ニャオハについて語るスレ >>127より,2022/11/24閲覧
#ニャオハ立つなは、ゲーム『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』 (以下、ポケモンSV) 発売前に流行したネットミームである。
概要
ポケモンSVで登場した、パルデア地方における新たな最初の冒険のパートナー (以下、パルデア御三家) のくさタイプ担当が、くさねこポケモンのニャオハである。ネコをモチーフにしたポケモンはアニメでロケット団のメンバーとしておなじみのニャースをはじめ数多く登場しており、冒険のパートナー (以下、御三家) としてはニャビーという先輩が存在している (ニャビーはほのおタイプであった) 。
ニャビーもニャオハも非常にかわいらしいポケモンで、多くの人気を集めたが、先輩であるニャビーは進化してニャヒート、そして『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でファイターとしておなじみのガオガエンに進化する。これは今なお賛否をよんでおり、「御三家をアニメなどのメディアミックスで活躍させるためには二足歩行のほうが優位である」「四足歩行から二足歩行になるのは『進化』としては自然である」という意見と、「成長しても四足歩行であってほしい」という意見がせめぎあっている。このうち、後者の意見を持つポケモンファンたちが叫んだのが「#ニャオハ立つな」である。
なお、実際問題として四足歩行になるならないを例外としても、可愛らしいデザインの御三家がガオガエンやブニャットのようないかついデザインになることを好まないファンも多く、同じように進化前のデザインからかけ離れていても、例えばモクローからジュナイパー、アチャモからバシャーモのように好評を得ているパターンも有る。そのため、「立ってもいいがせめてかわいらしさを残してほしい」という意見もあった。
ちなみに前述の通り、「二足歩行のほうがメディアミックスで描きやすい」ことや、そもそも「ガオガエンが好きなファン」、ニャオハが立つほうが立つなというファンが狼狽するとして面白がる者などポケモンファンも多種多様であるため、逆に「#ニャオハ立て」という意見まで上がっていたりする。
公式がこのことを知ってかしらずか、2022年8月3日に行われた『Pokémon Presents 2022.8.3』ではニャオハの着ぐるみが立った。
2022年11月18日にポケモンSVが発売され、ニャオハが立つか立たないか論争に終止符が打たれた。ニャオハの進化系であるニャローテ、そしてマスカーニャは二足歩行ポケモン、つまり「立つ」のであった。そして、二足歩行だった同期のホゲータはラウドボーンになった際に四足歩行になった。マスカーニャになることで、先輩のガオガエン同様にあくタイプが付加される。
余談
なお、くさタイプ御三家はフシギバナ、メガニウム、ドダイトスのように四足のまま進化する事例は多く、二足歩行の最終進化であるジュカイン、ブリガロン、ジュナイパー、ゴリランダーは進化前の時点で二足歩行であった。そのため四足歩行が二足歩行になるのはニャオハ → マスカーニャが初である。逆にラウドボーンのように二足歩行が四足歩行になった御三家はミジュマル → ダイケンキや、ミズゴロウ (四足歩行) → ヌマクロー (二足歩行) → ラグラージ (四足歩行) というケースがあるが、くさタイプ御三家には現時点でこちらも存在していない。では足の数が変わったケースはくさタイプでは存在しないのかというとそんなことはなく、ツタージャ → ジャローダのケースではなんと足が退化して二足歩行 → 零足歩行となっている。
表にすると以下の通り。
くさ | ほのお | みず | ||||
第一世代 | フシギダネ フシギバナ |
4→4→4 | ヒトカゲ リザードン |
2→2→2 | ゼニガメ カメックス |
2→2→2 |
第二世代 | チコリータ メガニウム |
4→4→4 | ヒノアラシ バクフーン |
曖昧[1] | ワニノコ オーダイル |
2→2→2 |
第三世代 | キモリ ジュカイン |
2→2→2 | アチャモ バシャーモ |
2→2→2 | ミズゴロウ ラグラージ |
4→2→4 |
第四世代 | ナエトル ドダイトス |
4→4→4 | ヒコザル ゴウカザル |
2→2→2 | ポッチャマ エンペルト |
2→2→2 |
第五世代 | ツタージャ ジャローダ |
2→2→0 | ポカブ エンブオー |
4→2→2 | ミジュマル ダイケンキ |
2→2→4 |
第六世代 | ハリマロン ブリガロン |
2→2→2 | フォッコ マフォクシー |
4→2→2 | ケロマツ ゲッコウガ |
2→2→2 |
第七世代 | モクロー ジュナイパー |
2→2→2 | ニャビー ガオガエン |
4→4→2 | アシマリ アシレーヌ |
0→0→0 |
第八世代 | サルノリ ゴリランダー |
2→2→2 | ヒバニー エースバーン |
2→2→2 | メッソン インテレオン |
2→2→2 |
第九世代 | ニャオハ マスカーニャ |
4→2→2 | ホゲータ ラウドボーン |
2→2→4 | クワッス ウェーニバル |
2→2→2 |
脚注
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