うみのイルカとは、、漫画『NARUTO』に登場する木ノ葉の聖人キャラクターである。
CVは関俊彦
概要
木ノ葉の里忍者学校(アカデミー)の教師。鼻に横一文字の傷跡がある。
教師以外にも雑務を兼任している。一人称は、「オレ」で、ナルトからは「イルカ先生」と呼ばれている。ナルトにとっては自分自身の存在を認めてくれた初めての相手であり、ナルトの数少ない良き理解者として物語の最序盤から寄り添い、見守り続けた。性格は基本的に明るく男らしいが、ナルトの「おいろけの術」には反応して鼻血を流すというスケベな部分も覗かせている。
かつて木ノ葉を襲った九尾との戦いで両親を喪い、孤独な心を隠して明るく振舞い続ける辛い幼少時代を送ってきた。[1]そのため、九尾の人柱力であるナルトに対しては複雑な思いを抱いており、根は優しいもののやや厳しい態度で接する傾向があった。
その後、禁術の巻物の盗難騒動を経て自分と同じく天涯孤独の身であったナルトの心情を深く理解し、九尾ではなく「一人の人間」としてナルトを受け入れ、影分身の術を成功させたナルトを一人前の忍者と認めて卒業祝いに自分の額あてを送った。
中忍試験の際には自らナルト達の監視役を志願するなど、ナルトに対しては実の家族のように思い入れがある。また、ナルトにとっても兄や父親的な存在[2]で、ナルトが一人落ち込んでいた時には度々助言をしている。
ペイン襲来から木ノ葉隠れの里を守ったナルトが、かつて忌み嫌われていた里の忍・住人たちから「里の英雄」と称えられている光景を目の当たりにし、感極まり涙を流していた。
第四次忍界大戦の際には、戦争の渦中に向かおうとするナルトを止めようとするも、ナルトの強い意志の前に失敗[3]その際、キラービーの言葉から今もナルトの心の深くに自分の存在があることを知り、感動していた。
最終話ではナルトの息子・ボルトがイタズラしている様子を眺めて、かつてのナルトを思い出すかのように感慨を覚えていた。また、父が自分に構ってもらいたいが故にイタズラをするボルトの行動に理解を示し、「彼もいつかわかってくれる」と木ノ葉丸に諭すなどボルトに対し孫に対する祖父のような立場になっている。
カカシ先生より年下なのに老けすぎだってばよ・・・
本編中目立つ任務に出ることがないため出番は少ないが、上記のナルトに対する言動からも分かる通り、その慈愛あふれる人柄と優しさゆえに根強く熱烈なファンが数多く、人気投票でもメインキャラ達と肩を並べるほどである。疾風伝では、ナルトと出会ったばかりの時期についても語られている。
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関連項目
脚注
- *このときそれを見かねた三代目火影から直接「火の意志」を伝授される。
- *後年ナルトの結婚式ではナルト側の父兄として出席している(映画「THE LAST」、外伝「木の葉秘伝」より)。
- *このときナルトに手紙を忍ばせており、「絶対に生きて帰って来い!!!」と激励を贈っている。
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