選曲難易度とは、アーケードの音楽ゲームにのみ存在する難易度のことである。
概要
音楽ゲームにおいての難易度とは、その「楽曲をクリアする指標」となっており、難易度が高ければ難しく、低くければ簡単といった目安になっている固定型のものである。
これに対して「選曲難易度」とは、その「楽曲を選ぶ」ことに対する難易度であり、プレイしているところを見ているギャラリー(見物人)が多ければ難しく、閑散とすればレベルが低くなるといった、非常に目視でわかりやすい時価変動型をしている。
この難易度が導入されたのは『太鼓の達人』が最初と噂されるが、詳細は今のところ不明。具体的に現れ始めたのは『ミュージックガンガン』や『beatmaniaIIDX 19 Lincle』である。『ミュージックガンガン』において「バブルボブルメドレー」を選ぶならまだしも、「このニコ厨が!」と言われんばかりの「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」など、
といったような、何かを捨ててしまうような楽曲を選ぶのは、仲間やギャラリーのブーイングならまだしも、「信頼」と名のついたグルーヴゲージすら0になる非常に高い難易度を誇っている。
しかし、この様な楽曲はゲームセンターが開店し、まだ「モーニングミュージック」や「WindowsXP」の起動音が鳴り響くような店員しかいない状況だと「誰もいない…選曲するならいまのうち!」と非常に低い難易度まで落ちる。
なお、油断しているとその後に「ミクダヨーミテタヨー」と言われんばかりに、清掃員から「君そのゲーム上手いねぇ」と「ラス殺し」があるのは言うまでもない。
選曲難易度が高い曲
『beatmaniaIIDX 19 Lincle』では初の電波ソング「突撃!ガラスのニーソ姫!」が収録され「楽曲」もさることながら「専用レイヤー」がレベルを上げたため「らめぇ、こっちみないでぇぇぇ」と意識してコンボを切ったユーザーは数知れず。
『jubeat』『Reflec Beat』や『SOUND VOLTEX』でも「恋する☆宇宙戦争っ!!」「ヤサイマシ☆ニンニクアブラオオメ 」などのような選曲難易度の高い楽曲があるものの、専用ムービーがないことで選曲難易度はやや低めと言える。
なお、『初音ミク -ProjectDIVA-』は筐体自体の難易度が高めなため、収録楽曲の選曲難易度は相対的に下がっている。同様に『pop'n music』も選曲難易度はそれほど高くないようである。
関連動画
関連項目
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