このユニットのパワー+2000。(ハーツカードの種族も含む)
二足歩行の猛牛型ユニット。
ヴァンガードに十二支刻獣が存在すれば常時パワー11000となるが、超越中はハーツかGユニットのいずれかが条件を満たしていればいい。
グレード3が十二支刻獣ならば常時パワー11000が相手ターンでも続くため、基本的にはそれを狙いたい。「クロノジェット」軸では片割れが十二支刻獣ではないため状況を選ぶが、「クロノファング」軸は両者条件を満たせるため相性がいい。
アニメではファイトで白黒つけている最中に弓月ルーナがファイト外で実体化させ、伊吹コウジや安城マモル、大山リュウタロウら各支部長(ユナサン支部のみ代理の新城テツ)を襲撃、ドラゴンエンパイア支部をロケットパンチで壊滅させる。
騒動の終結した後のGNEXTではクロノがリアガード要員として頻繁に使用している。
寅の刻
《クロノファング・タイガー》
ノーマルユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:3 パワー:11000 クリティカル:1 シールド:0
効果:永【V】【GB(2)】:あなたが【超越】のコストを払う際、捨てる手札のグレードを+3してよい。+3して払ったら、そのカードを表でバインドする。
自:[手札から1枚選び、表でバインドする] このユニットが(V)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、相手のリアガードを1枚選ぶ。相手はそのユニットを自分の山札に戻し、山札からそのカードのグレード-2のカードを1枚まで探し、(R)にコールし、山札をシャッフルする。(コールしたいカードがない時は見つからなかったことにできる)
ブースターパックG7弾「勇輝剣爛」で登場したユニットであり、明神リューズの所持するメインヴァンガード。
手札をバインドすることを条件に発動する二つの効果を持つ。
自動効果は相手のリアガードを1枚吹き飛ばすカード。グレード1以下ならコールするべきカードがゲーム上存在しない為、完全除去となるが、グレード2以上は相手に該当の好きなユニットをコールされてしまう。基本的にグレード0のファーストヴァンガードを狙い撃つカードになるだろう。
GB2を達成することで、リューズ的に言えば「如何なるコスト」だろうと手札1枚で超越することができる、《ブラスター・ダーク “Diablo”》の亜種スキル。無論その有用性は言うまでもなく、超越したい時に確実に超越できるため、対となる《クロノジェット・ドラゴン》に負けない長所と成る。後述の《超刻龍 オルタード・ドラゴン》を初回超越に用いることで、どの局面でも手札1枚で超越できうるため、超越時の手札コストのグレードを気にする必要が全くなくなる。
総じてメインヴァンガードとして遜色ない能力を持った、十二支刻獣第二の主軸ヴァンガードであり、十二支刻獣デッキと一口に言っても、だいたい「クロノジェット」か「クロノファング」、そして十二支刻獣以外を主軸とする種族「ギアコロッサス」か、に分かれている。
バインドという特性も、自身の進化系や《機械仕掛けの神 デミウルゴス》と噛みあう為相性がいい。
惑星クレイの背後ストーリーでは、不可解な言動でクレイ各所に襲撃をかけており、当初はそのため何者かに操られていると思われたが、後に彼自身にも確かな意思があって行動を起こしたことが判明した。
アニメではキャラクターとしても登場。担当声優は黒田崇矢。
明神リューズの理想と野心に共感し、彼に力を貸し、甚大な負担が伴う方法によりクレイとのリンクを与える。
また、トライスリー側の5名の「裁定者」に語り掛け、5人に「最後の審判」への参加を促していた。
彼がリューズに干渉したことが、ストライドゲート編の事態に至る最後のきっかけであり、そのためか「ぼく達にも責任がある」とクロノに語ったクロノ・ドランが視線を移した際、真っ先に単独で映し出されている。その後、十二支刻獣がクレイに戻った後、クレイの描写が最低限になっているせいか特にケジメをつけた描写のないままGNEXTでは《クロノファング・タイガー・G》としてしれっとクロノの力になっているため、彼が登場するたびに「寅ァ!」など彼を弄るコメントが多数流れ、GNEXTでは視聴者から完全にネタキャラとして扱われている。そのため、現在は「クロノファング」二種纏めて「寅」と言ったりする流れもちらほらある。
カードとしてはリューズのファイト全てでメインヴァンガードとなっている。「伊吹コウジvs明神リューズ」戦後は現世に召喚され、敗北した伊吹の抵抗に割って入る形でトドメを刺した。
少なくとも登場当初からリューズのデッキには複数枚投入されている。
騒動の終結後、このカード自体もクロノの手に渡っていることがG3期最終話で判明しているが、GNEXTで登場しているのは専ら後述の《クロノファング・タイガー・G》であり、このカードの出番はまだない。
漫画「ストライドジェネレーション」では、各種寅の刻と共に登場。
ギアクロニクルに執着を持っていた綾戸リクが自分のデッキとして調整しており、大会で使おうとしていた。
ある人物との接触により、結局大会では使われずじまいだったが、このデッキこそが綾戸が変わろうとしている何よりの証拠であり、対話の結果遂に綾戸は「カメレオンファイター」戦法を捨て、自らのデッキとして「クロノファング」軸を使う決心をした。
《クロノ・ティガー》
ノーマルユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:0 パワー:5000 クリティカル:1 シールド:10000
効果:自:先駆
自【R】:[【CB(1)】,このユニットをソウルに置く] あなたのターン中、相手のリアガードが山札に置かれた時、あなたの「クロノファング」を含むヴァンガードがいるなら、コストを払ってよい。払ったら、バインドゾーンから表のカードを1枚選び、(R)にコールし、そのターン中、そのユニットのパワー+4000。
クランブースター「運命の歯車」で登場するクロノファングサポートカード。メインデッキに入る13枚目の十二支刻獣であり、このカードの登場により《クロノ・ドラン》抜きでも十二支刻獣デッキが構築可能となったが、リューズは全ての刻をバインドして《機械仕掛けの神 デミウルゴス》を発動させている。
効果にGB指定がないため、上述の《クロノファング・タイガー》と組み合わせることで、バインドしたカードを即座にスペリオルコール可能。そうでなくとも、条件は限られるもののバインドゾーンに不要なカードをスペリオルコールすることができ、相性がいい。
ギアクロニクルの問題児となる《スチームメイデン メラム》等のユニットを再び呼び出し「チクタクメラム」を始動することができるため、非常に有能・・・だったが、登場前に規制がかかる。
アニメでは十二支刻獣が揃った「伊吹vsリューズ」「クロノvsリューズ(3戦目)」においてリューズのファーストヴァンガードとして登場。
他の十二支刻獣は召喚に苦心していたが、このカードの出所は不明。しかし《クロノファング・タイガー》と繋がっている以上そこからもたらされたとしても不思議ではない。
後に変わり果てた姿となったリューズだが、G3期最終話でこのカードを握りしめている姿が確認できる。
《クロノタイガー・リベリオン》
Gユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:【超越】 - ストライドステップ - [手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
永【V】:バインドゾーンのカード2枚につき、このユニットのパワー+5000。
自【V】【GB(2)】:[【SB(1)】,Gゾーンから裏の「クロノタイガー・リベリオン」を1枚選び、表にする,あなたのリアガードと手札から1枚ずつ選び、表でバインドする] このユニットがアタックした時、あなたの「クロノファング」を含むハーツカードがあるなら、コストを払ってよい。払ったら、そのバトル中、このユニットのクリティカル+1/ドライブ+1。
「クロノファング」の「超越共鳴」となるGユニット。クランブースター第9弾「運命の歯車」収録。
バインドゾーンのカード2枚につきパワーが+5000される効果と、「クロノファング」がハーツならばソウルブラスト+Gペルソナブラストに加えリアガードと手札を1枚ずつバインドするという重いコストながらクリティカル、ドライブをそれぞれ+1する[1]という《超宇宙勇機 エクスギャロップ》が涙目になる非常に強力なアタックが可能なユニット。
それぞれカウンターコストを必要としない代わりに、後者の効果はカード2枚を失うため、下手に乱用はできない。しかし、効果は自己完結しており、バインドゾーンのカードを自身で増やすことでパワー+5000、さらにクリティカル増加、カード消費もドライブチェック増加により1枚は自身でカバーできる。バインドするカードによってはさらなる誘発効果を狙うことができ、事前にリアガードがバインドされていればさらにパワー上昇。「クロノファング」では文句なしの切り札である。
《機械仕掛けの神 デミウルゴス》のサポートも可能ではあるが、このカードの詰め性能から、同ユニットが出る間もなくファイトが終了してしまう可能性が高い。
ただし、やはり他の手札と盤面の計2枚を消費してしまう上に、コスト先払いのため先にそれぞれ1枚ずつカードがなければ発動すらできないのが痛く、繋ぎとしての使用は難しいため、切り札として運用した方がよい。
こちらもアニメでは「伊吹vsリューズ」においてリューズが使用。強力無比な効果を存分に発揮したが、Gガーディアンと《オルターエゴ・メサイア》のコンボにより凌ぎきられている。
「クロノvsリューズ」でも使用していたが、完全ガードによって受け流されている。しかし両者ともに、効果により十二支刻獣がバインドされたことで、後続の戦術につなげている。
《クロノファング・タイガー・G》
ノーマルユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:3 パワー:11000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:自【V/R】【GB(1)】(あなたの(V)かGゾーンに表のGユニットが1枚以上で有効):[【SB(1)】,他のあなたのリアガードを1枚選び、表でバインドする] このユニットがヴァンガードにアタックしたバトルの終了時、コストを払ってよい。払ったら、このユニットと同じ縦列にいる相手のリアガードを1枚選び、相手はそのユニットを自分の山札の下に置く。
こちらはトライアルデッキ「真生の十二支刻獣」に登場する「クロノファング」。騒動を起こしてシメられた後のタイガー。G3期最終話では登場していなかったが、GNEXT1話から早速クロノが使用している。
効果を使用したのはGNEXTの「クロノvs伊吹」。タイムリープも絡め2体呼び出し、片方をコストにバインドして効果を使用、もう片方をタイムリープの代償でデッキに戻すことでリアガード前列を空白にし、呪縛の的を残さない戦いを披露した。
リアガードでも発動可能な能力を持つ、「クロノファング」のサブヴァンガード兼リアガード要員。
相手のリアガードを山札の下に送る効果は単純ながら悪くない効果。しかし、アタックの成否を問わないのは魅力的だが、このカードと同列でなければならない上に、効果発動がやや遅いのが難点か。
GB1を達成しなければ効果を発動できないため、相手より先にこのカードに乗ってしまうと展開がつらく、なるべくならこのカードに乗りたくない。後に十二支刻獣全体をサポートする《刻獣 リボルバー・ドラゴキッド》が登場し、目当ての「十二支刻獣」グレード3を引き込みやすくなる。
《クロノタイガー・GG(ギアグレア)》
Gユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:【超越】 - ストライドステップ - [手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
起【V】【ターン1回】:[【SB(1)】,あなたのGゾーンからこのユニットと同名の裏のカードを1枚選び、表にする] あなたのハーツカードが〈ギアビースト〉なら、相手のリアガードを、グレードの合計があなたのバインドゾーンの枚数以下になるように好きな枚数選び、相手はそれらを山札の下にきな順番で置く。
永【V】【GB(3)】:あなたのバインドゾーンが5枚以上なら、このユニットのパワー+10000し、さらに、7枚以上なら、クリティカル+1し、さらに、9枚以上なら、ドライブ+1。
「竜皇覚醒」で収録されたRRのカード。しかしRRと侮れない能力を持っている。
バインドゾーンを自発的に増やすことこそできないが、ソウルブラストだけでバインドゾーンに依存した除去能力を発揮でき、さらにGB3以降は永続能力により質の高いアタックを実現できる。
《クロノタイガー・リベリオン》の方がアタックの圧力自体は高いが、こちらは永続効果故にノーコストで効果を発揮することができ、Gペルソナは使わずとも高い質のアタックだけ得る運用法が可能。純粋にドライブ+1で手札も増加できるため、次の戦術へのつなぎとして運用することも可能。
永続効果はハーツにギアビーストすら必要としないため、ギアコロッサスがヴァンガードでも有効活用できる。
卯の刻
《クロノボレー・ラビット》
クリティカルトリガー
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:0 パワー:5000 クリティカル:1 シールド:10000
効果のないクリティカルトリガー。クリティカルトリガーの有用性は言うまでもないため、優先して4枚組み込みたい。
リューズにより召喚されたが、実際に覚醒されたのは新導クロノの手による。が、覚醒直後にリューズに奪われ、そのままリューズに使用されている。
辰の刻
「クロノジェット」名称を持つユニットと《クロノ・ドラン》関係が属する。
種族「十二支刻獣」には入っていないが、《クロノジェット・ドラゴン》ならびに《クロノドラゴン・ネクステージ》も大枠では含まれる。
2016年10月現在、多くのカードの記述がほかの単語記事に存在する。
十二支刻獣版「クロノジェット」である《クロノジェット・ドラゴン・G》については《クロノジェット・ドラゴン》の、《クロノ・ドラン・G》については《クロノ・ドラン》の記事を、《クロノドラゴン・GG》と《クロノ・ドラン》についてはそれぞれの単語記事を参照されたし。
《クロノドラゴン・ギアネクスト》
Gユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアドラゴン/十二支刻獣
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [あなたの手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
起【V】【ターン1回】【GB(2)】:[【SB(1)】,あなたのGゾーンからこのユニットと同名の裏のカードを1枚選び、表にする] このユニットは『自【V】【ターン1回】:このユニットがアタックしたバトルの終了時、あなたのハーツカードが〈ギアドラゴン〉なら、(R)か手札の〈十二支刻獣〉を合計3枚まで公開し、山札の下に好きな順番で置く。3枚置いたら、このユニットを【スタンド】し、ドライブ-2。』を得る。
永【V】【GB(4)】:このユニットの2回目のバトル中、パワー+10000/ドライブ+1。
「竜皇覚醒」で追加された、十二支刻獣版《クロノドラゴン・ネクステージ》ともいうべきカード。
コストが十二支刻獣に限られるが、場か手札から山札に3枚送還することでヴァンガードがスタンドする。
実質上パワー+10000、ドライブ-1でのVスタンドとなる。ただし、相手のカードをGガーディアン1枚で凌いでの初回超越だったり、初回超越時Gゾーンのカードをコストで表にしていないままだとフルパワーを発揮できない。主に前者を防ぐための措置だろうか。
《クロノドラゴン・ネクステージ》とは違い、ハーツが「クロノジェット」でなくともギアドラゴンならば発動可能。
しかし効果の都合上、ほぼ「十二支刻獣」の「クロノジェット軸」限定での使用となる。
一般パックのRRRというさほど苦ではない入手難度も合わせて、GNEXTからギアクロニクルを始める人間にとってこれほど心強いカードはないだろう。
GNEXT、U20チャンピオンシップ準決勝の新導クロノvs安城トコハにてクロノが初使用。
怒涛の連続攻撃でフィニッシャーと相成った。
しかし決勝戦では、鬼丸カズミ=《忍竜 シラヌイ》を相手に発動しても決めきれず、GNEXTの続編であるGZでは1話から登場しているが、GB4を発動できなかったこともあってか敗北を喫している、とぱっとしない展開が続く。
巳の刻
《クロノスピン・サーペント》
ノーマルユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:2 パワー:10000 クリティカル:1 シールド:5000
効果を持たないグレード2のユニット。いわば十二支刻獣版《沈黙の騎士 ギャラティン》であり、安定して10000のパワーを持っているため、ライドしておくと後の猛攻をいなしやすくなる。
また、後述の《超刻獣 スプリット・ペガサス》が1枚表になっていれば単騎でヴァンガードにヒットを取れるため、そういう意味でも重要。そのおかげで採用しやすいためか、2017年の環境では優先して積まれることも。
クロノが覚醒させたものの、リューズに奪われ、リューズに使役されているカードの一枚。
GNEXTでも主にリアガード要員として登場する。
午の刻
《クロノチャージ・ユニコーン》
ノーマルユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:1 パワー:6000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:自:このユニットが(R)に登場した時、他のあなたの〈十二支刻獣〉のユニットを1枚選び、そのターン中、パワー+3000。
グレード1のユニットで、他の種族:十二支刻獣を強化する。似たような互換カードと比べ、対象が十二支刻獣限定になっているため、使い勝手が似たような効果持ちよりかなり下がっている。
アニメではG3期の序盤に登場、不完全な状態ながらカンパニーにより最初に表舞台で召喚され、ヴァンガード普及協会ユナイテッド・サンクチュアリ支部を破壊した。
しかし召喚したのがストライドフォースが他より弱めなエースだったため、エースは著しい消耗を背負うことになる。
実際にファイトで登場したのは他と同様「伊吹コウジvs明神リューズ」。ここで初めて効果が判明した。
羊の刻
《クロノドーズ・シープ》
ドロートリガー
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:0 パワー:5000 クリティカル:1 シールド:5000
効果を持たないドロートリガー。トリガーチェックで出ると美味しいが、普通にカードとして使う分にはシールドも少なくパワーも5000と物足りない。
そのため種族を生かさなければ採用の理由はないが、逆に言えば採用の時点で《クロノジェット・ドラゴン・G》か《機械仕掛けの神 デミウルゴス》が採用されていると見て間違いない。
素で引いてしまうことを避けるため、早々にバインドし、《機械仕掛けの神 デミウルゴス》で確実にトリガーを発揮できる状態にしてしまうのが手っ取り早い。
クロノが覚醒させたものの、リューズに奪われ、リューズに使役されているカードの一枚。
申の刻
《クロノクロウ・モンキー》
ノーマルユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:2 パワー:9000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:自【GB(1)】(あなたの(V)かGゾーンに表のGユニットが1枚以上で有効):[【CB(1)】] このユニットが(R)に登場した時、あなたの(V)に〈十二支刻獣〉があるなら、コストを払ってよい。払ったら、そのターン中、このユニットのパワー+5000。(ハーツカードの種族も含む)
登場時限定で、単体でパワー14000になれる。5000という数値は確実にガードラインを5000分上げることができるため、馬鹿にならない。登場場所などの要件もないため、タイムリープとの併用も可能。
ただしジェネレーションブレイクに加えカウンターコストまで消費するためなかなか重い。その上、ヴァンガードに十二支刻獣を要求するため、ギアコロッサスデッキでは効果を使えないことも多々ある。そういった状況では引いても無意味になることが多く、早々にバインドしておきたい。
デザインは以前から登場していたが、名称はカード情報で初めて明らかになった。キーボード要素がなくて本当によかった。
カンパニーが最後に覚醒させたディペンドカード。そのため、覚醒直後から速攻で実戦投入されているため、《クロノ・ドラン》ら同様、絵柄がモノクロで現れている不完全な状態のこのカードは作中描写では存在しない。
GNEXTでもリアガード要員として登場している。
酉の刻
《クロノタイマー・レグホン》
スタンドトリガー
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:0 パワー:5000 クリティカル:1 シールド:10000
視聴者からの通称はからあげクン。
効果を持たないスタンドトリガー。基本的にトリガーは均等に入れるよりも尖らせたほうがよく、スタンドトリガーの場合強力な効果つきトリガーが選ばれることが多く、結果として優先順位は低い。
クロノが覚醒させたものの、リューズに奪われ、リューズに使役されているカードの一枚。
アニメでガードする際は、胴体の時計の逆転に合わせ攻撃しているリアガードの時が巻き戻るのが特徴的。
戌の刻
《クロノエトス・ジャッカル》
ノーマルユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:1 パワー:7000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:自【R】【GB1】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、あなたの【V】に<十二支刻獣>があるなら、このユニットのパワー+4000。(ハーツカードの種族も含む)
ヴァンガードにアタックした時限定だが、パワー11000でアタックできる。
アタック時限定なのが少々痛いが、タイムリープで引き出すことを考えれば十分な性能を持っているといえる。
このカード単騎のアタック後タイムリープで《アップストリーム・ドラゴン》など消えるユニットを呼び出し、そのままバインドゾーンにこのカードを置き去りにすれば無駄なくバインドゾーンの十二支刻獣を溜められる。
クロノが覚醒させたものの、リューズに奪われ、リューズに使役されているカードの一枚。
「伊吹コウジvs明神リューズ」にてカードとしての体裁が明らかになる。
GNEXTではクロノがライド・コールする場面が多い。
亥の刻
《クロノダッシュ・ペッカリー》
ノーマルユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:1 パワー:8000 クリティカル:1 シールド:5000
効果を持たないグレード1のユニット。パワーは高いため、ブースト役としてもそこそこ出番があるが、グレード2ほどの有用性はない。
クロノが覚醒させたものの、リューズに奪われ、リューズに使役されているカードの一枚。
その他
《超刻龍(メタパルサー) ファンロン》
Gユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアドラゴン/十二支刻獣
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:(Gユニットはメインデッキに入れることができない)
【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
(超越した時、ハーツ1枚のパワーとカード名を得る。このユニットは、ターンの終わりに表で戻る)
自【V】:[【CB(1)】] このユニットがヴァンガードにアタックしたバトルの終了時、コストを払ってよい。払ったら、バインドゾーンからグレード1以上の表のカードを1枚選び、手札に加えるか(R)にコールする。
どの十二支刻獣でもないイレギュラーな存在。トライアルデッキ「真生の十二支刻獣」に収録。13匹いる。後の強化で13匹どころではなくなったが・・・。
効果はバインドゾーンの回収。ただしグレード1以上に限る為、ファーストヴァンガードやトリガーの回収は不可能。一方、守護者でも回収可能であり、リアガードにスペリオルコールもできるため選択は融通が利く。
しかしアタック終了時の効果であるため、安定した発動は可能なものの、スペリオルコールしてもトリガーを割り振れないタイミングなのは注意したい。
バインドゾーンの選択肢を増やせる後述の《超刻龍 オルタード・ドラゴン》との相性は良好。
種族:ギアドラゴンのため、《クロノドラゴン・GG》で効果をコピー可能。その場合、トリガーを割り振れない弱点をある程度補え、相性がいい。
アニメではGNEXT「新導クロノvs多度ツネト」にて初登場した。
《超刻龍(メタパルサー) オルタード・ドラゴン》
Gユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアコロッサス/十二支刻獣
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:(Gユニットはメインデッキに入れることができない)
【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
(超越した時、ハーツ1枚のパワーとカード名を得る。このユニットは、ターンの終わりに表で戻る)
永:このカードの【超越】のコストは『【CB(1)】,手札から、〈ギアコロッサス〉か〈十二支刻獣〉を1枚選び、表でバインドする』でも払える。
起【V】【ターン1回】:[Gゾーンから裏のカードを1枚選び、表にする] 山札の上から5枚見て、2枚まで探し、表でバインドし、山札をシャッフルし、バインドゾーン1枚につき、そのターン中、このユニットのパワー+2000。あなたのバインドゾーンが5枚以上なら、【カウンターチャージ】(1)。
リューズデッキ強化を目的に作られた、PRカードで登場するGユニット。そのためか種族が「ギアコロッサス」になっており、《クロノファング・タイガー》にライドしている状態でもこのカードを介することでギアコロッサスサポートが受けられるようになる。なお「十二支刻獣」でもあるため、《クロノジェット・ドラゴン・G》から超越しても効果を起動できる。
効果により初回超越から擬似的に《クロノファング・タイガー》と同様の手札コストで超越することができる。このカードに関してはギアコロッサスでも代用が可能だが、範囲が広がった代わりにカウンターコストを1要する。なお、この効果で超越した上に起動効果を使用した場合、GB2発動圏内となり、以後《クロノファング・タイガー》からの超越コストが手札1枚のバインドで済むようになるため、劇的に超越しやすくなる。
起動効果自体は完全に《機械仕掛けの神 デミウルゴス》のサポートであり、Gユニットでこれを行えるのは2例目。1例目である《機械仕掛けの神 エルゴス》はただでさえ狙いにくい上に「デミウルゴス」の特性とややかみ合わない「ヴァンガードへのヒット時効果」であるため、このカードの登場は革命的なものである。なぜこちらをパック収録しなかった。
任意のGゾーンを表にした上で山札の上から5枚のうち2枚をバインドすることで、バインドゾーン1枚につき+2000のパワーアップ。5枚以上ならカウンターコスト回復すらできる。パワーアップにより圧力をかけることが可能で、コスト払い戻しにより自身の効果を使っての超越を気軽に行うことができる、と絶妙な便利さを誇るカード。ただし、手札コストのバインドによる踏み倒しはカウンターコストが残っていないと不可能のため、コスト管理は気を付けたい。逆に通常の超越ができる状態ならば、効果を起動することでカウンターチャージしつつパワーアップできる。
起動効果コストに付随し、Gゾーンの任意のカードを1枚表にできる。《時空竜 クロノスコマンド・ドラゴン》《時空竜 ワープドライブ・ドラゴン》を表にすることで後続につなげることも可能であり、《クロノドラゴン・GG》のコピー対象を増やすことも可能なため、十二支刻獣をメインにしているならば《機械仕掛けの神 デミウルゴス》に拘らずとも、どの軸でも採用が可能。
《超刻獣(メタパルサー) スプリット・ペガサス》
Gユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:(Gユニットはメインデッキに入れることができない)
【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
(超越した時、ハーツ1枚のパワーとカード名を得る。このユニットは、ターンの終わりに表で戻る)
永【Gゾーン】:あなたのターン中、このカードが表なら、あなたの前列の〈十二支刻獣〉のユニットすべてのパワー+1000。
起【V】【ターン1回】:[【CB(1)】,あなたのGゾーンから裏のカードを1枚選び、表にする] あなたの〈十二支刻獣〉のハーツカードがあるなら、あなたのグレード1以上のリアガードを1枚選び、山札に戻し、山札からそのカードのグレード-1の〈十二支刻獣〉を2枚まで探し、別々の(R)にコールし、山札をシャッフルする。
ブースターパックG9弾「天舞竜神」にて登場したGユニット。
このカードの特色として、Gゾーンで表になっている間永続的に発揮する効果がある。自分のターンのみだが、表のこのカード1枚につきパワーが常に+1000。普段はおまけ程度の効果だが、パワー9000~10000のリアガード単騎での追撃には役立ち、タイムリープなどでバトル中のスペリオルコールが異常に多いギアクロニクルでは比較的役立ちやすい。
このカードに超越した際に使うのは、起動効果でグレードの高い十二支刻獣をグレードの低い十二支刻獣2枚と入れ替える能力。ハーツが十二支刻獣に限定されるため、ギアコロッサス軸での使用は困難。クロノジェット軸の場合対応ハーツが少なく、クロノジェット全般をサポートする《時空獣 メタリカ・フェニックス》が初回超越枠で既に存在するため、このカードを使うならクロノファング軸でリアガードを展開するために使うか、《クロノジェット・ドラゴン・G》にライドしていて《時空獣 メタリカ・フェニックス》と効果を食い合う場合、になるだろう。
採用するならば2枚採用し、初回超越に使いつつ今後の十二支刻獣のパワーラインを上げる目的になるだろうか。
《超刻龍 ミステリーフリーズ・ドラゴン》
Gユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアドラゴン/十二支刻獣
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
【超越】 - ストライドステップ - [あなたの手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
起【V】【ターン1回】【GB(3)】:[【CB(2)】] あなたの山札をシャッフルし、山札の上から4枚を表でバインドする。そのターン中、このユニットがアタックしたバトルでは、相手はこの効果でバインドされたグレードのカードを手札から(G)にコールできない。この効果で、グレード3のカードがバインドされていたなら、このユニットのドライブ+1。
ブースターパックG11弾「鬼神降臨」にて収録される、最高レアリティ「ジェネレーションレア」のカード。
シャッフルしてから山札の4枚をバインド、それにより相手のガードを制限する能力を持つ。
GB3というものは上述の初回で使えるGユニットを起用すればいいため、特に問題はないが、CB2という重いコストの割にアタックの質自体は確定で強化されないのが難点。
しかし4枚バインドが各サポートカードと噛み合い、不確定ながら一点を詰めやすいと考えることもできる。また、不確実とはいえドライブ+1による恩恵は、先述の《クロノタイガー・リベリオン》のように高い傾向にある。
アニメではクロノが使用、チーム・ディフライダーの渕高サオリの手札にある完全ガードの使用を封じた上でドライブを増加し、彼に対するフィニッシャーとなった。
当然クロノジェット軸での使用だったが、実のところ現実ではカウンターコストやバインドされたカードの利用の関係上、融通がききやすいクロノファング軸のほうが使用しやすい。
《超刻獣 アヴニール・フェニックス》
Gユニット
クラン:ギアクロニクル 種族:ギアビースト/十二支刻獣
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
【超越】 - ストライドステップ - [あなたの手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
自【V】:[【CB(1)】,あなたのGゾーンからこのユニットと同名の裏のカードを1枚選び、表にする] このユニットがアタックした時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札の上から5枚公開し、あなたのGゾーンの表のカード1枚につき、〈十二支刻獣〉を2枚まで別々の(R)にコールする。残りのカードを山札の下に好きな順番で置く。
永【V】【GB(3)】:あなたの〈十二支刻獣〉のリアガードすべてのパワー+2000。
「鬼神降臨」収録のトリプルレア。
カウンターコスト1と、同名のカードをGゾーンから表にするという緩い査定で、アタック中にリアガードを増やすことができる。種族以外の制限がないため、山札から新たにユニットをスペリオルコールしての連続攻撃が綺麗に決まりやすい。ゴールドパラディンのお株を奪っている。
初回超越でこのカードを使用しても2枚までスペリオルコール可能、GB3を達成すればパワーアップ効果が適用され、リアガード運が悪くてもアタックの質を上げられる、と至れり尽くせりのカード。
アニメではU20チャンピオンシップ決勝戦で初使用と、登場がやや遅れている。
《忍竜 シラヌイ》の操る「支配」によりリアガード戦線が崩壊したクロノだったが、このカードで即座に立て直していた。
GZ14話「クロノvsカズマ」でも使用されたため、そのファイト後《終焉のゼロスドラゴン ダスト》のデメリットにより全て消滅した。
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関連項目
- カードファイト!!ヴァンガードG / カードファイト!!ヴァンガードG NEXT / カードファイト!!ヴァンガードG Z
- カードファイト!!ヴァンガード
- ギアクロニクル
- 十二支
- クロノ・ドラン / クロノドラゴン・GG - 辰の刻。
- クロノジェット・ドラゴン / クロノドラゴン・ネクステージ - 関連カード。前者は亜種が十二支刻獣に所属。
- 機械仕掛けの神 デミウルゴス - サポートカード。
- カードファイト!! ヴァンガードのユニット一覧
脚注
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