*いしのなかにいる* |
概要
- 宝箱に仕掛けられている罠の一つ「テレポーター」に引っかかる。
- 移動呪文「Malor(マロール、マラー)」を使う際に座標を間違える。
- 「Malor」転送時に低確率で起こる偶発的な事故。
- 戦闘中の緊急手段として「Malor」で戦線離脱した場合で、特に運が悪い時(着地点がランダム決定)。
上記のいずれかが起こった際、本来移動不可能な壁の中に飛んでしまう(飛ばされてしまう)とこの文章が表示される。
こうなってしまうと、作品によって異なるが良くて全滅して町の寺院送り(ファミコン版#1など)、最悪だとそれに関わったパーティ全員がロストとなり復活不可能となってしまう。この淡白なメッセージの後に全員の墓標が立ち並ぶ姿は、シンプル故に恐怖感を煽り、多くのプレイヤーのトラウマとなっている。
ちなみに、本シリーズは原則オートセーブであり、メッセージが出たからと何も考えずボタンを押して次に流してしまうと(押したつもりはなくても)最悪の状態のままセーブされてしまい、プレイヤーの精神的な被害とプレイ時間のロスト具合が甚大となる。
回避方法としては、テレポーターにかかった直後か、[*いしのなかにいる*]時点で経験値と戦利品を諦めてリセットをかける(全シリーズ全機種)か、「Malor」が使える魔法使いがいる場合は、[*いしのなかにいる*]表示中の状態で深呼吸し、落ち着いてキャンプを開き、改めて「Malor」を実行して近くの通路等を着地点にすれば、ほぼ確実に助かる事が出来る(GB/SFC等)。ただし、行った先で偶発的事故により再び[*いしのなかにいる*]コントを演じたり、空中で放り出されて落下し、死者を出すことも、まれにあるある。
「Malor」はゲーム中最高レベルの魔法使い呪文(レベル7)で習得には最低13レベル程度が必要であるため、魔法使いの物覚えが悪い状態で、宝箱の罠を外すのが下手くそなドジッ子盗賊がテレポーターに果敢に挑戦し、運悪く[*いしのなかにいる*]場合は、結局何かを諦めないと駄目な結果になる。なお、レベル7魔法使い呪文の代わりに、シナリオによって存在する帰還用アイテム、レベル6僧侶呪文「LOKTOFEITO(ロクトフェイト)」でもパーティ救出は可能。
PS版の『リルガミン・サーガ』等はオートセーブではないので、万が一の時に備えて事前にセーブし、それを回避することができるが、オートセーブではない機種作品でもこのメッセージはやはりトラウマとなる。
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