極星とは、そのままの意味合いでは「北極星」を指している。そちらは該当記事参照。
この記事で取り扱う「極星」(Nordic)とは、遊戯王OCGに登場するカテゴリ・カード群のことである。また、「極星宝」や「極神」指定の魔法・罠についても取り扱う。「極神」については該当記事参照。
概要
「STORM OF RAGNAROK」で「極神」と共にカテゴリ化されたカード群で、「極星」モンスターを用いて、「極神」をシンクロ召喚をする。
北欧神話がモチーフとなっており、北欧神話に登場する名前が多くみられる。
登場時点で「真六武衆」のが環境に対する影響も強くカードパワーに差があったことも起因しているが、「極星」モンスターの効果に使いづらいものが多く、終着点の「極神」モンスターをほぼ名称持ちの通常モンスターのように取り扱うしかないという状態になっており、環境が変わっていくごとにその問題抱えたまま置いて行かれる状態となった。また、サポートカードが環境水準に追い付いていなかったことも関わっている。
第10期に《極星天グルヴェイグ》の登場により、ほぼすべての「極星」モンスターが1枚初動になるほどの変貌を遂げ、第11期に《極星宝スヴァリン》が登場し、「極神」をシンクロ召喚すること自体の旨みが生まれ、改善されつつある。
カード紹介
遊戯王カードwikiからの引用含
2010年11月13日発売「STORM OF RAGNAROK」
極星獣タングスリニ/Tanngrisnir of the Nordic Beasts
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1200/守 800
(1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
自分フィールドに「極星獣トークン」(獣族・地・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。
トールの所有する、魔法のヤギがモチーフとなるモンスター。骨と皮さえ残ればニョルミルとなって甦ると言われており、トークン生成効果に反映されている。
戦闘破壊されてトークン生成する効果は戦闘さえ起これば無難。
極星獣グルファクシ/Guldfaxe of the Nordic Beasts
チューナー(効果モンスター)
星4/光属性/獣族/攻1600/守1000
相手フィールド上にシンクロモンスターが表側表示で存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
北欧神話に登場する馬(金のたてがみ/グルファクシ)がモチーフ。
相手にシンクロモンスターがいればSS出来るレベル4の極星獣チューナー。
極星獣ガルム/Garmr of the Nordic Beasts
効果モンスター
星4/闇属性/獣族/攻 800/守1900
このカードがレベル4以下のモンスターと戦闘を行ったダメージ計算後、
そのモンスターを手札に戻す事ができる。
北欧神話に登場する猟犬がモチーフ。
戦闘相手をバウンスする効果自体はそれなりだが、ほとんどの上級モンスターや特殊召喚モンスターを戻せないために使いにくく、レベル4の非チューナーの獣族・極星獣であることを活かすべきだろう。
極星獣タングニョースト/Tanngnjostr of the Nordic Beasts
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻 800/守1100
自分フィールド上に存在するモンスターが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、フィールド上に守備表示で存在するこのカードが表側攻撃表示になった時、
自分のデッキから「極星獣タングニョースト」以外の
「極星獣」と名のついたモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する事ができる。
トールの所有する魔法のヤギがモチーフとなるモンスター。
戦闘干渉で展開を行うことが出来、デッキからも「極星獣」をリクルート出来る。ただしすべて受け身の効果で、現在の「極星」の展開では活かす機会は多くないかもしれない。
レベル3の非チューナーの獣族・極星獣であることを活かす方が無難か。
極星霊リョースアールヴ/Ljosalf of the Nordic Alfar
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1400/守1200
このカードが召喚に成功した時、
このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターのレベル以下の「極星」と名のついたモンスター1体を
手札から特殊召喚する。
妖精がモチーフとなっており、光の精霊とされるモンスター。
召喚を行うと、自身以外のモンスターのレベルを参照して「極星」を手札から展開する。
場と手札にそれぞれ別のモンスターを要求し、かつ手札に「極星」がいなければならない。
極星霊デックアールヴ/Svartalf of the Nordic Alfar
チューナー(効果モンスター)
星5/闇属性/魔法使い族/攻1400/守1600
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地に存在する「極星」と名のついた
モンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
妖精がモチーフとなっており、陽の光を浴びることが出来ず闇の中にいるモンスター。
サルベージ効果を持っているが、レベルが高いためアドバンス召喚でしか効果を発動出来ないため、重い要求ではある。また、極星霊チューナーである。
極星霊ドヴェルグ/Dverg of the Nordic Alfar
効果モンスター
星1/地属性/戦士族/攻 100/守1000
このカードが召喚に成功したターン、
自分は通常召喚に加えて1度だけ「極星」と名のついたモンスター1体を召喚する事ができる。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが墓地へ送られた時、
自分の墓地から「極星宝」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える。
ドヴェルグとは簡単に言うとドワーフのことである。
召喚権付与の効果を持ち、「極星」を追加展開出来、墓地へ送られた場合に「極星宝」をサルベージできる。無難な効果を持つ。難点としてはレベル1のため、合わせづらい面も持ち合わせているところか。
極星天ヴァルキュリア/Valkyrie of the Nordic Ascendant
チューナー・効果モンスター
星2/光属性/天使族/攻 400/守 800
(1):このカードが召喚に成功した時、相手フィールドにモンスターが存在し、
自分フィールドにこのカード以外のカードが存在しない場合、
手札から「極星」モンスター2体を除外して発動できる。
自分フィールドに「エインヘリアル・トークン」(戦士族・地・星4・攻/守1000)2体を守備表示で特殊召喚する。
ヴァルキリーがモチーフとなったモンスターで、モチーフの被るワルキューレと名称表記で問題になったが、このカードが「Valkyrie」カードに含まれない特殊裁定により解決している。
極星天チューナーで、召喚成功時にトークン2体生成することで《極神聖帝オーディン》のシンクロ召喚を直接可能にしているが、手札に「極星」2体除外しておかなければならず、それなりにリソースを使う。
極星天ミーミル/Mimir of the Nordic Ascendant
効果モンスター
星2/闇属性/天使族/攻 600/守 0
自分フィールド上に「極星」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
自分のスタンバイフェイズ開始時に1度だけ、
手札から魔法カード1枚を墓地へ送って発動する事ができる。
墓地に存在するこのカードを特殊召喚する。
アース神属の神の一人。
フィールドに「極星」が存在していれば、魔法カードを墓地へ送ることで蘇生が可能。
極星將テュール/Tyr of the Nordic Champions
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻2000/守2000
フィールド上にこのカード以外の「極星」と名のついた
モンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は「極星將テュール」以外の「極星」と名のついたモンスターを
攻撃対象に選択する事はできない。
北欧神話に登場する軍神がモチーフ。「將」は「将」の旧字体であり、読み方は同じ。
他に「極星」がいなければ維持が出来ないが、このカードを維持すると、「極星」が攻撃対象に選択されなくなる。
極星宝ドラウプニル/Nordic Relic Draupnir
装備魔法
「極神」または「極星」と名のついたモンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力は800ポイントアップする。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードがカードの効果によって破壊された場合、
自分のデッキから「極星宝」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
オーディンが持つとされる黄金の腕輪がモチーフ。
「極神」「極星」両対応の装備魔法で、カード効果で破壊された場合にサーチが可能だが、第1の効果内容が800ポイントアップなため、戦闘補助にはなるが、破壊しに来るとは考えにくく、自ら破壊するくらいなら、《極星工イーヴァルディ》を使った方が良い。
神々の黄昏/Gotterdammerung
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
「極神」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターのコントロールを相手に移す。
次の相手のエンドフェイズ時、選択したモンスターを破壊し、
相手フィールド上に存在するカードを全てゲームから除外する。
カード名はそのまま「ラグナロク」を指している。
1体の「極神」を犠牲にしてモンスター全体除去となり、この効果で破壊された「極神」は自己再生効果を発動できない。
最後の進軍/March Towards Ragnarok
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
「極神」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
このターンのエンドフェイズ時まで、
選択したモンスターの効果は無効化され、
このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。
「エンドフェイズ時まで」は「ターン終了時まで」と置き換えて使用される。
中身は攻撃力関連の効果を撤廃した《禁じられた聖槍》の下位互換であり、サーチも出来ないため使用用途が限られる。
極星宝ブリーシンガ・メン/Nordic Relic Brisingamen
通常罠
自分及び相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを1体ずつ選択して発動する。
選択した自分のモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで、
選択した相手モンスターの元々の攻撃力と同じ攻撃力になる。
フレイヤが持つ魔法の首飾りがモチーフ。
このカードを使用して相打ちをとることで、「極神」自己再生につなげることが出来、戦闘補助にもなる。ただし、「元々の攻撃力」参照のため加算されてる攻撃力相手には注意。
極星宝レーヴァテイン/Nordic Relic Laevateinn
通常罠
このターン戦闘によってモンスターを破壊した、
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターを破壊する。
このカードの発動に対して、魔法・罠・効果モンスターの効果を発動する事はできない。
レーヴァテインとは北欧神話に登場する武器の名前である。
戦闘破壊を行ったモンスターを選択して破壊する効果を持ち、チェーン不可。ただし、破壊できるモンスターが限られておりかつ、攻撃前に破壊される可能性のがより高く、過信が出来ない。
極星宝グングニル/Nordic Relic Gungnir
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する
「極神」または「極星」と名のついたモンスター1体をゲームから除外し、
フィールド上に存在するカード1枚を選択して発動する。
選択したカードを破壊する。
発動後2回目の自分のエンドフェイズ時に、
この効果を発動するためにゲームから除外したモンスターを
表側攻撃表示でフィールド上に戻す。
「極神」、「極星」を一時除外してカード破壊を行うカード。
除去としては罠のために遅く、除外からの帰還までのタイムラグが非常に長いため用途に難がある。
オーディンの眼/Odin's Eye
永続罠
1ターンに1度、お互いのスタンバイフェイズ時に
自分フィールド上に表側表示で存在する「極神」と名のついた
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にし、
相手の手札及び相手フィールド上にセットされたカードを全て確認する。
この効果の発動に対して、相手は魔法・罠・効果モンスターの効果を発動する事はできない。
オーディンの失った片目がモチーフ。
「極神」を無効にして、相手のセットカードすべて確認するカード。
チェーン不可であるものの、あまりリスクとリターンが見合ってるとは言えず、使用用途に難がある。
神の桎梏グレイプニル/Gleipnir, the Fetters of Fenrir
通常罠
自分のデッキから「極星」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
フェンリルを捕縛するための、魔法の足枷がモチーフ。
「極星」サーチではあるが、このカードが「極星宝」ではない上に罠であるため、遅い。
2011年9月17日発売「EXTRA PACK Volume 4」
極星天ヴァナディース/Vanadis of the Nordic Ascendant
チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/天使族/攻1200/守 400
このカードは「極星」チューナーの代わりとしてS素材にできる。
このカードをS素材とする場合、他のS素材モンスターは全て「極星」モンスターでなければならない。
(1):1ターンに1度、このカードのレベルと異なるレベルを持つ「極星」モンスター1体をデッキから墓地へ送って発動できる。
このカードのレベルはターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターと同じになる。
ヴァナディースとはフレイヤの英語名で、フレイヤの名乗る名前の一つである。
「極神」3体すべてに対応しているチューナーで、「極星」を素材にしなければならない制限を持つ。
また、デッキから「極星」を墓地へ送ることでレベル調整を行うことが出来る。
極星の輝き/The Nordic Lights
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上に存在する「極星」と名のついたモンスターは戦闘では破壊されない。
また、フィールド上に存在するこのカードが破壊された時、
フィールド上に表側表示で存在する「極星」と名のついたモンスターを全て破壊する。
「極星」に戦闘破壊耐性を与え、破壊された場合にフィールドの「極星」全破壊するリスクを持つ。これらの効果はフィールド魔法であるため、相手にも影響を与える。
極星宝メギンギョルズ/Tanngrisnir of the Nordic Beasts
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する
「極神」または「極星」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力・守備力は元々の数値の倍になる。
このターン、選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。
トールの装着している帯がモチーフとなったカード。
「極星」、「極神」のステータスを倍にする罠。戦闘前に破壊されるリスクが負っているため使いやすくはないが、戦闘面の強化にはなりえる。ただし、効果を発動した《極神聖帝オーディン》には対象には取れるが効果が適用されない。
2012年10月13日発売「EXTRA PACK 2012」
極星霊スヴァルトアールヴ/Mara of the Nordic Alfar
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/魔法使い族/攻1000/守 500
このカードをシンクロ素材とする場合、
他のシンクロ素材モンスターは
手札の「極星」と名のついたモンスター2体でなければならない。
スヴァルトアールヴはデックアールヴの別称であり、英語ではデックアールヴの英訳になっているため、このカードの英訳にはMaraが使われている。
手札の「極星」を要求する代わりにフィールドは自身のみ使う極星霊チューナー。
2015年9月19日発売「EXTRA PACK 2015」
極星邪龍ヨルムンガンド/Jormungardr the Nordic Serpent
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守3000
このカードは通常召喚できない。
フィールドに「極神」モンスターが存在する場合に
手札から相手フィールドに守備表示で特殊召喚できる。
(1):フィールドに「極神」モンスターが存在しない場合にこのカードは破壊される。
(2):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
表側守備表示のこのカードが表側攻撃表示になった場合に発動する。
自分は3000ダメージを受ける。
その名の通りヨルムンガンド(ヨルムンガルド)をモチーフになったモンスター。
自分と相手どちらに「極神」がいてもこのカードが特殊召喚出来、維持になる。攻撃表示にする場合はデメリットになるため、効果で相手の場に出すことが前提で、《極星邪狼フェンリル》とのコンボが想定されている。
極星邪狼フェンリル/Fenrir the Nordic Wolf
特殊召喚・効果モンスター
星10/闇属性/獣族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分メインフェイズ2に、フィールドに「極神」モンスターが存在する場合に
手札から相手フィールドに守備表示で特殊召喚できる。
(1):フィールドに「極神」モンスターが存在しない場合にこのカードは破壊される。
(2):自分バトルフェイズ開始時に発動する。
自分フィールドの守備表示モンスターを全て表側攻撃表示にする。
(3):このカードの戦闘で発生する戦闘ダメージはお互いのプレイヤーが受ける。
その名の通りフェンリルがモチーフのモンスター。
自分と相手どちらに「極神」がいても特殊召喚出来、維持になる。《極星邪龍ヨルムンガンド》を相手に送り付けた後のバーンダメージの起動になるが、わざわざこの2枚を採用してこの動きをする必要性は薄い。
2018年11月23日発売「LINK VRAINS PACK 2」
極星天グルヴェイグ/Gullveig of the Nordic Ascendant
◤ ▲ ◥ ◀ ロ ▶ ◣ ▼ ◢
リンク・効果モンスター
リンク1/光属性/天使族/攻 800
【リンクマーカー:左下】
レベル5以下の「極星」モンスター1体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
自分の手札・フィールドのカードを3枚まで選んで除外し、
その数だけデッキから「極星」モンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果を発動したターン、自分は通常召喚できず、「極神」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードのリンク先に「極神」モンスターが存在する限り、
相手はそのモンスターを効果の対象にできず、このカードを攻撃対象に選択できない。
ヘイズという名を名乗り、女性に性的な喜びをもたらしたとされるヴァン神属の女神。一般的な味方として正体はフレイヤとされている。
「極星」のリンク1のモンスター。3枚除外で確実に「極神」をシンクロ召喚出来、素材指定の観点上、ほぼすべての「極星」モンスターが初動札になり、リンク先に「極神」を出すことで、耐性を付与できる。
ただし、制約やリソース的には非常に重く、「極神」シンクロを行った後の追加展開を行えない。
リソース緩和となる手段として勇者トークンの関連カードの出張や《カバーカーニバル》などを利用したい。また、《極星霊アルヴィース》を使うことでシンクロ召喚にはならないが、少ないリソースで「極星」を場に出せる。
リンク召喚時に効果が発動するため、このカードをリンク召喚した場合、「極星」が他の手段で展開出来なくなり、《極星宝フリドスキャルヴ》の(1)効果が使用できない上、《極星宝フリドスキャルヴ》の使用後にこのカードのリンク召喚はできない。
2019年9月14日発売「EXTRA PACK 2019」
極星霊アルヴィース/Alviss of the Nordic Alfar
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1000
このカード名の(2)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):「極星」リンクモンスターの効果でこのカードのみが除外された場合に発動できる。
レベルの合計が10になるように、「極星」モンスターを自分フィールドから1体、デッキから2体墓地へ送る。
その後、EXデッキから「極神」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):自分の「極神」モンスターが戦闘以外の方法で相手によって墓地へ送られた場合、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
同名カードが自分の墓地にない「極神」モンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
北欧神話に登場するドヴェルグの一人がモチーフ。
《極星天グルヴェイグ》の効果と連動するように設計されており、このモンスターだけが除外されると、デッキとフィールドの墓地送りで「極神」を特殊召喚が可能になる。この特殊召喚にはレベルさえ10に合わせれば良いため、チューナー非チューナー関係なく墓地に置いておきたいカードを優先しておくことも可能。
また「極神」が倒れても別の「極神」をデュエル中に1度だけ特殊召喚可能な効果を持ち、こちらも腐りにくい。
2021年10月16日発売「BATTLE OF CHAOS」
極星獣グリンブルスティ/Nordic Beast Gullinbursti
チューナー・効果モンスター
星3/光属性/獣族/攻 300/守 100
このカードは「極星」チューナーの代わりとしてS素材にできる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「極星」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):「極星獣グリンブルスティ」以外の自分の墓地の「極星」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
フレイが従えてるとされる金の猪がモチーフ。
すべての「極神」に対応しているチューナー。
手札から「極星」を展開出来、特殊召喚にも対応していることから、《極星天グルヴェイグ》の手札に引いてしまった「極星」を展開できない難点を柔軟に対応している。
また、サルベージ効果も腐らない効果だろう。
極星工イーヴァルディ/Nordic Smith Ivaldi
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1500/守 700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「極神」モンスターまたは「極星」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「極星宝」カード1枚を手札に加える。
北欧神話に登場するドヴェルグの一人がモチーフ。
「極星」がいる場合に自ら展開出来るため、《極星天グルヴェイグ》の手札から展開行えない難点に対応している。
また、通常召喚でも特殊召喚でもサーチ効果が発動するのも非常に優秀で《極星天グルヴェイグ》から展開しても発動できる。サーチ先としては《極星宝スヴァリン》が第一候補になる。
極星宝フリドスキャルヴ/Nordic Relic Hlidskjalf
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):デッキから「極星」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターが表側表示で存在する限り、
自分は「極神」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「極星」モンスター1体を手札に加える。
その後、手札を1枚選んでデッキに戻す。
オーディンの所有する全世界を視界に捉えられる玉座がモチーフ。
デッキから「極星」を特殊召喚し、墓地から除外で「極星」をサーチできる。
これだけ見れば強いカードのように思えるが、EXから「極神」以外を展開できない制約が非常に重たく、「極星」展開カードなので、《極星天グルヴェイグ》のリンク召喚後には使えない上に、このカードを使用した後に「極神」ではない《極星天グルヴェイグ》をリンク召喚することが出来なくなる。ただし、出した「極星」をシンクロ素材にした後なら追加で展開を行える。
また、「極神」を展開するにも手札に別に「極星」が必要なため、手札に「極星」を必ずしも必要とはしない上にリソース緩和手段のある《極星天グルヴェイグ》と比較すると、柔軟性に大きな差があるため、3枚投入までするとデッキの潤滑を落とす原因になる。
(2)の効果は《おろかな副葬》を有効活用出来なくはないが、この効果のためだけに《おろかな副葬》を入れるのは旨味が薄い。
極星宝スヴァリン/Nordic Relic Svalinn
永続罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに「極神」モンスターが存在する場合に発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示のカードの効果はターン終了時まで無効化される。
(2):自分フィールドの「極星」モンスター1体をリリースし、
自分の墓地の「極神」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
このカードの登場により、盤面に立てる理由が欠如していた「極神」に立てる理由付けができた。また、このカードの存在で最悪《極星天グルヴェイグ》が自身を除外しても最低限の妨害は立つ。
「極神」がいる場合にその時点で存在している相手の表側表示カードをすべて無効化する効果。(《スキルドレイン》のような永続的な無効効果とは異なる。)
自分の「極神」には害がなく、極星宝の中でも一番使いやすく、《極星工イーヴァルディ》のサーチ第一候補になる。
ただし、蘇生効果の方は《極星霊アルヴィース》の効果で特殊召喚した「極神」は蘇生出来ず、無効効果と蘇生効果どちらかしか使えない点は留意。
関連動画
極星に関するニコニコ動画の動画を紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)
関連静画
極星に関するニコニコ静画のイラストやマンガを紹介してください。(特にない場合はこの部分を削除してください)
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関連項目
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