『初音物語』とは、青空カットPによるMMDドラマシリーズのタイトルである。
概要
MMDを使用して作成されたVocaloid達によるほのぼの系ドラマシリーズで、現在までに第一話~第七話が投稿されている。なお、青空カットPのマイリストに登録されているMMDドラマ動画は、全てこの物語と同一の世界観であることが明記されている。
以下に登場キャラクターと簡単な説明を記す。
登場人物
※出てくるVocaloidのキャラクターは作中ではアンドロイドとして統一されている。
また、当作品は当然ながら当作品のみのオリジナルの設定であるため、他のMMDドラマや作品と設定などを混合されないように注意されたし。青空カイトお兄ちゃんとの約束だ!
初音家 | |
初音ミク |
「いいの、後はお姉ちゃんに任せておきなさい」 ゲキド街に暮らす初音家の長女(?)のボーカロイド。この物語の主人公格であり、第七話まで投稿されている現在、番外編含めても本編(OP・EDを除く)皆勤賞。やさしい姉で妹二人の面倒をよく見ている。他のアンドロイドや妹たちにしょっちゅう振り回されているがそれでも明るく感情が豊かで元気な女の子。この世界でも胸のサイズを気にしており、四話にてボディを換装した事が明らかになった。 |
ちびミク |
「ちびもお兄ちゃん大好きだよ!」 ゲキド街に暮らす初音家の次女(?)のボーカロイド。妹のぷちとはケンカをすることもあるが本当は仲が良い。随分とお兄ちゃんっ子らしく、カイトに肩車をしてもらったり二人で一緒に出かけてる姿が見られる。また、ぷちがカイトに甘えてるのを見て嫉妬したりするような態度も見せる。つまみ食いの常習犯と思われる。 |
ぷちミク |
「ぷちの宝物にする~!」 ゲキド街に暮らす初音家の三女(?)のボーカロイド。他の二人の姉よりも幼く、無邪気な性格。兄の教育の賜物か余り我侭を言うことはなく、落としたゴミなどちゃんと捨てるなどしっかり者である。まだ幼い故か感情の制御が上手でなく、エネルギー暴走を起こすこともある。ちびリンとは友達。 |
カイト (KAITO) |
「何かあったらすぐに俺を呼ぶんだぞ」 初音家に暮らすアンドロイド。ミク達やリンレン、ネルらの兄で長男格。ゲキド街へはミク(長女)と一緒に来たようである。メイコやがくぽ・カイコとは同期。初音家の家事全般もこなし、妹たちの成長を誰よりも近くで見守る良い兄。知り合いを作るのがうまく、メイコ曰く「カイトの中でも変わった存在」とのこと。性能もメイコを上回り、ゲキド街においてはアンドロイドの統制官ならびに教育官を務めている。通称「青空カイト」。 |
鏡音家 |
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鏡音リン |
「ハルならきっと、自爆してでもメイコさんを捕まえてくれるって」 機械いじりが趣味の、"交流”の役割を持つボーカロイド。ロードローラーのロド丸を改造した張本人で、ロド丸に乗って走り回るのが好き。前述の通り機械に強く修理もお手の物だが、時々よくわからない機能がついたりする(例:喋って空を飛ぶ冷蔵庫)。たまに妙なものをつくって騒動を起こし、ハルやカイトを後始末に奔走させる自由人。 |
鏡音レン |
「一人で立てるな?」 鏡音家のアンドロイド(固定種別の記述は今のところなし)で、一言で表すと「イケレン」である。ネルとは喧嘩友達(ちょっと甘酸っぱい…かどうかは不明)。怪しい人間に誘拐されそうになったちびミクとぷちミクを助けた。なお勝手に家の貯金を使ったリンにお小遣い禁止令を出している事から、鏡音家で一番権力があると思われる。ちびリン、ちびレンの躾はしっかりとしている。ジャンプ力がやばい。 |
ちびリン | |
ちびレン |
「……」 鏡音家のちびーズの1人。他のちびーズよりも小さく、一番年下であると思われる。レンやリンとは兄弟姉妹の関係。幼い為に会話能力が余り備わっていないのか或いは恥ずかしがりやなのか、今のところ台詞がない。 |
ロド丸 |
ロードローラー、命名はリン。人工知能搭載、ちびレン(と無謀な事をするリン)達を見守る。かなり優秀なAIが搭載されているのか、製作者のリンにも諌言することがある。ちなみに見た目はそのままロードローラーの割に、山道を走り横っ飛びジャンプをするなど機動性は異常である。立ち位置は「レンがいない時の鏡音家ストッパー」。ある人物に対して想いを寄せている。 |
弱音・亞北家(OPだと同じ家に暮らしている描写があるが実際不明。ここでは一纏めに) | |
秋音ハル |
「あ、なんか私だけって言われるとかっこよく聞こえなくもないね」 弱音・亞北家に暮らすガードロイド。名字が違うので同じ家に暮らす他の二人との実際の間柄は不明。極度の機械音痴で、携帯電話の扱いはおろか、自動販売機の使用方法まで理解出来ていない。握力は自由に自分で変化させられ、時速60kmでの移動が可能。他のアンドロイドを愛称で呼ぶ(例:ミク→ミッちゃん リン→リッちゃん)。自爆機能はついてません。 |
弱音ハク |
「我慢して、すぐ終わるからね」 弱音・亞北家に暮らす世界屈指のドクターロイド。ゲキド街のお医者さんで、アンドロイドの壊れた部分などを簡単に修理してみせる。5話にてゲキド街以外でも手術などの仕事を行っている事が判明。基本的には物腰の柔らかい優しい性格だが、手術の時などは同じドクターロイドである妹に対して厳しい態度も見せる。 過去になんらかの問題を抱えているようだ。 |
亞北ネル |
「お前が何を言ってるんだ」 弱音・亞北家に暮らす、携帯電話など日常使用製品に対する扱いに長けているサポートロイド。それ故に機械音痴な秋音ハルの面倒を見ることが多い。また、ミクとも仲が良い。苦手なものはお化け。ツンデレではあるが、他作品でよく見られる「レン×ネル」は今の所確認されていない レンとは喧嘩するほど仲がいい?!を地で行く間柄で、メイコにお似合い呼ばわりされる。 |
ちびハク |
「私……絶対いらないよね……」 影が薄い弱音・亞北家に暮らすドクターロイド。まだ見習いではあるが、手をかざすだけで症状・状態がわかる。姉のハク曰く、ドクターロイドは一秒以内に治療方法を見つけないとまだまだ半人前以下らしい。ちびミク、ちびネルとは友人。もっぱらこの2人の暴走に巻き込まれるのが立ち位置。 |
ちびネル |
「だってミクが私より足速いって言ってきたから」 弱音・亞北家に暮らすネルの妹。ちびミクや、ちびハクの友達。ちびミクとは出会うたび元気に喧嘩(というか、意地の張り合い?)をしているが、相手の事などは大体良く解っているらしく、実際は相当仲の良い喧嘩友達の模様。 |
日本アンドロイド協会銀匙町支部局員 | |
メイコ (MEIKO) |
「相変わらず隙がないわね、あんた」 日本アンドロイド協会銀匙町支部の支部長であり、優良特殊型アンドロイド。性能は通常のアンドロイドの10倍とも言われている。微弱浮遊したり、やはり規格外の性能。やる気にむらがあり、仕事を放棄したり、仕事部屋に詰め込まれてもガードロイドたちを叩き伏せて脱出するなどして副支部長を困らせている。お酒好きは変わらずの様。ルカの姉で、カイトやがくぽ、カイコとは同期。なお、カイコは天敵であり、顔を合わせると戦争が勃発する。 |
がくぽ (神威がくぽ) |
「全く……、次からは気をつけるのだぞ」 日本アンドロイド協会銀匙町支部副支部長。真面目で規律に厳しい性格らしく、支部で口争いをしていたハルとリンを止めたり、働かない支部長を部屋に押しこんで働かせたりなどしている。一人称は「拙者」。カイトやメイコ、カイコとは同期らしい。 |
重音テト |
「これから一緒の支部で働くんですもの」 日本アンドロイド協会銀匙町支部の統括施設における技術開発主任。どのような仕事を行っているかは不明だが、開発品の一つにアンドロイドでも酔える薬(お酒?)の試作品がある。 |
その他 | |
巡音ルカ |
「心配するわけ……ない……し……」 ゲキド街ではない場所(銀匙町?)で働いている姿が見られるボーカロイド。OPで毎回たこルカを踏んでいる人(←まてい)。カイトの知り合い、ハクの長い友人であり、メイコの妹。レン達からも「ルカ姉」などと呼ばれて親しまれている。姉・メイコに好き勝手使われている不憫な人。 |
たこルカ |
「私とミクさんはそんな簡単に引き離される仲だったんですか……?」 ルカをサポートする為に作られた蛸型サポートロイド。生意気な性格で蛸なのに泳げず、ルカ曰く「ただの役立たず」。名言は「泳げる蛸はただの蛸です」。足が伸びるがタコにも守秘義務があるらしいので詳細は不明。また、財布代わりにもなるようで29万3939円も入る、身体は小さいながらもそこそこの収納スペースがある模様。マグロが好物。 |
カイコ (KAIKO) |
「皆ちゃんと、宿題やったかな?」 子供型アンドロイドの教育を受け持つ、ティーチャーロイド。東京アンドロイド学校所属で、東海地方アンドロイド居住区担当教師。各家庭で通信教育を受ける教え子のところを定期的に訪問している模様。メイコとは昔っからかなりの犬猿の仲で、同期のカイトやがくぽらに世話を焼かせている。一見して子供の資質を見抜く、教師らしい一面も。 |
……??? (初音物語の強いネタバレを含む可能性があるため、該当部分を反転させてください) |
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OPに登場する黒い影 |
「この伏線が回収されるときは来るのだろうか」 |
No.2158 | 弱音ハクの同系機のドクターロイド。ゴールドプレートを所持するアンドロイドのエリート階級で、ゲキド街に暮らす弱音ハクの過去について何か知っているらしい。 |
はちゅね | 子供相手に出来の悪い人形を高額で売りつける商人(?)。ちなみに「はちゅね様特製手作りぬいぐるみ」は一体5000円。その後、ハル達に捕まった。 |
この他にも、本音デル・秋音アキ・メグ等、他のアンドロイドの存在も示唆されている。
オリジナル設定
- 〇立地
- 『初音物語』に於けるゲキド街は、東海地方に存在している模様。
ただし、どこの世界の東海地方なのかは不明。 - 〇人間
- 黒いシルエットの方々。つまり我々と同じ通常の人々。
もっともゲキド街の人間なのでどこまで通常かは不明。 - 〇アンドロイド
-
この物語の主役を務める方々の総称。身体は機械で構成されていると思われる。以下に挙げる以外にも様々なタイプのアンドロイドが存在しており、登場キャラクター達は量産型である模様(同型同士の見分け方は識別番号による)。なお、当世界中の「日本」は、唯一軍事用ロボットを配備していない国とされる。
- ◇ボーカロイド
- 歌唱型アンドロイド。歌うだけでなく聴覚もかなり優秀。アンドロイドにおける一般人かと思われる。主に「初音ミク」、この物語のメインキャラ。
- ◇サポートロイド
- 援助型アンドロイド。主に人間の生活をサポート。主に「亞北ネル」、なお二次設定は含まないとする。
- ◇ガードロイド
- 防衛型アンドロイド。握力を30~700kgまで変える事ができ、車に轢かれても無傷。主に「秋音ハル」、メイコはこれらの10倍の出力を出せるがガードロイドかどうかは不明。
- ◇ドクターロイド
- 医療型アンドロイド。アンドロイドの破損したパーツを瞬時に回復させる。主に「弱音ハク」、なお人間を治せるかどうかは不明。三話にてハル等に逮捕された運転手の治療で病院に行っているのでできるのかもしれない。もっとも世界屈指の医療型アンドロイドであるハク専用特権の可能性もある。
- ◇ティーチャーロイド
- 教育型アンドロイド。子供型アンドロイドの教師。主に「カイコ」。
その他用語(施設や道具)
- 〇日本アンドロイド協会銀匙町支部
- 銀匙町の地下にあるアンドロイドの施設、一般の人も入れる。支部長はメイコ、副支部長はがくぽ、開発長はテト。どのような活動をしているのかは不明、今確認されている事は「アンドロイド用の酔い薬」ぐらい。本部では最新式の磁力エレベーターが設置されている模様。
- 〇ヘッドセット
- ボーカロイドなどに装備されている装置。通話はもちろんデータの送信、作業用BGMの視聴も可能。機械音痴のハルの証言を参考にすると携帯よりも使いやすいようだ。
- 〇浮遊装置
- 初音家のテーブルやアンドロイドに使われている、物を浮かす装置。テーブルに使われているのはせいぜい乗せたものを1cm程浮かす程度(エアホッケーのような感じ)だが、アンドロイドついてるのはそれよりも高出力である模様。あのジャンプ力もそれと関係あるのかもしれない。
というか、ドラえもうわぁ何をするだぁ! - 〇音エネルギー
- アンドロイドがエネルギーを取る際に重要になってくる物質(?)。食事自体は人間と同様に取れるアンドロイドだが、その食事の際(調理の際)に、食品に含ませるエネルギー物質。含ませ方は不明。元々含んでいる食品を取るのか、調理の際に特定方法で含ませるのかは不明。<(ミクが調理時に歌っているが関係あるのかもしれない)。
- 〇アンドロイド国際条約
- アンドロイドが人間と一緒に生活するための専用条約(法律とは別物なのかもしれない)。
例:人間世界で生活するアンドロイドは、非常時を除いて100kg以上の力を出す事を禁止する。
各話あらすじ(すごい簡単に)及び動画
※話の軸となる話数つきの物語の他にも、番外編がいくらかあげられている。
関連コミュニティ
関連項目
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- 0pt