おまモヒとは、
「お前のようなモヒカンがいるか」
の略語である。
アーケードゲーム「北斗の拳」の関東最大のメッカ(?)である中野TRFにおいて、
モヒカン大会(=初心者大会)に出場しながら明らかに初心者の技量ではない者に対して言われ始め、
そこから広がって「初心者として参加しながら並み外れた腕前を持つ者」に対しておまモヒと言われるようになった。
しかし昨今のモヒカン大会は「日曜拳」とも囁かれるほど高レベルの試合が増えており、
現在のところ「モヒカンか、修羅か」という区別よりも
「モヒカン勢、修羅に届かないが明らかに初心者ではない人々(=おまモヒ勢)、修羅」
・・・という三段階の構図が出来始めている模様である。
だが最近になって別の所でこの言葉が使われるようになってきた。詳しくは後述する。
出典
原作北斗の拳におけるケンシロウの台詞「おまえのようなババアがいるか」が元ネタ。
老婆に変装した拳王の部下が、ケンシロウ達をもてなすフリをして小屋に招待し、
毒の入った水を飲ませて殺そうとしたが、不自然な図体のデカさであっさり見破られて結局倒される。
その際、ケンシロウが倒す前に発した台詞が「おまえのようなババアがいるか」である。
概要
東京にあるゲームセンター「中野TRF」ではアーケード格闘ゲーム「北斗の拳」の大会がある。
大会は毎週3回、もしくは不定期開催で4回行われることがあり、
特に定期開催される水曜、土曜の大会は長年やり込みを続けてきた常連達の大会であり、
闘劇'08北斗部門の出場者は中野TRF常連が最も多い、という事実も彼らの実力を裏付けていた。
その強さに尊敬と畏怖の意を込めて、彼らは俗に『修羅』と呼ばれる。
・・・そんな修羅達の大会を観戦していた修羅になりきれないザコキャラ達、いわゆる「モヒカン」勢がいた。
日々激闘を繰り広げる修羅の雄姿を見て、
・・・と思ったのか思わなかったのは謎だが、北斗の拳に興味を持ち始める。
しかし所詮はモヒカン。修羅相手に勝つことはほとんどない。
せっかく練習をしたくても、修羅が相手じゃ練習にもならない。
そこで、誰が言ったかはわからないが、
「モヒカンだけの大会を開こう」
と、言い出した。それを知ったモヒカン達は
と騒ぎ立てた・・・かどうかは分からないが、モヒカン達による大会が開催される事となった。しかし・・・
「『モヒカン大会の出場者は皆ほぼ平等の力である』・・・そう思っていた時期が俺にもありました」
毎週日曜日に開催される事となった「モヒカン大会」。
しかし、周囲のモヒカンと違い、新たな頭角を現してるものが現れた。
『修羅』だ。
モヒカンだらけの大会に『修羅』の実力を秘めた者が紛れ込むようになったのだ。
立ち回り、コンボ精度、バスケへの移行、ドリブル精度・・・
どれをとっても到底モヒカンレベルとは思えない腕前を持つ者が現れるようになった。
「ヒィー!」
モヒカン達は怯えた。
・・・・・・・
モヒカン達は彼らへこう叫ぶ・・・
「おまえのようなモヒカンがいるか!」
と・・・・
種籾
モヒカンとは上記の通り修羅に遠く及ばない初級者たちのことであるが、モヒカン大会が週一であるのもあって、時がたつにつれモヒカンを卒業しない(できない)ままそれなりの実力を身につけてしまった者が増えてきた。
(スケジュール的に、平日参加できず日曜日にしかこれない人も多い模様)
かと言って修羅勢やおまモヒ勢には到底敵う程ではないので相変わらモヒカン大会に参加する訳だが、そこには明らかに第4の層との壁が出来ていた。
そのため、モヒカンにすら敵わない本当の初級者を新たに「種籾勢」と名付けてさらに区分する動きが出てきている。
種籾とは原作序盤でモヒカンに惨殺されるミスミ爺さんが持っていた一握りの種籾の事。転じて雑魚キャラであるはずのモヒカンにさえ略奪される立場の存在。
そしておまモヒは新たな境地へ・・・
中野TRFでは相変わらず世紀末な格闘が繰り広げられていたころ、また新しい北斗の拳のゲームが発売された。
北斗無双である。
こちらでも相変わらず某病人が自重しなかったり(例:北斗有情ローリングバスターライフルなど)、北斗の汚物が無駄に重火器を使ったりなどこちらでも世紀末全開な展開が待ち構えていたが、それ以上に世紀末っぷりをみせたキャラがいた。
最初のころは原作同様、ただの雑魚に過ぎないが、段々成長していくにつれて基本的なパラメーターの上昇はもちろんのこと、南斗双斬拳を使ったり、アイ○ラッガーよろしく髪の毛を飛ばしたりなど、いろんな意味で危ない存在となり、最終的には、救世主はおろか、世紀末覇者まで簡単に倒してしまうほどにまで成長してしまう。
それを見たプレイヤーはこう言っただろう・・・・
「お前のようなモヒカンがいるか!」
と・・・・
関連用語
- おま修羅 「おまえのような修羅がいるか」 修羅のはずがモヒカンみたいにフルボッコになってる場合に。
- おまトキ 「おまえのようなトキがいるか」 →那戯無闘鬼
- おまジャギ 「おまえのようなジャギがいるか」 ジャギとは思えないほど強いジャギに。
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