いい意味でとは、本来あまりいい意味ではない、もしくは誤解を招きそうな言葉を、よい方に解釈する時に使われるフレーズ。
この記事では逆の表現である「悪い意味で」にも触れる。
概要(いい意味で)
例えば「あの映画には期待を裏切られた」という文章がある。そのままでは「期待していた内容と違った」というだけの(プラスかマイナスか判断のつきかねる)文章、もしくは「期待はずれだった」というマイナスの意味として捉えられるだろう。
だが、「あの映画には “いい意味で“ 期待を裏切られた」と言えば、むしろ「期待していたものと違った」ことをよい方に捉えていることを表現出来る。ともすれば悪口や皮肉として(マイナスのイメージで)とらえられがちな言葉につけることで、誤解を招くことなくプラスの意味として表現出来るのだ。
失言のフォローとして使われる場合も多い。散々悪態をついても最後に「いや、いい意味でね」と付け足せば、その悪態がいかにも親愛の裏返しであるかのように見せられる事を期待した、若干言い訳がましい使い方ではある。
概要(悪い意味で)
こちらはプラスの意味、もしくはプラスかマイナスか判断のつきかねる言葉につけ加えて、マイナスの意味として表現する際に用いられる。例えば「“悪い意味で” 注目が集まる」「“悪い意味で” 変わらない」等。
いずれにせよ、双方共にくだけた表現であり、公の場では使わない方がいいだろう。
そうでなくとも、聞く者に「嫌味っぽい」「周りくどい」印象を与える場合も多い為、多用は禁物である。
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関連項目(いい意味で)
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