おつかいとは、
- 人の用事を満たすため、頼まれて目的の場所に行く人。
- 神などの使いのこと。たんに「使い」と呼ぶ方が多い。
ここでは1について説明する。
概要
使者の意味を指す「使い」に「お」をつけたもの。「おさかな」「おそら」と同じように、幼い印象を与えることがある言葉である。
最もこの言葉が使われる機会が多いのは親が子に買い物を頼んだときである。親が自分の子に社会性を身につけさせるために行われることが多い。もし店の人がおつかいに来たことに気づいたら、「ひとりでおつかいできてえらいね~」という言葉をかけてもらえることもある。
「はじめてのおつかい」というテレビ番組もあり、幼い子がおつかいに行く様子を楽しむことができる。なお、はじめてのおつかいで行っている「おつかい」はあくまでスタッフが隠れて同伴しているものである。誰にも保護されない状態で年に不相応な距離のおつかいを頼むと、行方不明になるなどの危険があるので控えた方がよい。
親と子の関係だけではなく、おつかいをサービスとして行う場合もある。買い物難民となった地域のために、「買い物代行」と呼ばれるサービスを提供しているところがある[1]。また、グッズの販売場所から離れて購入できない人向けに、アプリを通じて別の人に購入を依頼して、配送してもらうサービスもある[2]。これらが「おつかいサービス」と呼ばれる場合がある。
ちなみに、いつも命令されておつかいに行く立場の弱い者のことを貶した言葉として「パシリ」というものがある。語源は「使い走り」→「つかいっぱしり」であり、おつかいの語源の「使い」と同じと言えるかもしれない。
関連動画
関連静画
関連項目
脚注
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