うるかすとは、水に浸して水分を含ませることを指す、北海道や東北地方の方言である。
概要
「うるかす」は、北海道、東北地方、関東地方の一部地域で使用されている方言である。「うるがす」ともいう。サ行五段活用の動詞。漢字にすると「潤かす」だと考えられるが、そもそも漢字で書かれる機会はほぼない。「うるおう」を意味する古語の「潤ふ」に由来する説がある。
「米をうるかす」のように、米や豆などを水に「浸す」「浸ける」ことで「水分を含ませる」「柔らかくする」「ふやけさせる」という意味で使われる。干し椎茸などの乾物を水に浸けて「戻す」意味でも用いられる。青森県では仕事を「放置する」意味でも用いられる。
「使った茶碗はうるかしといて」のように言われることがある。もちろん、食器そのものに水分を浸透させようとしているのではなく、食器に付着している乾いた米粒や汚れに水分を浸透させ、洗い落としやすくしようとしている。そのため、そのように言われたら水に浸して置いておけばよい。
北海道や東北地方の一部地域では、「うるかす」と対照的な表現「うるける」も使われている。水に浸した米などが「水分を含む」「柔らかくなる」「ふやける」、乾物が「戻る」ことを意味する。また、風呂やプールで指の皮膚が「ふやける」意味でも使われる。
方言の「うるかす」には標準語の「浸す」にはない「十分に水分を浸透させる」というニュアンスがある。そのため、適当な代替表現がなく困った経験をもつ方もいるようだ。
トピック
「全国うるかすマップ」
「標準語で何ていうんだよ」
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