えんそくは、東京都中野区を本拠地とするヴィジュアル系バンド。2005年結成。
2020年10月22日、結成15周年を記念して中野サンプラザワンマンを予定している。
概要
・「えんそく」という柔らかい印象のバンド名からは想像できないほど楽曲・演奏のレベルが高く、自らを「ライブバンド」と称する骨太なロックバンド。
・すべての客を平等に扱うという姿勢を貫き、過剰な営業は一切しない、不埒な目的で金銭に連絡先を添えて渡したら即出禁という、硬派な活動を長年続けていることも特徴。
・また、CDの複数種売りも基本的に行わず(複数売りの場合はきちんと説明がある)、ライブのチケット代も相場より低めに設定されていることが多いため、客側も金銭的に疲弊することがない。あまりにも優良なバンドなのでもっと知られてほしい。
メンバー
Vo.ぶう
・えんそくの「説明王」。
メンバー1の頭脳派で、世界観の設定などはすべてぶうが考案している。美大卒でプロ並みに絵がうまく、バンドのアートワークは基本的にすべて手掛けている。楽器も少し練習しただけで演奏できるなど非常に多彩。メンバーからは「豚」と呼ばれているが、ファンが呼ぶのは厳禁。
現在社会情勢によりライブができないため、ツイキャスでゲーム実況「えんそく ぶうの顔出しゲーム実況」を配信している。(毎週水・日曜日21時~)
Gu.クラオカユウスケ
・えんそくの「伝説」。
恐ろしいほどエモーショナルな曲をつくる天才。泣きのギターを弾かせたら右に出る者はいない。
が、完全なる天才肌(発言が宇宙)なので、何を言っているのか凡人には理解不能。喋ると青森訛りが全開になる。
背が高くイケメンで、ファッションブランドでモデルも務めている。
Gu.Joe
・えんそくの「可愛いは作れる」。
常に前向きで調和を大切にする性格で、周囲からとても愛されている。メイクをした自分の姿が大好きで、変身を終えるとすぐにコンビニに行き、可愛い自分の姿を店員に見せつけている。
数々の過激な企画(主にミドリーダーの発案)を経験してきているが、本人は心から楽しんでいるため心配は無用(「特別な訓練を受けている」とのこと)。ぶう曰く、「一人遊びの天才」。
Ba.ミド
えんそくの「頑固オヤジ」。
えんそくのリーダーを務める。企画の天才で、常に面白いことを企んでいる。
流行り物には興味がなく、スマホは「電話」と呼び、黒霧島を愛飲する。あまりにも酒を飲むのでメンバーとファンから心配されている。肌の露出が多く、人外の衣装を着ていることが多いため、たまに人間の格好をするとギャップが凄まじい。
Dr.SIN
えんそくの「末っ子」。
4年間サポートを務めて2018年に正式加入したが、じつはミド・ぶうとの付き合いは非常に長い。えんそく内最年少でメンバーからの寵愛を受けている(基本的にSINだけはいじられることがない)が、本人はほぼ塩対応。好きなものはF1(フェラーリが好きとのこと)で、速いものが好き。
活動内容など
・とにかく楽しいライブを作り上げるべく、会場にいる全員に珍妙な振付けをさせようと奮闘し、集団でのトランス状態を味わえる空間を作り出そうと試みる「大人のお遊戯会」的バンド。
(※2016年発売シングル『12モンスターズ(拡散用)』解説より一部抜粋)
・「珍妙な振付け」については、関連動画を参照。
・メンバーをうっとりしながら見るタイプのバンドではないので、ライブには動きやすくて汗をかいても良い服装で来ることを推奨している。
茶番
・ライブ中に「茶番」と呼ばれる劇を行うことが多々あり、劇がメインの公演を開催したこともあるほど。
・大筋となる脚本はすべてVo.ぶうが考案し、口立てでストーリーを作り上げていく方式。
・内容は風刺的なものや、社会の闇に切り込んだものが多く、楽曲の世界観を演劇で表現するという側面ももっている。
・アングラ劇団かのようなゾッとするストーリーも多いが、必ず客を爆笑させる場面を用意しているのが魅力。
・どんどん演技力が向上していくGu.Joeの「名女優」ぶりも見どころ。
・茶番の動画はえんそくニコニコ公式チャンネルで会員限定動画として配信されている(「返り咲きハルマゲドン」シリーズ)。
CD
・演奏力の高さは、ラジオや雑誌などで様々な著名人・ライターから評価されている。
・メンバーの中でも特にGu.クラオカユウスケ・Joe、Dr.SINのこだわりが強く、レコーディングは朝までかかることがほとんどだという。付き合いの長いレコーディングスタジオのエンジニアさんからは「えんそくは本当に真面目」と言われている。
・販促活動については「同じCDを何枚も買わせるつもりはない」としており、基本的に複数種類で発売することはない。
・インストアイベントも1枚購入すれば参加でき、「たくさん買ってくれるのは有難いが、特定の人を特別扱いすることはしない」という姿勢を貫いている。
・CDのジャケット・歌詞カードはほぼすべてVo.ぶうがデザインを担当している。たまにぶうの同級生(プロの漫画家)がイラストを手掛けることがある。
関連動画
「珍妙な振付け」
関連リンク
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