概要
元々マイナージャンルであった「シュールギャグ」を週刊少年ジャンプに持ち込み世間に知らしめた張本人であり、デビュー作『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』は当時読者に衝撃を与えた。
その後、漫画賞ではうすたのフォロワー作品が激増。麻生周一、中村光、羽海野チカ、施川ユウキなど、彼に影響を受けた作家は多い。
(うすた自身は、島本和彦や新井理恵、長新太の影響を受けていると語っている。)
「漫画家になっていなかったらミュージシャンを目指していた」と語るほどのミュージシャン好きであり、SUPER BUTTER DOGやくるりのパロディなど、作中にミュージシャンネタをよく挟んでいる。
また、KICK THE CAN CREW復活に際しお祝いイラストを寄稿したり、宮本浩次主演ドラマにエキストラ出演したりと、ミュージシャンとの交流も多い。
重度のドルオタでもあり、°C-uteの矢島舞美に描き込みが異常なイラストをプレゼントしたことがある。また、自身もハンサムケンヤと共同で『きのポ。』というアイドルをプロデュースしていた。
妻は漫画家の榊健滋(『ǝnígmǝ【エニグマ】』『ラブデスター』の作者)。
連載作品
- セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん(週刊少年ジャンプ、1995年〜1997年)
- 謎の格闘技「セクシーコマンドー」を極めた高校生、花中島マサルが仲間たちとともに活動する青春ストーリー。
- 最終回がヒドイ。
- 武士沢レシーブ(週刊少年ジャンプ、1999年)
- ヒーローに憧れる高校生、武士沢光沢が仲間たちとともに活動する青春ストーリー。
- 最終回がヒドイ。
- ピューと吹く!ジャガー(週刊少年ジャンプ、2000年〜2010年)
- 謎の笛吹き男、ジャガージュン市が仲間たちとともに活動する青春ストーリー。
- 最終回がヒドイ。
- フードファイタータベル(少年ジャンプ+、2015年〜2018年)
- 強靭な胃を持つフードファイター、神無食流が仲間たちとともに活動する青春ストーリー。
- 最終回がヒドイ。
うすたのTwitterは過激なツイートはないものの、パチンコに対し「この世からなくなれば良い」と強く否定したり、担当編集といきなりプロレスをしたり、アイドルプロデュース離脱時に「あきれて何も言えない」と意味深なツイートをしたりと、時折フォロワーをざわつかせることがある。
「嫌なら就職しなさい」ツイート
2017年、『ドラゴン桜』で知られる漫画家の三田紀房が「勤務時間は9時30分から18時30分まで。残業は禁止」など自身の職場環境について説明し、漫画家業界の働き方改革を進めていくとインタビューで語った。
この提案を見た三田の元アシスタントであるカクイシシュンスケが、「残業禁止は嘘」「アシスタント時代の残業代を受け取ったことがない」「プロアシより多く仕事をしていたのにプロアシより給与が低かった」ことを告白。三田に残業代の請求を行うため、労基署を交えて相談するというブログ記事を掲載した。(現在は和解している。)
この人は何か勘違いしてるけど漫画業界は使う側使われる側に関係なく結局は実力社会なんですよ。プロアシとして通用する人は一握りだし、そういう人はちゃんと実力で高い給料を得て家庭を持ったりしてます。どの職場を選ぶかも自由。そもそも漫画家なんてまともな仕事じゃないんだから嫌なら就職しなさい
このツイートは「プロアシより多く仕事をしていたのにプロアシより給与が低かった」という主張に対する苦言であり、「アシスタントの価値は自己評価で決められない」「給与の不満は予め相談すべき」ことを指摘したものだったが、最後に「そもそも漫画家の仕事は業務委託契約(残業代が貰えない「まともじゃない仕事」)であり、今後漫画家を目指すなら残業代は期待すべきではない」と加えて意見した部分が、ブラック企業的思考だと炎上した。
その後うすたは「アシスタントに残業代を支払わなくて良いとは言っていない」と弁明しており、上記ツイートの「嫌なら就職しなさい」とはアシスタントではなく漫画家の話をしているため、確かに言っていないのだが、「アシスタントに残業代が支払われてない」という文句に対し「漫画家は残業代がもらえない。それが嫌なら漫画家になるな」と返すのは話が噛み合っておらず、ただのクソリプではある。
また、この炎上にあたり「うすたのアシスタントも無給でこき使われていそう」という声も挙がったが、『ジャガー』で明かされている情報では、うすたとアシスタントで一緒に「いんてい」やマリオカートで遊んだり、実写漫画を自主撮影したりと、給与事情は不明だが少なくとも職場自体は和気あいあいとしている。
「北鎌倉の家」ツイート
2021年、うすたがTwitterで「元々職場としていた北鎌倉の家が全く売れない」と住宅情報サイトのページをTwitterで紹介。(ツイートは現在削除されている。)
「デザイン性の高い内装」「自然豊かな環境」「作業スペースの充実さ」など魅力的な点は数あれど、「全体的に日常生活に向いてない構造」「アクセスがあまり良くない」「1億6800万円」と中々敷居の高い家となっており、賛否両論となった。
(特にこの「1億6800万円」という価格設定について、前述の「嫌なら就職しなさい」ツイートと合わせてうすたの金にまつわるイメージが悪化した者もいた様子。)
その後住宅情報サイトから該当ページは削除されたが、一年後の2022年、サクライタケシの漫画『すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!』にて、未だに売れてないことを明かしている。
また、この家について、久米田康治の漫画『かくしごと』の一ネタ「鎌倉病」そのものだと一部話題になった。
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