張苞とは、三国志に登場する人物である。
概要
劉備の旗揚げから付き従った猛将である張飛の子。正史には若くして死んだという記事しか無い。
弟に張紹が、子に張遵がいる。蜀滅亡の時、張紹は劉禅に随行し列侯に封ぜられ、張遵は綿竹関で諸葛瞻らと戦死している。また、姉妹2人は劉禅の皇后になっている。
三国志演義では、張飛の形見の蛇矛を武器にし、弓術にも優れる武将。劉備の呉征伐に従軍し、関羽の次男である関興と先陣争いをして、劉備のとりなしで年齢が上だった張苞を兄、関興を弟とする義兄弟の契りを結ぶ。
その後は亡父の仇の范彊・張達を自らの手で斬ったり、関興と共に各地で武功を立てるが、2回目の北伐の際に敵を追って谷に転落、その傷が悪化して戦没している。
真・三國無双シリーズにおける張苞
真・三國無双7において新規参戦。
父親に似て過保護なところがあり、妹の星彩や義兄弟の関興に対して心配性。
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