おニャン子クラブとは、1985年に結成された女性アイドルユニットである。1987年解散。
概要
伝説のバラエティ番組「夕やけニャンニャン」(フジテレビ)から生まれたアイドルユニット。同番組の看板出演者でもあったとんねるずと並び、秋元康がプロデュースした中で最も成功したグループである。
意図的に「素人臭さ」を前面に押し出し、舌足らずな歌唱力、微妙に垢抜けないルックス、学校の同級生に居そうな親近感を重視。その活動も学業を優先させて、各メンバーの通う学校の了承を得た者のみを加入させていた。番組と同時進行で随時新メンバーを加入させ鮮度を保つことも成功した。
当時の男子中学生~高校生に与えた影響は大きく、「『夕やけニャンニャン』を見たいがために帰宅部になって、放課後は自宅にダッシュして番組を見ていた生徒が急増した」という都市伝説がまことしやかに噂されるほどの爆発的人気を得ると共に、彼女たちのファンクラブ「コニャンコクラブ」への入会者もかなりの数に上ったらしい。
また、本体のおニャン子クラブ以外にも、選抜メンバーによるユニット、ソロ活動も同時進行で行い、「オリコン初登場1位」を定着させたといわれる。後のモーニング娘。、AKB48などの活動形態にも多大な影響を与えている。
主な出身者に、工藤静香、国生さゆり、生稲晃子、山本スーザン久美子などが居る。
黒歴史
- 初期メンバーの中に、未成年喫煙がバレて居なかったことになってるメンバーが居る。
- アイドルの歌唱力が彼女たち以降急激に落ち込んだ(ただし、内海和子や城之内早苗といった歌唱力が高いメンバーも中にはいる)。
- 彼女たちの登場と岡田有希子の自殺で「正統派アイドル」の時代が終焉を迎えた。
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関連項目
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