「えこP」とは、アイマスMADプロデューサー(アイドルマスターMAD制作者)のひとりである。
ニコマス(ニコニコ動画上のアイマスコミュニティー)に初期から参加しているばかりでなく、その高い技術力・開発力と斬新な発想でアイマスMAD界を牽引、全体の技術力向上・クオリティアップに貢献し、多くのファンを獲得している。
これまで
初投稿は2007年3月12日の『アイドルマスター とかち・真様:まっすぐ』。この頃には牛耳アクセサリーに強いこだわりがあったようだ。
特に注目されるようになったのは3月23日投稿『 とかち姉妹夢の競演 エージェント夜を往く 』と、4月4日投稿の『 萩原雪歩 私は忍者 』の2つの作品によるところが大きい。実際には同時にステージに登場しない双海姉妹や、同一キャラクター(雪歩)をその編集技術力で、同一ステージ上に立たせ、さらに衣装変更まで行っているように見せた。( この2作品は雑誌(旧)『ネットランナー』のニコニコ動画特集でも紹介された。)
また5月20日投稿の『 シンデレラガール 「菊地真」 魔法をかけて! 』では、キャラクター(菊地真)に別のキャラクターの衣裳を着せてしまうという超絶テクニックも披露。
こうしたとんでもない技術力に驚愕したニコマスファンから「バンナム社員説」「チート説」も飛び出したほど。
7月14日投稿の『 アイドルマスター ロケットガール 高槻やよい 「GO MY WAY!!」 』は、えこP自作CGを背景にやよいが踊るカラフルでPOPな作品。「全編を切り抜いた素材で構成する」という荒技にアイマスで初めて挑戦した作品で、今でもやよいPVの最高峰と賞賛されている。この作品でえこPが3700枚の切り抜き(After Effects)を手作業で行ったことは今でも伝説として語り継がれている。
『 アイドルマスター っぽいフォントを作ってみた M@STER FONTS PV 』では、アイマスのフォントを作ってしまうという発想に誰もが驚かされる。(フォントは無償配布され、様々なPが作品制作に活用している)
えこPはその後の『 アイドルマスター M@STER FESTIVAL'08 』でも、キャラクター素材を無償提供し、その提供素材を使用した他のプロデューサー制作のMADはえこPに因んで『えこm@s』と呼ばれている。
こうして、高い技術力はもちろんのこと、その斬新なコンセプトや切り口で、常にニコマスファンの予想を(良い意味で)裏切り続けるクリエーター、それがえこPである。
えこPの代表的な動画
参照
- 3
- 0pt