『いけにえと雪のセツナ』(いけにえとゆきのセツナ、英題:I am Setsuna)は、スクウェア・エニックスが発売するロールプレイングゲーム。開発はTokyo RPG Factoryが担当している。
2016年2月18日にPlayStation 4・PlayStation Vitaで発売。2016年7月20日にはSteamでWindows版『I am Setsuna』が配信開始(日本語・英語両対応)。2017年3月3日にはNintendo Switch版が発売。
概要
いけにえを捧げて魔物を鎮める風習のある雪国において、いけにえの少女セツナと周囲の人間の思惑が交錯するストーリーが描かれる。
となっており、1990年代の数多のRPG体験を追従、追求していくという理念の元に開発された。
ストーリー
その島には、古来より伝わる習わしがあった。
十年に一度 いけにえ を捧げ、魔物被害を抑制する。
この いけにえの儀式 により、かろうじて島の平穏は保たれてきた。ところが、次の儀式の年を待たずして、
魔物被害が急増し始めたのだ。事態を重く見た島の人々は、例外ではあるものの
再度 いけにえ を捧げることで魔物たちを鎮めようと考えた。いけにえ の名は“セツナ”。
極めて高い魔力を持つ十八歳の少女。
システム
アクティブタイムバトル
スクウェアRPGの特徴でもあったアクティブタイムバトル(ATB)。各キャラクターごとに設定されたATBゲージが徐々に溜まっていき、溜まりきると行動可能になるという、RPGではもはや伝統となったシステムで、本作はその中の『クロノ・トリガー』のATB2.0をベースに設計され、緊張感溢れるコマンド選択式バトルが堪能できる。
連携
特定の技を装備し、ATBゲージが溜まったパーティメンバーが複数いる状態で発動することが可能。2人、もしくは3人同時に繰り出す攻撃は、圧倒的な威力を発揮する。
例として
などが挙げられる。
刹那システム
バトル中にタイミング良くボタン入力を行うことで技の効果を拡張させる本作独自のシステム。
何らかの行動をした時、またはダメージを受けた時、ATBゲージがMAXの状態での時間経過などで溜まるゲージを消費することで発動できる。
このゲージが溜まった状態で、技の発動タイミング(各種技によって違う)にボタン入力を行うことで追加効果が発動する。
追加効果は、威力増加・連続攻撃化・追加ダメージ・回復効果・クリティカル確定など、様々な効果がある。
キャラクターカスタマイズ("法石")
本作では"法石"を装備することで、キャラクター固有の技や魔法を発現させたり、さまざまな能力を上昇させることができる。
この"法石"は本作のキャラクターカスタマイズの礎であり、他のシステムとの関わりが深い。最重要事項である。
上記の刹那システムの追加効果は"法石"ごとに紐づけられているため、"法石"の装備次第で戦い方が大きく変化する。また、技(連携含む)や魔法の習得、ステータスUPの効果をもたらす"法石"も存在するため"法石"のカスタマイズはとても大事であり奥深い。
時の闘技場(Nintendo Switch版のみの追加要素)
2017年4月配信予定の、Nintendo Switch版専用無料DLC。
Nintendo Switch版では、無料追加DLCをダウンロードし、特定の場所までメインシナリオを進めると、データのアップロード/ダウンロードが可能となり、「時の闘技場」で他のプレイヤーのパーティとのバトルがお楽しみいただけるようになります。
音楽
全編通してピアノを主体(オンリーも)にしてBGMが作成されている。作曲者は三好智己。
ゲーム本編販売約半年足らずで、アレンジアルバムやコンサートも開かれた。
関連動画
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関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
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