鶏がらスープ単語

トリガラスープ

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鶏がらスープとは、鶏ガラを使ってとるスープのことである。

概要

鶏がらとは、食用の肉をとった鶏の骨で、それを野菜などと一緒に煮込むことで鶏がらスープができる。
鶏ガラスープにはグルタミン酸・イノシン酸・グアニル酸などのうま味成分が含まれており、
ビタミン類・コラーゲン・鉄分・オレイン酸などの栄養分も豊富で、
またあっさりしながらも非常にコクがあるため、さまざまな料理に活用されている。

鶏ガラスープを作るのは時間がかかるため、家庭では市販の鶏がらスープの素が使われることが多い。

フランス料理では、鶏がらでだしをとったスープのことを「フォン・ド・ヴォライユ」といい、
鶏ガラと香味野菜を水から煮出した白色系のものと、
よく焼いた鶏ガラと、キツネ色に炒めた香味野菜（炒めない場合もある）を水から煮出した褐色系のものがある。

作り方の一例

1　臭みを抜くために鶏がらを一度煮る。全体が白くなる程度に火が通ったら水洗いし、骨ごとぶつ切りにする。
2　鶏がらと、適当な大きさに切ったネギ、潰して切り分けたしょうがを水と一緒に鍋に入れ、強火で煮立てる。
3　沸騰しら弱火にし、アク取りを開始。(できるだけ丁寧に)
4　二時間ほど煮込み、鶏がらと野菜を濾せば完成。

※好みによって、ニンニク・果物・月桂樹・酒などを一緒に煮込んでもOK。
鶏がらスープは常温では2日ほどしか持たないため、保存するにはジップロックなどに入れて冷凍するのがおすすめ。