おどるポンポコリン(作詞:さくらももこ 作曲:織田哲郎)は、アニメ「ちびまる子ちゃん」の主題歌として知られる楽曲である。
概要
1990年、アニメ「ちびまる子ちゃん」が放送開始した際に初代エンディング曲として登場。原作者のさくらももこが織田哲郎に作曲を依頼し完成した楽曲である。
オリジナルバージョンを歌っているB.B.クィーンズは坪倉唯子や近藤房之助といったミュージシャンによる音楽ユニットであり、いわゆる「企画モノ」として生まれたグループである。そのため、当初はメンバーの素性も伏せられた謎のバンドであった。
当初はエンディング曲であったものの、ノリの良いテンポとメロディで話題となり、初代オープニング曲である「ゆめいっぱい」よりも世間の注目を集めて人気曲となる。「ちびまる子ちゃん」の大ヒットに連動する形で「おどるポンポコリン」もCDシングル売上枚数164.4万枚(オリコン調べ)という大ヒットを記録した。1990年オリコン年間CDシングル売上第1位、第32回日本レコード大賞ポップス・ロック部門大賞受賞。B.B.クイーンズはこの曲で第41回NHK紅白歌合戦に出場を果たした。
「おどるポンポコリン」の大ヒットにともない、「ちびまる子ちゃん」を象徴する曲として主題歌格の扱いに変更されている。エンディング曲として1991年3月まで使用された後、番組の放送中断・未使用期を挟んで1998年7月にManaKana(三倉茉奈・佳奈)のカバーでオープニング曲として再登場(2000年1月まで)。2000年11月からはB.B.クイーンズのオリジナルバージョンがオープニング曲に起用され、以降アレンジ変更やカバーバージョンの使用に差し替えられつつも楽曲自体は現在まで使われている。また、劇場版アニメや実写版のテレビドラマ(単発のスペシャルドラマ版・まるまるちびまる子ちゃん共に)でもオープニング曲としてB.B.クイーンズの歌う「おどるポンポコリン」が採用されている。
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