しかしハート様の「ひでぶ」と異なり、発言者自体は非常にマイナーである。
なんであんな概要ひとりに逃げなきゃいけねぇんです
ジャッカル配下の元プロボクサーの断末魔。ケンシロウとの対決を避けようとするジャッカルの判断を無視して戦いを挑むが勝てるわけもなく、北斗断骨筋で顔面の骨が歪んで死亡。
その登場ページ数、実に2ページ半。
外見はテンプレのモヒカンですらない地味なもので、死に様も定番の爆死でないため、出血もない。
数多くのザコの中でも印象の薄い漢である。
アニメ版でも存在をカットされてしまい登場しない。
有名断末魔となると「ひでぶ」のハート様、「うわらば」のアミバといった強キャラ以外にも、「たわば」のマッド軍曹や「いってれぼ」の狗法眼ガルフなど、ザコであってもそれなりの存在感を放つ者が揃っているが、この「あべし」のボクサーに関しては断末魔の有名さに反し、非常に影が薄い。
逆に「あべしのボクサー」として覚えられていると言ってもいい。
ちなみに「おい こいつから殺していいのか」という有名なセリフをケンに言わせたのもこいつである。
このように知名度の低い人物にも関わらず、断末魔のみが北斗の拳を代表するような扱いとなった経緯だが、実はよくわからない。
アニメ版ではこのボクサーが出ない代わりに他のザコが使用。ファミコン版北斗の拳では「あべし」がパワーアップアイテムとして多数登場、その後のRPGシリーズでもザコの断末魔として採用、SFC北斗の拳5では「あーべっし!」とボイスつきで発動する。
さらにPSソフト『北斗の拳 世紀末救世主伝説』に台詞中に秘孔を突くタイミングを変えると断末魔が変化する「リアルタイムあべしシステム」が搭載されており、また同システムに特化した「ザ・あべし」というモードも存在。
このように「あべし」は「ひでぶ」や「うわらば」以上に定番化している。
出典が無名のザコだったことが、逆に有名キャラの断末魔より使いやすい環境を作りだしたのかもしれない。
アニメ版の断末魔の話
2010年9月25日にアニマックスで放送された「創ったヒト」に神谷明と共に出演した千葉繁は、断末魔にも厚みを持たせるための演じ方として、「あべし」も「あ、別に、死にに来たわけじゃねぇんだ!」の頭だけが残っているという演技上の解釈を示した。
どんな関連動画をつかうかしらねえがおれが殺ってやりますよ
発言者自体がマイナーなためか、「あべし」そのものの動画はあまりなく、リアルタイムあべしシステムを扱った動画や、「吹いたらあべし」タグが見られる。
おうおう こら関連商品
元関連コミュニティだったおれさまが相手してやろうじゃねぇか お~
この関連項目ゥ~死ねぇ!!
なんだ?
ゲッ!!
あ~~~!!
あ~~!!
あべし!!
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