おからとは、豆腐をつくる途中で出てくる残渣物である。
概要
豆腐をつくる過程で、大豆をすり潰して温めた液(呉)をろ過する作業がある。
その際にろ過された液が豆乳で、残ったカスがおからである。
カスなのでだいたいは捨てられてしまうかわいそうな運命にあるおからであるが、実は栄養価が非常に高い。食物繊維やカルシウムなど毎日摂取したい栄養素を豊富に含んでいるし、その上低カロリーでとってもヘルシー。しかもスーパーなどでも安く購入することができたり、店舗によっては無料でサービスしてくれたりすることもあるため、コスパも◎。生活習慣病の予防にもなるとされており、節約しつつ健康的に痩せたいダイエッターにとっては夢のような食材である。
食材としての利用方法としては、ハンバーグのような肉料理のかさ増しや、サラダの和え物、クッキーやケーキといったスイーツなどなど…。前菜~デザートにまで幅広く活用することができるため、もはやカスなどと呼ぶことに罪悪感さえ抱いてしまいそうになる。
そんなスーパーフードのおからであるが、唯一の難点はその日持ちの悪さだろう。
生のおからは冷蔵庫に入れててもせいぜい3日が限度。あっという間に産業廃棄物と化してしまう。
必要な分だけ買ってすぐに食べ上げてしまうべきだが、もしダメにしてしまったならそれはそれで植物などの肥料として活用するのもいいかもしれない。
関連動画
関連項目
- 2
- 0pt