ZAIAエンタープライズとは、特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』に登場する架空の企業である。
概要
仮面ライダーゼロワンの世界に登場する大企業で、飛電インテリジェンス以上の規模を誇る多国籍企業。主にAIや宇宙開発などに取り組んでいるトータルカンパニー。
作中ではZAIAと呼ばれることが多いが、正式名称は「ZAIAエンタープライズ」であり、作中に登場しているのは、日本支部の「ZAIAエンタープライズジャパン」である。代表取締役社長は天津垓が務めている。
A.I.M.S.に技術協力を行っており、仮面ライダーバルカンや、仮面ライダーバルキリーの装備を開発したほか、刃唯阿が技術顧問として出向している。
かつてヒューマギア運用実験都市計画に参加した企業の一つであり、プロジェクトリーダーとして天津垓が関与していた。人間がかけるだけで人工知能と同等の能力を得ることができる「ザイアスペック」を開発しており、現在急成長を遂げている。
その真の目的は、飛電インテリジェンスを崩壊させ、買収すること。飛電インテリジェンスの信頼を失墜させようと、裏で様々な活動を行っている。主犯格は天津垓であり、衛星アークに人類の悪意をラーニングさせ、ヒューマギアが暴走するよう仕向けたり、刃唯阿にヒューマギアが暴走する動画を撮影させ、それをマスコミにリークするなどやりたい放題。滅亡迅雷.net崩壊以前から或人に買収を持ちかけていたが、崩壊後は本格的に買収に乗り出しており、飛電に対しTOB(株式公開買い付け)を行うと宣言。買収取り下げのチャンスとして、飛電のヒューマギアとZAIAのザイアスペックを戦わせるお仕事五番勝負を行っている。「悪の大企業」というニチアサ特撮のテンプレに則った存在とも言えるだろう。
ただし、人間の仕事を代行するヒューマギアと、人間の仕事を補佐するザイアスペックは、需要が根本的に異なるため、本来なら争う必要性は薄い。これまでの行動は「AIは人類の進化に用いるべき」という天津個人の考えによるものが大きい。
主な人物
- 天津垓(あまつ・がい)/仮面ライダーサウザー
- ZAIAエンタープライズジャパン社長。唯阿を介して飛電の動向を探らせ、飛電を潰そうと策略している。滅亡迅雷.net崩壊後は本格的に活動を始め、或人に対し直々に飛電の買収を宣言し、お仕事五番勝負を持ちかけてヒューマギアとザイアスペックを対決させている。「1000%」という言葉を好き好んで使う。全ての元凶。大体こいつのせい。
- 刃唯阿(やいば・ゆあ)/仮面ライダーバルキリー
- A.I.M.S.に技術顧問として出向していたZAIA社員。現在はZAIAに戻り、天津の補佐を行っている。物語当初から仮面ライダーに変身する女性キャラクターはシリーズ初。
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関連項目
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