うなじ(項・脰)とは、首の後ろ部分を指す名称である。萌え要素の1つとされている。
曖昧さ回避
- 日本のイラストレーター。「オオカミさんと七人の仲間たち」などで活動。
- 江口寿史の漫画作品。
- ニコニコ動画の実況プレイヤー「うなじと元祖と葉っぱ」。
概要
首の後ろの部分。
「襟首(えりくび)」や「うなぜ」、「首筋」ともいう。
語源については、「うな」とは首(首の後ろ)を意味し、「じ」は「しり(尻)」という意味で、合わせてうなじと呼ばれるとされる。「うなずく(頷く)」「うなだれる(項垂れる)」という言葉もうなじが由来であると言われている。
よく和装(着物や浴衣)を着ている女性に対して見られるイメージが強いものの、これは江戸時代に入ってから着物を着ている女性が、肌の露出を控える風習が広まったために化粧を行う部分を眉や首の後ろなどの露出している部分に限定していくところに端を発する。
顔や胸元といったいわゆる「正面からの美点」と違い、うなじは「後ろから眺めた時の美点」とされるので、うなじが美しい人は後ろ姿が美しい、とされる事も少なくない。まあ、うなじ等とは別に尻や見返り姿が美しい人もそれはそれで。
うなじの美しさ
では、うなじとは具体的に何が美しいとされるのか。
スベスベした首筋の放つ色気も他の部位などでは見られない独特のものがあるが、やはり後ろ髪の生え際についてを欠いてはならないだろう。
現代では着物以外でも様々な場所でうなじをお目にかかれるようになったため、現実以外にも漫画やアニメなどで様々なキャラクターの首の後ろを見る機会があると思われ、ロングヘアーを始めとする、首元が隠れるような髪型でなければ後ろ姿が見えた時に大抵見られるはず。
ショートヘアーやおだんごヘアー、ポニーテールやサイドテールなど、うなじを眺められるヘアスタイルは挙げればキリが無いかもしれないが、中でもツインテールはうなじを際立たせるヘアスタイルとして前述のヘアスタイルとは一線を画していると思われ、ツインテールほど、うなじが強調されたヘアスタイルは他に無いだろうと筆者は主張させて頂きたい。
後ろ髪の描かれ方もまた、人物のヘアスタイルや作品によって様々で、主に生え際が隠れていたり生え際のラインが平坦だったりというのが一般的であると思われるが、中でも「生え際が山なりの形を形成している」というのが特に人気が高いという。先述の、ツインテールのキャラの場合はその傾向がより顕著で、中でも「後ろ髪が伸びきっていない状態で髪を結んだ事で、うなじに生え際から垂れ下がった(生え始めの)短い髪の毛がある」というケースもまた、見所の一つであるだろう。もっともこちらについては現実でしかお目にかかる機会はまず無い・・・ と思いきや。
(「みなみけ」単行本に登場する、南夏奈のうなじ(及び、うなじの垂れ髪)に対する感想)
なんという垂れ髪!アニメでもここまで描かれてはいませんでしたよ!?
コハル先生はよく分かってらっしゃる!!ツインテールにした上で後ろ髪の生え際をきちんと富士山型にして、しかもまだ伸びきっていない部分「垂れ髪」まで描くとは・・・・・・
恐れ入ったものです。
イラスト
関連動画
関連商品
関連項目
- 1
- 0pt