あっかんべーとは、下まぶたを引き下げ、内側の赤い部分を出す行為のこと。
概要
「あかんべえ」「あかんべ」や、「あかすかべい」「べっかんこう」などとも呼ばれる。「赤目(あかめ)」が訛った言葉であり、本来は下まぶたを引き下げて内側の赤い部分を見せることを言うが、現在ではそれに伴って舌を出す場合が多い。
主に侮蔑・拒否・怒り・不満などを示すために用いられる、子どもっぽい感情表現の仕草である。失礼な行為である一方で、子供っぽさやワガママさ、転じて可愛らしさを表す萌え仕草の一種としても扱われる。
誤用
上述のとおり、「下まぶたを引き下げる」行為が本来の「あっかんべー」であり、「舌を出す」だけの行為は「あっかんべー」ではない。これを誤解している人は、あっかんべーの「べー」を舌を意味する幼児語の「べろ」と同義と思い込んでいると考えられる。
イラストの場合、絵柄や表現の都合で「下まぶたの裏の赤い部分」が明確に描かれないといった場合は誤用とは言いきれないが、指を目の下に当てるそぶりが全くないものに関しては誤用と言える。
とはいえ既に「舌を出す」意味で一般化してしまっているのも事実であり、ニコニコ動画上でもそちらの用例の方が多い。
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関連項目
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