球磨川とは、熊本県南部の人吉盆地を貫流し八代海(不知火海)に注ぐ一級河川である。
最上川・富士川と並ぶ日本三大急流の一つでもある。
概要
一級河川ということもあり、動植物がたくさん見られる。そのため人間も多く集まり観光スポットとして有名。
八代海に注ぐ河口付近には1000haを超す干潟が形成されており、日本の重要湿地500に選ばれている。
源流部に近い水上村にある市房ダムの湖畔は約1万本の桜の木があり日本さくら名所100選にも選ばれている。
隣接する「桜図鑑園」は、約100種類もの桜が一堂に集められた桜専門の植物園である。
一年を通して野鳥が飛来しその種類はざっと90種類以上となることから、バードウォッチングが盛んであり、重要野鳥生息地(IBA)にも指定されている。
5月には「人吉温泉球磨焼酎まつり」が開催され、市民総踊りパレードやいろいろな蔵元の球磨焼酎の大試飲会・特産品の販売なども行われる。
8月の最終日曜日には「日本一の大鮎釣り選手権大会」が催される。
八代市の球磨川河川敷では、毎年全国の花火師が集まりその技術を競う「やつしろ全国花火競技大会」が開かれ、数十万人もの観光客が訪れる。
関連項目
- 1
- 0pt