お台場ガンダムとは、お台場の潮風公園に設置された1/1スケール全高約18mのガンダム立像のことである。
概要
ガンダム 30周年記念イベントの一環である、「GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト」として 2009年7月11日(土)~8月31日(月)にお台場の潮風公園に設置された。期間中の見学者は公式発表で415万人だったが、一般公開が始まる前の工事中から自由に観ることができたことや、早朝から深夜まで絶え間なく見学者が訪れていたことを勘案すると、実際の見学者はこの数字をはるかに越えていたものと考えられる。
設定資料に基づいて作成され、1/1スケールの約18m(地上3階建てビルに相当)の高さがある。また、30分置きに顔が左右を向いたり空気の噴出口からドライアイスが出るなどアニメの演出に沿った出来になっている。また足下を通過することもでき下から見上げることも出来る。8/14~8/16にはコミケット参加後の客が流れ込んだため会場が人で埋め尽くし騒然となった。
イベント終了と共に解体された。ちなみにこの時、頭部と左手がまず外され、一時的にラストシューティングの状態になるという心憎い手順が踏まれた。
周辺ではお菓子や限定ガンプラ、ポスターなどの物品販売も行われている
このガンダムは実際ハリボテという話であるが、一部ではアムロ・レイが実際に乗っているという話があり、これは、2009/8/11日に起こった駿河湾を震源とする震度6の地震で一度、ガンダムが倒れたがすぐに起き上がったという目撃情報からである。また、会場の周辺では「時が見える」と言った少女の霊や「弾幕薄いよ何やってんの!」といった男性の霊も目撃されており謎は深まるばかりである
なお会場に着地したときには何も無かったが、最近、「東京都地球連邦軍」という組織によって2016年のオリンピック招致を目的としたステッカーが貼られた事により「ティターンズの手に落ちたと」言われている。
さらに、先にも書いたが8/14~8/16にはコミケット参加後の客で会場が騒然となった事により、「東京都地球連邦軍」はてるてる坊主を作成し熱量によるソーラレイ作戦を実行する、これにより倒れる人が出て会場は一掃されるはずであったが思ったほど効果は出なかったようである。
ガンダム、静岡に立つ
一旦解体されたガンダムであったが、ガンプラ生産のまさに本拠地である静岡市に再び立った。
ガンプラ30周年イベントとして、2010年7月よりJR東静岡駅前に再び組み立てられた。東海道新幹線の車窓からもその雄姿を確認できた。展示中には東日本大震災が起こるなどの大事件もあったが、2011年3月末をもって終了、解体された。
よみがえるお台場ガンダム
翌2012年、「ダイバーシティ東京」のオープンに合わせてお台場に再びガンダムが帰ってきた。今回はマグネットコーティング後の姿である。
こちらは5年の長きに渡り、お台場を訪れる人々の前に立ち続けた。が、2017年3月をもって展示終了となり、またもラストシューティングの手順を踏んで、惜しまれつつ解体された。
この後
今後は「実物大ガンダムを実際に動かす」というプロジェクトが計画されている。当面は原作さながら、データ取りの為の実験機として活用される模様。
最終的には静岡県内の「バンダイホビーセンター」の敷地内に展示される予定とされている。が、それまでに他の場所に展示する可能性もある。ガンプラの構造を応用しているので、見た目以上に組立・解体は容易らしい。
お台場ガンダムの跡地には新たに実物大のユニコーンガンダムが建設され、2017年9月24日に一般公開された。建築法の関係で完全再現には至らないものの、ユニコーンモードからデストロイモードへの「変身」も再現されている。
関連動画
関連項目
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