時代をわしづかむ未来のスターは現れるのか!?
ニューカマーズサーカス
あらびき団
あらびき団とは、2007年~2011年までTBS系列にて放送されていたお笑い番組。レギュラー放送は既に終了しているものの、コアなファン(=あらびきフリーク)の下支えにより、手を変え品を変え幾度となく復活している。
概要
端的に言えば、ライト東野(東野幸治)とレフト藤井(藤井隆)が司会のネタ見せバラエティ。番組自体をサーカス団になぞらえており、両者は安っぽくも奇抜な衣装やメイクで出演する。
知名度が低くネタの完成度も未熟なお笑い芸人「兵(つわもの)」どもを起用し、いずれは「エンタの神様」をはじめとするメジャーな番組に送り込む、というコンセプトから始まった。実際にどぶろっくやはるな愛、ハリウッドザコシショウなどがあらびき団から羽ばたいていき、人気芸人になっている。
また昨今のネタ見せ番組には珍しく、一般公募による出場も可能であった。かなりの狭き門ではあるが、視聴者参加型番組ともいえる。
深夜番組ながら一定の人気を博し、本放送終了から1年後には、CS放送及びネット配信番組「ナマイキ!あらびき団」が2年間放送された他、地上波特番も不定期で企画されている。2021年にはYoutubeに公式アカウントも開設された。
特徴
ネタは事前収録・編集されたものを、ライトとレフトがスタジオモニターで鑑賞する形で放送される。たとえネタ中であっても、(主にライトによる)忌憚のないコメントが投げつけられていく。
イマイチ笑いどころが無い、内容がシュールすぎるネタには制作陣のいたずら心が込められる。
髪が薄けりゃカメラは頭部ばかりを追い続け、苦労人だからとドキュメンタリー映像をねじ込んでネタを9割カットしやがり、オチが弱ければダルそうにスマホをいじくるスタッフがクローズアップされる。
これらはあくまで、番組からの愛情かつ温情であることに留意されたい。シュール・破天荒な芸を持つ出演者が多いとはいえ、視聴者を置いてけぼりにさせるわけにはいかないからだ。ただしライトからは「お前ら最低やな!」と言われるのが常で、悲しいかな決して理解してもらえないのも事実。
なお、あらびき団は単なるネタ見せ番組ではなく、正統派大道芸人やダンサーなどのパフォーマーもしばし登場するほか、レギュラー放送時には売名の為のグラビアアイドル枠も存在した。これらをどう笑いに昇華できるのか、あるいはしてもらえるかは、ライト・レフトの気分次第である。
エンディングで、ボールを持ちながら出来損ないのY字バランスらしきポーズを取る女性と、井森美幸風ダンスを踊る女性は永遠の謎。
ニコニコでもあらびき団っぽい静画、動画には「あらびき団」タグが付くこともあるらしい。
主なパフォーマー
- ハリウッドザコシショウ (最多出場者。キング・オブ・あらびきと称されている)
- キュートン
- ガリガリガリクソン
- モンスターエンジン
- はるな愛
- 世界のナベアツ
- 風船太郎
- あかつ
- とろサーモン村田(凄腕パフォーマーのナレーションとして起用。そのおかげもあってかcmナレーションに採用されたことがある)
- どぶろっく
- エハラマサヒロ
- ふとっちょ⭐︎カウボーイ(以前はジェニー・ザ・ピンボールという芸名で活動していたが、ライト東野の提案でこの芸名に変えた)
- みちゃこ
- メグちゃん
- ふーみん
- かまいたち
- シソンヌ
- マヂカルラブリー
- AMEMIYA(冷やし中華始めましたで初披露)
- cowcow(あたりまえ体操で初披露)
- スルメ
- 品川庄司 庄司智春
- 安穂野香
- 天竺鼠 川原
- 鳥居みゆき
- 暗黒天使(現:アンジェラ・デストロイ)&ハンマミーヤ木
- ビタミンS
- ビーグル38
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関連項目
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