草加雅人なら大丈夫とは、明らかな確信である。
概要
カオスっぷりが半端ないことで知られている「仮面ライダー ハイパーバトルビデオ」のシリーズのなかでも、仮面ライダー555のカオス度は上の上である。
わけても、「三本のベルト」と題されてはじまる「各ライダーの紹介をオペラ調の美声で歌い上げる」という謎演出はシュールの一言に尽きる。
そのシュールさが頂点に達するのが、仮面ライダーカイザの紹介パートである。
歌い出しから恐ろしいことを高らかに語っておいて、
草加雅人なら大丈夫~♪
の一言で片付けるという暴挙を成した。
その後に続いてカイザの変身コードや必殺技などの説明が歌われるが、大丈夫だと言い切られたインパクトのせいですぐに頭に入ってこなかったのは編集者だけではあるまい。
(首が折れる音)、「乾巧って奴の仕業なんだ」などの有名ネタに埋もれて今ひとつ知名度の低いネタだが、ハイパーバトルビデオを見たことがある者同士の会話でこの件が話題に上る頻度は非常に高い。もっと知られるべき。
余談
- 大丈夫じゃなかった人の一覧
- なお、草加雅人も結果的に言うと大丈夫ではなく、じわじわとカイザの呪いに蝕まれ、徐々に灰化しつつあったことが終盤で判明する。しかしその後木場の行った「(首の折れる音)」により真偽のほどはうやむやになってしまう・・・。
- 他にも、「三本のベルト」のカイザパートの歌詞はおかしいところが多い。
- という感じのカオスなミュージカルだが、この脚本を書いたのは井上敏樹ではなく、当時555のサブプロデューサーを担当していた武部直美であった。だからこの人の手掛けるニチアサは時折変なのが色々混ざるのか…
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関連項目
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