石勝線単語

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石勝線(せきしょうせん)とは、南千歳駅と新得を結ぶJR北海道鉄道路線(幹線)である。

概要

石勝線
基本情報
運行事業者 北海道旅客鉄道
起点 南千歳駅
終点 新得
総路線距離 132.4km
7
:7
路線記号 H(南千歳
K(追分~新得)
軌間 1,067mm
最高速 120km/h
全通 1981年10月1日

石勝線は、1892年11月1日に開業した追分駅紅葉山駅(現・新夕張駅)~夕張駅間の夕張線を前身とする路線である。
当時は石炭輸送がであり、幹線地方交通線の選定が行われた際も石炭輸送が好調だったため、幹線に設定された経歴がある。また、蒸気機関車が最後まで定期運行されていた路線も夕張線が最後である。

その後、根室本線バイパス線として活用するために、千歳空港駅(現・南千歳駅)~追分駅間・新夕張駅~新得間が建設され、追分駅新夕張駅間を良した上で、1981年10月1日石勝線称して現在に至る。

ちなみに新夕張駅~新得間は、普通列車が運行していないため、同区間内の相互の特急列車普通車自由席利用で乗り降りする場合に限り、乗車券のみで乗となっている[1](区間外へ乗する場合は全区間の特急が必要)。

なお、石勝線開業で支線と化した新夕張駅夕張駅間は乗降客数が年々減少していることや、並行して路線バスが運行していること、夕張市側が条件付き[2]止を提案したこともあり、JR北海道から正式に止が発表された。2019年4月1日止となり夕バス(夕張鉄道)に転換された。→夕張支線

運行列車

2023年7月現在情報を示す。

使用車両

2023年7月現在情報を示す。

駅一覧

信号場及び過去の接続路線については、JR発足日(1987年4月1日)以降に存在していたもののみ掲載する。

本線

全線単線、全ての信号場列車交換可

おおぞら特急おおぞら」 とかち特急とかち
●:停 :一部停 |:通過

駅番号 ■乗換・備考 所在
普通 とかち おおぞら
H14 南千歳駅 JR北海道千歳線本線・支線) 千歳市
里信号場
西信号場 勇払
K15 追分駅 JR北海道室蘭本線
(K16) 東追分信号場 2016年3月26日から格下げ
K17 川端 夕張
由仁町
ノ下信号場 夕張
栗山
(K18) ノ上信号場 2024年3月16日から格下げ 夕張市
(K19) 十三里信号場 2016年3月26日から格下げ
K20 新夕張駅 JR北海道:石勝線(夕張支線)(2019年4月1日止)
楓信号場 2004年3月13日から格下げ
一部普通列車は当まで運行されていた
オサワ信号場 勇払
むかわ町
東オサワ信号場
信号場 勇払
占冠
K21 占冠駅
東占冠信号場
ノ沢信号場
ホロ信号場
K22 トマム駅
信号場 空知
南富良野町
落合信号場 根室本線と接続、新得まで路線重複
新狩勝信号場 上川郡
新得町
広内信号場
西新得信号場
K23 新得 JR北海道根室本線

夕張支線(2019年4月1日廃止)

詳細は「夕張支線」を参照。

線内全列車、全線単線

駅番号 ■乗換・備考 所在
K20 新夕張駅 JR北海道:石勝線(本線 夕張市
Y21 沼ノ沢 北海道地炭鉱専用鉄道1987年10月13日止)
Y22 清水
Y23 清水 三菱石炭鉱業:大夕張鉄道線(1987年7月22日止)
Y24 鹿
Y25 夕張駅

関連動画

関連項目

脚注

  1. *なお、2024年以降は、この区間を走る特急はいずれも全定席になるが、普通車定席の席を利用可なように見直しがされる予定(満席の場合デッキ等での立席)
  2. *ちなみに夕張市が提示した条件は「ホールや児童館を備えた『拠点複合施設』(2019年度に「りすた」として開館)と内各地を結ぶバス路線などの交通体系の見直しに協すること」「JR所有施設の一部は夕張市償譲渡することを検討すること」「JR社員を夕張市派遣すること」の3つである。

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1 ななしのよっしん
2011/07/05(火) 19:01:43 ID: NturkRYrJY
×→1982年
○→1892年
か?
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2 ななしのよっしん
2012/11/15(木) 18:12:44 ID: g64rG2uP6o
>>1 いや1982であってると思う
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