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【さがさないでください】 ・・・まあ、そっとしておいてやんな。 |
【うp主様】 拝啓 最近お忙しいようで続編がうpされておりませんがいかがお過ごしでしょうか。 一視聴者として僭越ではありますが、続きが気になっておりますので負担のかからない程度で続編の制作を行っていただけると大変嬉しく思います。 続編がうpされないか逐次確認しておりますので、作品が完成した折には、是非とも拝見させていただく所存であります。 最後になりますがうp主様のご健勝とご多幸をお祈りしております。 敬具 視聴者一同 |
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概要
うp主失踪シリーズとは、長期間アップロードが滞った動画や静画につけられるタグである。
主にシリーズ化している動画において、新作が長い間(シリーズの投稿間隔によっても変動するが、例えば1週間隔のもので数ヶ月半以上)投稿されていない場合にこのタグがつけられる事が多い。
最新の投稿動画には、投稿を催促するコメントや新作を待ち望む視聴者も多く、再生・コメント数が増えていく傾向がある。
失踪と表現するのはブラックジョークであり、本当にうp主が失踪したかどうかは関係は無い。[1]
無論、必ずこのタグをつけなければいけないというルールも存在しない。
タグに対する問題点と現状
現状
いわゆるタグの乱用であり、定期間隔で投稿されている動画では、予定日から数日遅れただけで早くもこのタグがつけられている事がある。また、(わざわざマイリスト等を巡って)更新停止中のシリーズの動画全てにこのタグが付いていることも問題視されている。[2]
これは、視聴者が「シリーズ系動画は淀みなくアップされて当然だ」という、間違った、一方的なおごった認識で投稿者に接している事が原因である。当然ながら投稿者側にPC故障や生活環境の変化(録音出来なくなった)、多忙[3]、急病、事件・事故・災害[4]等、何らかの問題が発生している事も考えられる為、タグをつける場合には十分な注意が必要である。むろん、動画がアップされた時点でこのタグは直ちに削除するべきである。
しかしながら投稿者が何の情報も知らせず(出来ない場合は別だが)、月単位で投稿期間が開いた場合において本タグが付いた場合、やむを得ない結果ともいえる。その際には余計な編集合戦をしない事もマナーである。違う側面から見ると、このタグが付けられる動画は得てして「いつの何時に更新」等と予告をしたにもかかわらず、投稿者側がその予告を守っていない場合が多い。
タグがつく原因
投稿者の消息が長い間分からない為に起きる事例であるが、実際問題、投稿者がTwitterを使わず自分の動向をブログでしか発信していない場合もあり、ブログを閲覧する習慣がない視聴者に対してのフォローが動画上(詳細情報欄など)で行われていないケースがある。場合によっては出所不明な『死亡説』が飛び交う事になる。
対策
様々な視聴者を多く抱えるニコニコ動画において、デマや混乱がまったく起こらないという保障はゼロである。いつかは起こり得るデマや混乱を未然に防ぐ為にも、あらかじめ動画上で知らせる事が良いと思われる。
- 投稿者側
- 「期日を告知した場合は守る」、「予告後に何らかの事情で遅れる場合は報告する」など何かしらの規則性を持って連載することや、海外出張など長期間WEB環境から離れる場合は事前にその旨を投稿者コメントに記述して説明しておく、などの方法をとるのが最善である。プロフィール欄に日常的に活動しているSNSやブログ等へのリンクを記載しておくのも有効。[5]
- 視聴者側
- 更新が無いからといって一々大事と捉えず、気長に待てる心を持つべきである。また「シリーズにしている以上全て滞りなくうpされて当然だ」という考えを捨て、軽々しく失踪シリーズのタグを付けないのが望ましい。タグを付けた結果、投稿者のモチベーションを下げてしまって本当に失踪してしまうかもしれないので注意が必要。
たとえ悪意を含まなくても、人を失踪呼ばわりするのは笑えない冗談だ。あくまでもブラックジョークだということを忘れてはならない。
身も蓋もなく言うなら、有償で視聴者や出版社、所属事務所、ニコニコ動画サービスとの契約を結んでいるわけでもなければ、アップロードが遅れても法的な強制力やペナルティはない点にも注意。
関連項目
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最後に
このように数年越しに帰ってくる投稿者も少なくはない。
どんな投稿者だって、始めたからには完結したいのだ。
ふと思い出した日に、もう一度昔の動画を巡ってみてはいかがだろうか。
脚注
- *本当に行方不明・死亡していた場合でも、家族友人等がアカウント名を知らなければ視聴者が知る由もないため、今後40~50年後には相対的に失踪していく人も増えていくかもしれない。
- *本来ついていて問題のないはずのタグを消してまでつけられる始末。
- *本職でクリエイターをしている場合や、趣味で動画・静画作成を行っている場合など、有償の本職側が多忙であれば無償の制作活動はしわ寄せを受ける。
- *災害による広域のインフラ(送電設備や通信網)の破壊によって、制作はもちろん連絡すらできない状態。あらかじめ居住エリアを明記しておくと万一の際にヒントになるかもしれない。
- *マイナーなブログサービスであったり、検索しても他に紛れてしまいやすいアカウント名の場合には特に有効。
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