概要
房総特急に使用されていた183系を置き換える目的で製造・投入された車両で、1993年7月にデビューした。
本形式はJR東日本の特急車両としては初めてVVVFインバータを採用した形式でもある。
観光輸送用の251系や空港アクセス専用の253系と違いビジネスと観光の両方に対応した形式であるが、車両や室内に関しては基本的に253系をベースとしている。
なお、房総特急用ではあるがパンタグラフの高さを調整すれば中央線にも入る事が可能である。
「Boso View Express」の愛称が付けられており、かつては255系で運用される列車は「ビュー◯◯」と呼ばれていた。現在は255系・E257系によって183系が撤退したので「ビュー」は付かなくなっている。
現在は主に「わかしお」「さざなみ」運用に就いている。かつては「しおさい」「かいじ」運用に就くことがあった。
2023年3月ダイヤ改正をもって定期運用から撤退し、以降は臨時列車のみ運用される予定である。
ただし、E257系5両編成に置き換えられることによる「わかしお」「さざなみ」の急激な定員減少による反発もあり、当面の間(少なくとも6月28日まで)はダイヤ改正後も定期運用に就くことが労組資料により判明している。この時期は京葉線のダイヤ改正内容に対して地方自治体から反発が強かったため、これに関連して配慮したものと見られる。
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